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究極の「ARTA GT」から伝説の「ガライヤ」まで!オートバックスが魅せたサウンドカスタムにも注目

大阪オートメッセ2026のオートバックスブース大阪オートメッセ2026のオートバックスブース

オートバックスブースで見えた「カスタムの多様性」

2026年2月13日〜15日、大阪市のインテックス大阪で開催中の「大阪オートメッセ2026」。オートバックスブースでは、限定20台の究極のコンプリートキット『ARTA GT FL5』や伝説の『ガライヤ』のレストア車が並び、多くのファンを魅了しました。なかでも今回注目すべきは、スーパーオートバックス各店が手がけたオーディオに特化したデモカーです。ヤマハの新技術を投入したボルボなど、なぜ今「オーディオ」が熱いのか? 会場でしか味わえない究極の音質と、店舗ごとの個性が光るカスタマイズの深淵を詳しくレポートします。

ARTAの究極コンプリートキットと伝説のミッドシップ

関東、浜松、名古屋、神戸などスーパーオートバックス各店が制作した車両が勢ぞろいした、大阪オートメッセのオートバックスブース。

「ARTAのレースマシンを公道へ」をテーマに、鈴木亜久里、土屋圭市、野尻智紀といったドライバーが開発に参加した、20台限定の究極のカスタムカー、「ARTA GT FL5 コンプリートキット」(新規の商談受付は終了)を筆頭に、2002年に登場したミッドシップスポーツカー、ASL・ガライヤのフルレストアモデルなども展示され、多くの来場者でにぎわっていた。(ガライヤは車検を取得しており、公道走行可能。今後、イベントなどで走る機会も増えるはずだ)。

名古屋ベイが提案するハイエンドな「サウンド」の切り口

そんななか、特筆したいのは、スーパーオートバックスNAGOYABAYのWRX S4とボルボXC90だ。この2台はオーディオをメインとしたデモカーである。

担当者は次のように語ってくれた。

「ここ最近、オートメッセなどの自動車ショーで、オーディオ関係の出展が縮小していましたが、オートバックスとしては、オーディオもカスタムカーを楽しむひとつの切り口として、このWRXとXC90を持ってきました」

WRXはオートバックスグループでNAGOYABAYのみで取り扱っている、パイオニアのハイエンド・スピーカー、TS-Z1GRを使った3ウェイスピーカーとトランクのサブウーファーでいい音を追求。Adoや米津玄師などクリアな楽曲で、パーッと抜ける音だと、とくにきれいなサウンドが楽しめる。

 

ヤマハの新技術を投入したスピーカーを搭載するボルボXC90の衝撃

もう1台のXC90はYAMAHAとのコラボレーションモデル。YAMAHAは高音域を担当するトゥイーターと、低音域のウーファーの振動板の素材「ザイロン」(エンジニアリングプラスチックの一種)で統一。

「楽器のヤマハ」のこだわりで、ひとつの楽器を2個のスピーカーで再生したときに、ちゃんとひとつに聞こえる新技術を取り入れた。さらにアイソレーション(分離、独立の意)フレーム構造をウーファーに投入。スピーカーにバネ構造をつけて、振動をインナーパネルに伝えない仕組みを導入している。

これにより、従来のようにおもりをつけたり制振材などを用いずに、非常にクリアな低音域を実現することに成功した。デュア・リパのディスコ調のポップス、『Don’t Start Now』などズンズン響く音楽でも、まったくビビらず、引き締まった低音が聞こえ、音の違いが明らかだった。これらのトゥイーター、ウーファーなどはオートバックスとYAMAHAの協業で、今後も開発を続けていく予定らしい。

大阪オートメッセ限定の展示が教えてくれるもの

大阪オートメッセのオートバックスブースでは、両デモカーで試聴可能で、音の違いを体感し、感心している来場者も多かった。

ちなみにスーパーオートバックスNAGOYABAYのWRX S4と、スーパーオートバックスSUNSHINE KOBEのGR86は、東京オートサロンでは展示がなく、大阪オートメッセのみの展示だ。オートバックスの各店舗で行っているカスタムを幅広く知ることができるという意味でも、興味深い出展だったといえるだろう。

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