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セレブはもちろん世界で戦うアスリートも御用達…一度は訪れたい「真に整う」ウェルネスリゾートとは

Chiva-Som(チバソム)はタイ副首相、大手銀行の頭取も務めた創設者の別荘地であったビーチフロントの広大な敷地跡に建つ。名前御意味はタイ語で「くつろぎの隠れ家」だ。

世界のトップアスリートやセレブリティ御用達
ウェルネスをテーマにしたディスティネーション・スパ

顧客リストにテニス界の女王、ウィリアムズ・セリーナやサッカーのデビッド・ベッカムなど錚々たるアスリートや世界のセレブリティたちの名をも連ねるリゾートがあるのをご存知だろうか。タイの「Chiva-Som(チバソム)」だ。リゾートといっても、ただ時を忘れてのんびりと過ごす場所ではない。もちろんそう過ごすこともできる。が、ここは人それぞれが求める健康の目的達成を優雅に心地よくサポートするディスティネーション・スパだ。

スパランキングで常に上位に入り続ける
ウェルネスリゾートのパイオニア

チバソムの開業は1995年。いまでこそウェルネスを謳うリゾートはあまたあるが、早くからからウェルネスをテーマにしたパイオニア的存在だ。しかし、常にアップデートに余念はなく、2019年には4年間をかけた大きなリノベーションも行われ、客室をはじめフィットネスやトリートメントの各施設や設備も大幅にアップデート。より現代的な仕様となり、いまなお『コンデナスト・トラベラー』といった有名誌が選ぶスパランキングで常に上位に入り続けている。

その魅力は、まず所在する場所が挙げられるだろう。バンコクの南西約200kmに位置するタイランド湾に面したホアヒンという街にチバソムはある。ホアヒンはタイ王室の保養地ひとつで、タイの伝統様式美を誇る最古の鉄道駅やいまなお王室が静養する別荘が置かれている格調高き街だ。ビーチは海も穏やかなら、エンジン付きのアクティビティが禁止されるなど実に静かで落ち着きがある。湾を挟んで遠い対岸にある賑わいのリゾート、パタヤとは対極だ。

このロイヤルな地にあって、ひと際心落ち着く時間が流れているのがチバソムである。ここは海辺に臨み、周囲を緑が豊かに囲むまさに別天地。その中にコロニアル調の優美な建物とタイの伝統的な建築様式を取り入れたパビリオン(ヴィラ)が立ち並ぶ。伝統と格式ある美しさを備えた異国情緒満点のリゾートだ。

プログラムは200種以上。ゲノム遺伝子検査も対応
極上のおもてなしで快適にウェルネス体験

チバソムを訪れる最大の魅力は、「スパ」「フィットネス」「理学療法」「ホリスティックヘルス」「栄養管理(食事)」「美容医療」という6つの視点で、ゲスト一人一人に合わせた最適なウェルネス体験を提供していることだ。ゲストが求める健康のゴールはどんなことでも対応していると言っても過言ではなく、例えば、疲れが取れない、よく眠れないといった不定愁訴(ふていしゅうそ)はもちろん、心の不安や疲れのケア、何kg減量したいといったダイエット、そして美容のケアにがんから回復、または寛解期のゲストのケアまで、多岐にわたる。その目的を達成するための最新鋭の施設、そしてマッサージからビーチトレッキングといったエクササイズまで200種以上のプログラムが用意されている。

また、遺伝情報を読み解き、一人一人異なる遺伝的な特質に応じて、ライフスタイル、環境因子、食習慣が与え得る影響を明らかにするゲノム遺伝子検査など最新鋭のサービスも提供するなど、他の追随を許さないほど進化している。こうした健康管理やリセットする優れたサービスが整っているが、あらためていうがここは病院ではない。世界屈指のラグジュアリー・ウェルネスリゾートである。このあまりに優雅な世界に、自身の健康増進や向上へと導く先端のプログラムが用意されているからこそ、世界のトップクラスの人々が集うのだろう。

加えて、「人が“健康”を変えるためには、心と体と精神に、等しく注意を払わなくてはならない」という考えのもと、高い専門性とホスピタリティを備えたスタッフが、個々の目的に寄り添うサービスと温かなおもてなしを提供していることも、大きな特徴といえるだろう。実際、セラピストやトレーナーをはじめスタッフたちも、ウェルネスの知識や経験が非常に高い。

それに訪れて驚いたのは滞在してすぐに、出会うスタッフが名前で呼びかけてくれるシーンが幾度もあったことだ。チェックイン時に撮影があるのだが、なんのために? と思っていたら、応対するスタッフ全員に写真と名前が共有されているのだという。タイは微笑みの国というキャッチフレーズがあるようにホテルやリゾートのホスピタリティの高さにいつも感心するが、チバソムのスタッフの温かいホスピタリティは群を抜いて心地よい。

心身の状態をコンサルテーション
一人一人にあった過ごし方を提供

ではゲストはどのようにして過ごすのかをご紹介したい。水を湛えた庭園に面する開放的なロビーでまずはチェックイン。その際にスマートフォンからPC、デジタルカメラまですべての電子機器を客室以外で使用しない、という誓約書にサインが求められる。

これは他のゲストのプライバシーへの配慮もあるだろうが、デジタルデトックスを考えてのこと。せっかくの滞在なのに、と抵抗感を感じるかもしれない。だが、これは後になって感じることだが、常に何かとつながっている状態やSNSのために撮っておきたいという、どこか心忙しい状態から解放されることにもつながるせいか、いつしか心が軽やかになっていることを感じる。

さて、チェックイン後は、滞在中のプログラムやアクティビティの起点になるスパレセプションからコンサルテーションルームに移動。自分の体質や現在の健康状態、病歴や使用している薬やなどの詳細な事前のアンケートを元にした、専門スタッフによる問診が行われる(英語で会話できればベストだが、話せなくても心配なし。無料で通訳の手配もしてくれる)。それをもとに目標を設定し、ゲストの目標を踏まえたプログラムを作成。一日一日の過ごし方=リトリート・プログラムが組まれる。もちろん内容の変更も可能だ。

優美な離宮のような佇まいの中に潜む
最先端の設備と優雅なサービス

豊かな自然の中にコロニアル調の建物やエキゾチックな伝統様式のパビリオンが立ち並ぶ空間は静かで優美。和洋折衷ならぬ亜(アジア)洋折衷? かつてあったであろうタイや東南アジアの離宮にいるかのような雰囲気の中に、クリーンなスパやインドアプール、最先端の機器を備えたジムなどが隠れるように点在している。敷地内を歩くとほかにも開放的なあずまやとでもいおうか、Yoga Sala(ヨガサラ)やThai Chi(太極拳)、タイマッサージ用のパビリオンもあって、心地よく様々なアクティビティが楽しめるよう工夫が凝らされているのがわかる。塩水のプールに浮かびながら指圧を受ける「ワッツ」という施術など、世界的にも珍しい施設やメニューがあるのも特徴だ。

ストイックな粗食にあらず
おいしさを追求した食事メニュー

チバソムは宿泊代に食事代や飲料代も含まれたオールインクルーシブ。6つの視点のひとつ「栄養管理(食事)」の面から、朝昼晩の3食は基本的にリゾート内のレストランでとることになる。メインダイニングはアウトドアプールサイドにあり、朝と昼はビュッフェスタイルで、夕食はアラカルト。ビーチフロントの席もあり、朝には心地よく、夕闇が迫るころにはロマンティックな食事のひと時が堪能できる。

料理は体質改善や健康促進に重きが置かれ、グルテンフリー、ヴィーガン、ローフードさらにラクトフリーなどさまざまなアレルギーや食事療法に対応している。そう聞くととてもストイックな粗食を連想しがちだが、決してそうではない。歴代シェフが工夫し作り上げてきたスパ・キュイジーヌの数々は、健康的でありながら実においしく、見た目にも美しい。

また、長期滞在し体質改善や健康増進を図るゲストが多いことから、例えば週末にはプールサイドでBBQスタイルの食事も用意するなどゲストを楽しませる工夫も盛りだくさんだ。なお、アルコールは夕食時のみオーガニックワインが有料でオーダーできる。

楽しみながら健康にフォーカス
人生を楽しい方向へと導いてくれる場所

宿泊施設、ダイニングもそしてプログラムといったチバソムの数々のサービスは、すべて「体」「心」「魂」が良好な状態になることを目指して高度に作られている。しかも、滞在中に「即効的な効果を得る」「その効果を滞在後のライフスタイルに生かす」「滞在を心ゆくまで楽しむ」を実現するサービスを提供している。

日常生活では、忙しかったりモチベーションがあがらなかったり、目の前の欲望に負けてしまったりと、せっかく掲げた健康目標も持続しなかったりしがちなもの。だが、ここに滞在すれば、そのヒントを、糸口をきっと見つけることができるし、実際に効果を体感できるはず。酒を飲みおいしい逸品を喰らう日々は確かに魅力だが、そのいく日か分をこのリゾートで過ごす時間に費やしてみることは、きっと人生に大きな価値をもたらすに違いない。

■information
Chiva-Som
チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート
所在地:73/4 Petchkasem Road. Hua Hin,Prachuap Khiri Khan,77110,Thailand
www.chivasom.com

●日本での問い合わせ先:チバソム・コンシュマーサービス TEL:03-3403-5355

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