東西分割時代の「東ドイツ」が残る街と
シュコダ製VWモデルを愛する市民たち
友人夫妻のお誘いで、真冬のケムニッツへ一泊二日の旅に出たドイツ在住モータージャーナリストの池ノ内みどりさん。アウトバーンで年に何度も通るのでケムニッツの街の名前は知っていたものの、ドイツにいながらも訪れるのは初めてのことでした。ケムニッツはドイツ中央部東側、チェコ国境に近い小さな街並みをちょっと散策してみました。
趣のある古い教会や市庁舎が立ち並ぶ
街の中心部はトラムとバス利用が便利
クリスマスマーケットは、地方によっては1月6日の公現祭辺りまで開催していたりします。この日はその期間も過ぎてましたが、まだ片付けの途中だったようで残っていた飾り付けでその雰囲気を少しだけ味わうことができました。
ケムニッツの中心部は趣のある古い教会や建物、市庁舎が並ぶ一方で、近代的なショッピングモール、そして路面電車とバスターミナルがあります。ひっきりなしに路面電車とバスが行き交い、生活はもちろん、観光にもとても便利そうだな、と感じました。
一通り友人夫妻に街散歩で案内してもらい、彼らの行きつけのイスラエルのカフェへ。店主のイスラエル人女性が、ケムニッツやその近郊のイスラエル人女性たちを雇用して開いたカフェとあり、軽食やケーキ類は本場イスラエル仕込みのレシピだそうです。私はカフェオレとオレンジ生クリームケーキを頼みました。生クリームがどっさり載っていますが、オレンジピールが入って爽やかで甘さは控えめだったので、大きなケーキでしたがペロリと完食できました。
ドイツ市民の間ではVWグループの
シュコダ製モデルが裏番長で大人気
以前、ここの友人はBMWの7シリーズを乗り継いでいましたが、ここ数年はジャガーを何台か乗り継いでいると言います。BMWよりも装備満載ながら、価格は抑えられていると教えてくれましたが、私はてっきりジャガーの方が随分とお高いのかと勘違いしていました。
しかし、彼はもうこれが最後のジャガーだと言います。EVファンではない友人夫妻には、EVジャガーを購入する選択肢はないようです。現在のSUVを大事に乗り、次はシュコダの購入を考えているそうです。シュコダはフォルクスワーゲングループ傘下とあり、エンジンやクオリティはVWと同様ながら、価格は2割ほど安くお買い得で、モデルによっては法人リースにメリットがある価格帯だそうです。ドイツでは非常に人気のメーカーでもあります。
お天気に非常に恵まれたこの日。美しい夕陽に向かって自宅のあるミュンヘンまでレンタカーのアウディA3で戻りました。レンタカーは運転に慣れてきた頃に返却しなければならないのがいつも残念なところです。
冬場にレンタカーを借りる際の教訓です! ウォッシャー液が入っているか、出発前に確認するべきだと気付きました。前回のレンタカーに続き今回もウォッシャー液がカラという悲劇で、フロントガラスは融雪剤で真っ白になり見にくいこと見にくいこと。何度かガソリンスタンドで窓拭き用の水とワイパーを借りて乗り切りましたが、その窓拭き用の水が入ったバケツは給油塔の横に置いてある場合が多く、凍って使用できないことも多いのがドイツらしいところかもしれません。
