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純正ナビ装着車両の救世主「TV-KIT」を新型「プリウス」で試す!「もはや必需品でしょう」【エヌ氏の訪問記】〈PR〉

はやくも新型「プリウス」に「TV-KIT」のラインナップが登場

はやくも新型「プリウス」のデモカーが登場

AMW編集長ニシヤマが話題の業界スポットを訪れ、ここから始まる新たなストーリーに想いを巡らせるショート訪問記。今回はカーエレクトロニクス総合メーカーであるデータシステムの定番製品である「TV-KIT」シリーズに、トヨタ新型「プリウス」用がラインナップされたということを聞き、実際にデモカーでその使い勝手を試してきました。

クルマに合わせて3つのタイプが用意

イマドキのクルマには、新車納車当時からナビが装着されているのは当たり前だろう。だからこそ根強く支持される製品があることをご存知だろうか。それが今回紹介するデータシステムの「TV-KIT」である。簡単にその機能を説明すると、走行中でも純正ナビのナビ操作やテレビ視聴ができるというもの。助手席に同乗者を乗せてロングドライブに出かける人にとっては、ありがたいパーツなのである。

さっそく、新型プリウスに装着された「TV-KIT」を使うべく試乗スタート。「TV-KIT」シリーズには切り替えのスイッチ別に下記の3タイプがある。

切替タイプ
オリジナルのスイッチをダッシュボードなどの運転席周りに装着するタイプ。

・ビルトインタイプ
純正パネルのスイッチホールに合わせたデザインのスイッチを取り付けるタイプ。後付感がなくスッキリまとめられる。

・スマートタイプ
純正ステアリングスイッチを使って操作するタイプ。

新型プリウスには「切替タイプ」と「ビルトインタイプ」のふたつがラインナップされているが、今回試乗したプリウスには、切替タイプのスイッチがスタート/ストップボタンの右下あたりに取り付けられていた。あまり目立つことなく操作しやすい場所にあるので、運転中のブラインド操作も全く問題ない。助手席の同乗者にとっても手が届く場所にあるのが嬉しい。

実際に走行しながら、助手席の同乗者に試しにスイッチのオン/オフを操作してもらい、運転には全く支障がないことを確認。当たり前のことだが、この種の装備は安全・安心して使用でることが前提であるから、念のためのテストである。さらに運転しながら、同乗者にテレビの切替やナビで目的地登録などをしてもらった。ドライバーが運転中にテレビを観たり、ナビの操作を行うことは道路交通法で禁じられているが、同乗者はその限りではない。そしてやはり、同乗者にナビ操作をしてもらうのは大変ありがたいことを痛感した。

ちなみに新型プリウス用には、価格によって「TTV430」系と「TTV437」系のふたつがラインナップされている。違いは、「TTV437」系はTV-KITをオンの状態(テレビ映像を映るようにした場合)でも、自社位置を追従しているという点である。

・適合車種(年式):トヨタ プリウス(R5.1~)
・型式:MXWH60・65(8インチディスプレイオーディオ)
・品番:TTV430(切替タイプ)、TTV430B-D(ビルトインタイプ)
・価格:2万1780円(消費税込)

・適合車種(年式):トヨタ プリウス(R5.1~)
・型式:MXWH60・65(8インチディスプレイオーディオ)
・品番:TTV437(切替タイプ)、TTV437B-D(ビルトインタイプ)
・価格:2万7280円(消費税込)

純正ナビあるある「渋滞中に目的地検索出来ない」

新型プリウスで外苑あたりを試乗しながら、自分の場合、次のようなシーンに「TV-KIT」が重宝するだろうなぁ、と思う。

休日のデイタイム。見晴らしもよく気持ち良いワインディングロードを走行中、ふと目的地を変更しようと思うも、クルマを停車できるような路肩もなく、後続車がいるために一時停止もままならない。もしくは、渋滞している高速道路。クリープで進んでいるようなノロノロの速度。渋滞の高速道路に見切りをつけて目的地を変更したいのに、それもままならず。こんなとき、走行しながら助手席の同乗者が目的地検索してくれたらいいのになぁ……。

平日のデイタイム。信号待ちの時間に目的地検索のために入力の最中、信号が青になったためにブレーキペダルから足を離したために、最後の「検索」をタップできなくて目的地入力ができなかったことが幾度も。クリープ状態でも最後のタップぐらい反応してくれてもいいのになぁ……。

こうしたちょっとした不満を抱いている人は多いはず。それは、クルマが純ICEだろうかハイブリッドだろうがEVだろうが同じ。次ページでは、「TV-KIT」の最新ラインナップを紹介しよう。

マツダ「CX-60」

CX-60は、マツダがラージプラットフォーム戦略のトップバッターとして送り出した意欲作。このCX-60の10.25インチ(または12.3インチ)センターディスプレイ+地上デジタルTVチューナー装着車(PHEVは除く)に適合する「TV-KIT」シリーズがラインナップされた。

走行中でも純正ナビのテレビ視聴やナビ操作が可能に。取り付けはカプラーオンなので、車両側の配線を傷つけることなく取り付けることができるのも嬉しい配慮だ。付属のスイッチでテレビ視聴機能をオン/オフできる切り替えタイプと、ステアリングスイッチでオン/オフできるスマートタイプから選ぶことができる。

・適合車種(年式):マツダ・CX-60(R4.9~)
・型式:KH5P・KH3P・KH3R3P
・品番:UTV440(切替タイプ)、UTV440S(スマートタイプ)
・価格:2万1780円(消費税込)

日産「セレナ」

2022年11月にフルモデルチェンジを果たした日産新型「セレナ」。このセレナ(e-power含む)の「Nissan Connect ナビゲーションシステム12.3インチワイドディスプレイ」を装着している車両に適合する「TV-KIT」シリーズがラインナップされた。ひとりで乗るより、家族揃っての使用が多いことが想定されるセレナだけあって、「TV-KIT」を待望していたオーナーも多いことだろう

走行中でも純正ナビのテレビ視聴ができることはもちろんのこと、独自の技術ノウハウにより、走行中「TV-KIT」をオンにしてテレビ映像が映るようにしてもナビの自社位置に影響を受けることがない。これにより、映像視聴中でも、目的地設定をしてガイドを開始するとルート上の道路状況に合わせた各種運転支援(プロパイロット機能)がそのまま活用できる。こちらもカプラーオンでの装着なので、車両側の配線を傷つけることなく取り付けることが可能だ。

ただし現在、最上位グレード「e-POWER LUXION(ルキシオン)」は、実車確認がまだなので適合外とのこと。実車確認が待たれる。

・適合車種(年式):日産セレナ(R4.12~)
・型式:C28
・品番:NTV439(切替タイプ)
・価格:2万1780円(消費税込)

【詳しくはこちら】

■データシステム
https://www.datasystem.co.jp/

 

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