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楽プラに「はたらく車」の「クラウンパトカー」に「救急車」さらに新旧「カウンタック」も登場! 青島文化教材社ブースが熱かった!!

1/32スケール ランボルギーニ カウンタックLP400

これからプラモデルを始めたい人に朗報!

「第61回 全日本模型ホビーショー」が2023年9月29日〜10月1日まで東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された。会場では静岡ホビーショーに続き、クルマ好きには見逃せない魅力的な商品を展示していた。今回は青島文化教材社ブースを紹介する。

楽プラに「はらたく車」が登場!

ブースを訪れて、毎回圧倒されるのがズラリと並べられているTHE SNAP KITと呼ばれる1/32スケールのお手軽シリーズ。パッケージにも初心者マークをつけて“楽プラ”とアピールしている同製品は、着色済みのボディで塗装不要、はめ込み式の採用で接着剤も不要、そしてお手ごろ価格というのがポイントだ。

今回あらたに発表されたのが、スナップキットシリーズ初のはたらく車シリーズだ。その第1弾は、トヨタ「クラウンパトロールカー」となる。商品の特徴は、ボディ下部の黒部分は別パーツにて再現し、ローダウン仕様にも組み立てが可能である点だ。塗り分けが必要な部分についてはシールを使用するとのこと。

第2弾はトヨタ「ハイメディック救急車」で、パトカー同様に塗り分けが必要な部分についてはシールにて再現される。第3弾はスバル「サンバートラック」を予定している。こちらは、WRブルーリミテッド、フロストホワイト、スターリングシルバーメタリックの3色を展開予定とのこと。リフトアップ仕様にも組み立てが可能だ。いずれも2024年の発売を目指して開発中である。

2023年12月発売予定のランボルギーニ「カウンタックLP400」と「LPI800-4」は、ほぼ完成品が展示さていた。あの頃作ったけど、老眼で……と心配な方にも楽プラはオススメの商品。実際購入者は、子どもよりも大人の方が多いと広報スタッフが話していた。はめ込み式でしょ? とは思えぬクオリティの高さに注目だ。

本格的なプラモを始める前にオススメの新シリーズ

スナップキットから次のステップに進みたい……けれどもいきなり1/24スケールに手を出すのは……と思っている方に朗報なのが、新製品の「ザ☆スナップカー」シリーズだ。塗装済み(色分け成型&シールによる塗装不要)、接着剤不要とここまではスナップキットと同じだが、パーツ点数を増やしたことで作り込み度をプラスした製品となっている。

車種は、第1弾が日産「スカイライン2000GT-R」(KPGC10/1970年モデル)、第2弾が日産「GT-R NISMO」(2022年モデル)、第3弾がスズキ「ジムニー」(2018年モデル)と発売される予定だ。車種については今後スナップキット同様に増えていくという。

青島文化教材社の冨永さんに同製品について伺うと次のようにコメントしてくれた。

「スナップキットのコンセプトですが、自分で色を塗って接着剤を使う従来のプラモデルが出しにくくなりました。そこで思いついたのが、弊社で出している本格的なプラモデルと同じサイズの1/24スケールで、塗装・接着剤が不要なキットを作ろうというものです。まずはお手軽な1/32スケールで作る楽しさを体感していただき、次に塗装・接着剤不要な1/24スケール。慣れてきたら塗装と接着剤を使用した本格的な1/24スケールに、というようなステップアップ方式を取り入れてみました」

ボディカラーも各車種に3色ずつ用意し、第1弾のスカイライン2000GT-Rはシルバー、ホワイト、レッド、第2弾のGT-R NISMOには、ブリリアントホワイトパール、アルティメイトメタルシルバー、バイブラントレッド、第3弾のジムニーにはジャングルグリーン、キネティックイエロー、シフォンアイボリーメタリックを設定している。

「価格はなんとか抑えられるように無駄を省いて、調整中です」(冨永さん)

2024年の発売を目標に開発中だ。今後の展開に期待したい。

人気のGR86と180SXがモデル化

自分ですべてをプロデュースする1/24スケールのザ☆モデルカーシリーズには、完全新規金型でトヨタ「GR86」と日産「180SX」がリリースされた。

2021年に登場したGR86は、ノーマルとローダウンの2種類の車高から選んで組み立てることが可能。FA24エンジンを完全再現しているのもポイントだ。また、テールライトはクリア/クリアレッドの2色で成型されている。

いっぽう、日産180SXは1996年の後期型をモデル化。ヘッドライトは開閉状態を選択して組み立て可能となっており、ノーマルとローダウンの2種類の車高から選んで組み立てられる。当時のメーカー純正オプションパーツである大型フロントプロテクター、リアアンダースポイラーを装着したTYPE Xを再現。こちらも鋭意開発進行中とのことなので楽しみだ。

ほかにも、ムービーメーカーシリーズに完全新規金型として1/24スケール バック・トゥ・ザ・フューチャーPart I タイムマシンの詳細も明らかになった。会場には実車のデロリアンも展示していた。

製品はガルウイングドアの開閉可能で塗装を考慮して部品を分割にしている。総パーツ点数は200以上と気合の入ったモデルは、過去に販売されていた製品よりも再現度が高くなっているので気になる方は手にとってほしい。価格は未定だが、2024年発売予定だ。

また2023年8月から再販を行っているトラック野郎一番星号やザ☆デコトラシリーズにも今後力を入れていく。

来年は自動車系のアイテムを多くリリースしていきたいと広報がコメントしていた。どんな製品が登場するのか? 今から楽しみで仕方がない。

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