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トヨタ「クラウン セダン」を上品な現代版VIP仕様へとカスタムする! トムスが手がけた大人のスタイル

トヨタ×トムスが魅せた“クラウンセダンの新境地”

AICHI SKY EXPOで開催された「オートメッセ in 愛知」にて、トヨタとTOM’S(トムス)が共同製作した特別なトヨタ「クラウン セダン」が登場しました。「レクサスLC」流用ホイールや本物の杉材、人工水晶を採用した内装など、従来のカスタムカーの枠を超えた仕上がりは必見です。さらに市販化も視野に入れているという注目の2台を詳しく紹介します。

市販化も視野に入れた注目コンセプトカーを徹底解説!

5月16日から17日にかけてAICHI SKY EXPOで開催された「オートメッセ in 愛知」。会場で大きな注目を集めていたのが、トヨタとTOM’S(トムス)が共同出展した特別なトヨタ「クラウン セダン」のコンセプトカーだ。

今回展示されたのは、“革新と挑戦”を掲げるトヨタ「クラウン」と、“伝統と革新”を掲げるトムス、それぞれの哲学を色濃く落とし込んだ2台の特別仕様車。単なるショーカーに留まらず、市販化も視野に入れて開発されているという点でも注目度は高い。

SUV人気の高まりによって縮小傾向にあるセダン市場。しかし今回の展示からは、「セダンだからこそ表現できるカスタムの魅力」を改めて発信したいという、メーカー側の強いメッセージが感じられた。

トヨタモデルは“工芸品レベル”の仕上がり

まず目を引くのが、トヨタが手掛けた「クラウン セダン」のコンセプトモデルだ。

ボディカラーには、3M製ラッピングフィルムによる特別色「ゴールドダストブラック」を採用。ブラックの中にほんのりとゴールドが浮かび上がる妖艶な色味で、プレミアムセダンらしい上質感と存在感を放っている。

さらに車高調キットによって約35mmローダウンされ、重厚感とスポーティさを両立。装着されるエアロパーツはすべてトムス製で統一されている。

また、ボンネットフードのクラウンエンブレムにはLEDによる発光ギミックを採用。エンブレム自体が光を放つことで先進感と高級感を演出しているほか、ボンネットとの段差を極限まで抑えたシームレスな仕上げも素晴らしかった。

レクサスLC純正ホイールを流用した衝撃カスタム

このクルマ最大の見どころとも言えるのが足元だ。今回のコンセプトカーには、なんと「レクサスLC」の純正用品ホイールをベースにした21インチホイールを装着。現行のトヨタ「クラウン セダン」では20インチが最大設定となるだけに、メーカー直系ならではの大胆なカスタムと言える。

もちろん、単なる流用では終わらない。

ボディカラーとの統一感を追求し、ホイールは特別な“ピンクブロンズ”へと再塗装。ブラックボディに鈍く輝くブロンズカラーが絶妙なアクセントとなり、圧倒的な存在感を放っている。

さらにセンターキャップには「クラウン純正パーツ」を加工流用。まるで最初から純正採用されていたかのような完成度を実現している点も見逃せない。

本物の杉材と人工水晶を採用した内装が凄い

インテリアへのこだわりも圧巻だ。

通常であれば木目調パネルが使用される箇所には、実際の「杉の間伐材」を採用。スライスした杉材にブロンズ塗装を施すことで、エクステリアとの統一感を高めている。使用箇所はフロントインパネ、センターコンソール、ドアトリムなど広範囲に及び、室内全体をまるで高級家具のような空間へと導く。外装イメージとしっかりシンクロした、上質かつ温かみのあるインテリアに仕立てられていた。また、間伐材を活用することで環境負荷低減にも配慮している点は、現代のラグジュアリーカーとして非常に興味深いポイントだ。

そして最大の注目ポイントがシフトノブ。東海理化が手掛けた“人工水晶”が埋め込まれており、北海道・室蘭で生成された原石を精密加工。高い透明度を誇る人工水晶が、車内で宝石のような輝きを放っていた。実車を前にすると、その存在感は写真以上。まさに“工芸品レベル”と呼ぶに相応しい完成度だった。

トムス仕様は“現代版VIPセダン”

一方、トムスが手掛けたトヨタ「クラウン セダン」は、かつて一世を風靡した「VIPカスタム」を現代的に再解釈した1台となっている。近年のカスタムシーンでは、過激なローダウンや強いキャンバー仕様も少なくない。しかし今回のトムス仕様は、あくまで“上品さ”を重視したスタイルが特徴だ。

車高調によって約30mmローダウンされ、純正の美しいボディラインを活かした大人のVIPカスタムを構築。フロントスポイラー、サイドスカート、リアアンダー、トランクスポイラーも装着されているが、主張しすぎず、“品格”を高める方向性でまとめられているのが印象的だった。なお、現在装着されているエアロパーツは3Dプリンターによる試作品とのことで、市販化へ向けた最終調整が進められているという。

足元には21インチホイールを装着。リム幅は9Jとなる。さらにトムス特注センターキャップも採用され、細部まで世界観を徹底的に作り込んでいる。ブレーキシステムには、トムス×ブレンボによる6ポットキャリパーとドリルドローターをインストール。VIPカスタムでありながら、スポーツセダンとしての高性能感もしっかり演出されていた。

クラウンが再び“セダン文化”を盛り上げる!

SUV人気によって縮小傾向にあるセダン市場。しかし今回のトヨタ×トムス共同展示からは、「セダンのカスタムにはまだ大きな可能性がある」という強いメッセージが伝わってきた。

革新的な素材使いと高級感を追求したトヨタ仕様。そして現代VIPカスタムを提案するトムス仕様。

どちらのモデルも完成度は非常に高く、今後の市販化展開にも期待せずにはいられない。「クラウン セダン」が再びカスタムシーンを盛り上げる存在となるのか…。今後の動向に注目したい。

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