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“男子禁制”“一般見学不可”のGirl’s Car Collectionに潜入!女性オーナーのクルマ選びが多彩すぎて面白い

恒例となっている、レッドカーペットのランウェイで行われる写真撮影

女性のためのカーイベントが2025年も開催

2025年11月22日、女性オーナーが主役になれるカーイベント「ガールズ・カー・コレクション(GCC)」が、東京・秋葉原UDX地下駐車場で開催されました。2017年から続くこのイベントは、女性が安心して参加できる場をつくることを目的に企画されています。そんな“女性だけの特別な1日”を体感するため、多くのオーナーが全国から集まったイベントをレポートします。

ランウェイで参加者全員が主役!プロのヘヤメイクも付く

さまざまなクルマのイベントを取材すると、女性オーナーの数が以前よりも増えていると感じる。しかし、やはり男性がメインであることには変わりない。そんななか、2017年から開催されている「ガールズ・カー・コレクション(GCC)」は、女性が輝けるカーイベントとして毎年楽しみにしているオーナーがいる。そのため、例年イベントのエントリーの受け付けが開始されると、あっという間に枠が埋まってしまう。

基本は年1回の開催であるGCCだが、2025年は11月7日に東京ビックサイトの駐車場でジャパンモビリティショーとのコラボイベントも開催。同月に2回という変則的な開催となったにもかかわらず、秋葉原UDXの会場には30台以上の女性オーナー車が集まった。

GCCでは女性オーナーに安心して楽しんでもらうため一般見学は不可とし、オーナー以外は同乗者のみが参加可能となっている。そのため恒例となる、レッドカーペット・ランウェイでの愛車紹介と写真撮影は和やかに進行した。

このランウェイは、イベントのハイライトでありオーナー1人ひとりが輝く舞台となる。希望者にはプロによるヘアメイクが提供されるなど、女性オーナーならではのホスピタリティが用意されている。そのほかにも賞品が当たる抽選会やアワードの表彰式、じゃんけん大会、さらに2025年は事前エントリーでの三輪車レースなども行われた。

1日を通してイベントを楽しめるのも、主催者のNAOさんを始めとする、スタッフの方の心遣いがあってこそだろう。ちなみに毎回、参加者にはドレスコードが伝えられるが、今回は“派手な靴”となっていた。

集まったクルマはバラエティ豊か

一般見学は不可ということで、女性オーナーがどんなクルマに乗っているかに興味が沸くところだろう。その一部は今後詳しく紹介するので楽しみにしてほしい。全体的には、スポーティなモデルが多いが、ほぼノージャンルといっていいほどバラエティに富んでいた。カスタムに関しても方向性はさまざまで、ひと言、クルマにかける愛情にさまざまなかたちがあるのは、性別を問わないということだ。

毎回、参加者の投票で決まるグランプリには、エンジェルさんのキャデラック「デヴィル」が決定した。その受賞者と各賞の受賞者を前列にした集合写真撮影で、2025年のGCCは終了した。

いつもなら「2026年は?」と話が続くところだが、これまで山梨などの例外はあったものの、GCCのホームは秋葉原UDXの駐車場。ところが駐車場自体のリニューアルもあり、秋葉原UDXでの開催は今のところ、今回で最後とのことだ。2026年はどの場所で、どのようなGCCが開催されるのか、それもまた楽しみである。

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