午前10時までの朝定食は安くて美味しくてお得すぎ!
ドライブの際に立ち寄る高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア (PA)。民営化以降、サービスが向上し、その土地の名産品も食べられるようになっています。この“SPめし”では、全国の高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを廻ってオススメのご飯を紹介しています。今回は中央自動車道下り・境川PAのごはんを紹介します。
無造作に置かれた炊飯器でご飯はおかわりできる
今回は中央自動車道下りの山梨県の甲府盆地の入口に位置する境川PA下りに訪れた。取材した日は土曜日ということもあり、小仏トンネルから三鷹料金所まで30kmの渋滞となかなか痺れる(お盆中は45kmになったとか)。
渋滞の影響もあり、SA/PAには続々と休憩を取るためにクルマが吸い寄せられて入口は渋滞していた。しかし入口がややわかりにくいせいか、目的とした境川PA下りの駐車場は空いていてラクラク停めることができた。
店舗外観はコンビニエンスストアしかないように見えるが、奥にフードコートの境川食堂がある。この食堂の営業時間は朝7時~夜7時まで。そして朝10時まではリーズナブルな朝定食が4種類、なかでもザ日本の朝食といえる焼鮭と生卵、ご飯そしてお味噌汁の朝定食Bは630円。しかもご飯は大盛り無料だ。
さらに、境川食堂では丼やカレーを除く定食メニューはご飯のおかわり無料で、置いてある炊飯器から自分で食べられる量をおかわりできるサービスを実施している。さらに調味料BARとして様々な調味料が置かれており、自分好みの味変を楽しめるのも良い。
そんな境川食堂で食べたのは、ご当地メシと書かれた「境川おふくろ定食」930円。1日寝かせて中までしっかりと味のしみこんだ豚肉と大根。そして小鉢とご飯、みそ汁のセットだ。分厚い豚バラ肉の煮豚2個が皿に盛られて、まさに飲めるお肉。噛む必要がないほどやわらかい。またしっかりとした大根もホクホクしていて非常においしい。
3時間前に軽く食事をしたにも関わらず、サクッとご飯2杯食べられるほどオイシイ。また季節限定メニューの冷やしめかぶそばも暑い時期にサラッと食べられるのでオススメ。
境川PA下りには旅の途中でワンちゃんもリラックスできるドッグランや屋外にテラス席も用意されているので、ペット連れの人にもオススメで、渋滞に疲れた人とペットにとてオアシスといえる。
