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愛車の内装をアウトドア活動の傷から守る! 小キズの原因となる泥や砂の侵入を防ぐことが肝心です

荷室全体に厚みのあるシートを敷いておきたい

身近なもので傷や汚れを防ぐことができる

キャンプや釣りなどに出かけるたびに道具を出し入れし、そのうえ泥や砂が車内に舞い込んで、どんなに丁寧に扱っていてもクルマには汚れが蓄積し、知らないうちに小さな傷が生じてしまう。仕方がないとは思うものの、家族やその友だちの送迎が多い人、また、自分以外の家族がインドア派の場合は放っておくわけにはいかない。それに近年増加しているカーシェア派は、内外装を傷つけるのは御法度だ。内装用の保護フィルムを貼る以外に、できるだけ内装を守るにはどうすればいいのだろうか?

荷室全体に厚みのあるシートを敷く

市販の防汚マットでもいいし、キャンプで使うラグやブランケット、プラダンでいいので荷室全体に少し厚みのあるシートを敷き詰める。こうしておけば荷物を置くときの擦れを低減できるし、汚れが付着しづらくなる。ただし、シートと荷室の床の間に小石などが挟まっていると、それが原因で傷がつく。敷く前にキレイであることを確認しておこう。

荷室の入り口も古いタオルでカバー

重い荷物を積載する際、いったん荷室の入り口付近に置くことが多い。重いモノをこすったりうっかりモノを落としたりして傷をつけやすいので、使い古したタオルでリアバンパーを大きくカバー。車中泊のように頻繁に後部から出入りするようなら、毛皮やラグを使えば傷を防げるうえ、雰囲気がよくなる。

外側はソフトケース、内側にハードケース

荷室にシートを敷いて床を保護しても、側面の壁やシートの背もたれ部分の樹脂はむき出しのまま。ここが硬いモノで擦られると白い傷跡となる。背もたれや荷室側面に硬い道具が触れないよう、着替えを詰めたトートバッグやクローズドセルマット、ソフトケースなど、金属パーツのないやわらかなモノを置いて傷防止。

柔軟性があるものなら壁面の形にフィットし、デッドスペースを生みにくいのもメリットだ。ただし、ダウン製品をそのまま押し込むとダウン製品側が傷つく危険がある。収納袋が引っかかるだけならいいが、本体まで破れるとやっかいなので丈夫な袋にまとめて対策を。

荷物をしっかり固定する

山道で積み込んだ荷物が崩れると、内装が傷つくばかりか非常に危険。荷崩れしないように積んだら、シートやネットをかけて荷物が動きにくいようにしておきたい。また、カスタム派に人気なのが天井&壁面収納だ。ハンギングロープやマグネットを使って小物を吊るす、バーとワイヤーネットを使ってラックを作るなどいろいろな工夫が見られるが、内装のライニングは軽くても硬いモノでこすられると傷がつくし、毛羽立ちの原因となる。

ライニングの傷や毛羽立ちがイヤなら、天井収納に無理矢理詰め込むのはNG。ゆったり気味に載せて、飛び出し防止のために荷物をベルトなどで棚板に固定したい。壁面収納でも吊るしたモノが動かないようしっかり固定させておこう。

靴も道具もできるだけ汚れを落とす

車内の樹脂部分やサイドドアのステップ部分の擦り傷は、泥や砂が原因のひとつ。完全に傷を予防するのは無理だが、座席に持ち込むバッグはできるだけ汚れが付着しないよう地面に直置きせず、ブラシなどで汚れを払い落としてから積み込む。荷室に積み込む道具も同様だ。エアマット用に小型の電動ポンプを持っている人は、空気の力で吹き飛ばすのも手。靴底やパンツの裾に入り込んだ汚れも落とせるだけ落としてから乗り込もう。

シートバックポケットで背もたれの汚れを予防

子どもはジッとしていられず、足をバタバタさせるもの。前席の背もたれに足があたり、これが原因で汚れと傷ができるので靴を脱がすか、市販のキックガードやシートバックポケットで防御する。ただし、シートバックポケットの中に入っている小物を取り出して散らかすこともあるので、中に入れるモノはティッシュなど厳選しよう。

子育て世代とペットキャンパーは防水シートがマストアイテム

ファミリーキャンプなど小さな子との移動では、おやつを食べこぼしたり、乗り込むときに土足でシートの上に立ちあがったり、おもらしなどで後部座席にシミができやすい。それがイヤならあらかじめ防水シートをかけておいて座席を守ろう。

もちろんフタをしたままストローを使える水筒など、中身がこぼれないようにすることも大切。防水シートはペットの抜け毛が座席に付着するのを防げるし、散歩後でほこりまみれになったペットを載せても安心だ。水濡れが気になる釣りやスキー、サーフィンでも活躍する。

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