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GR86/BRZ Cupレースはトークショーやサイン会を実施してファンとの交流を重視

栃木スバルレーシングのメカニックとドライバー3人による集合写真。栃木スバルレーシングの奥本選手は緊張気味

国内トッププロドライバーと気軽に話しができるチャンス!

開催から12年が経ち、いまなお盛り上がりを見せるTOYOTA GAZOO Racing(TGR) GR86/BRZ Cup。さらなるファン獲得に向けてサーキット内外でさまざまなイベントを行われています。2025年5月25日、栃木県宇都宮市にある栃木スバル自動車では「GR86/BRZ CUP 2025 TALK SHOW」を開催。そのレポートをお届けします。

全国各地で全7戦が開催されている

先代のトヨタ「86(ZN6)」とスバル「BRZ(ZC6)」を使用したワンメイクレースは、2013年から2021年までの9年間開催されました。2022年からは、マシンが現行のトヨタGR86(ZN8型)とスバルBRZ(ZD8型)に変更され、2022年からTGR GR86/BRZ Cupへと名称も変わりました。

ジェントルマンドライバーやアマチュアドライバーが参戦するクラブマンクラスと、スーパーGTなどで活躍するプロドライバーが戦うプロフェッショナルクラスのふたつに分かれています。

クラブマンクラスは参戦費用を抑えるために、タイヤやサスペンションなどは指定部品を使用。一方、プロフェッショナルクラスではタイヤはもちろん、ホイールやブレーキパッド、サスペンションなどが、認定を受けたパーツなら交換が可能です。2025年のシリーズは、オートポリス、もてぎなど全国各地で全7戦が開催されます。

プロフェッショナルクラスに参戦するチームの多くは、ディーラーを母体となっています。GR86で参戦するチームは、モータースポーツやカスタマイズを得意とするGRガレージがサポートしています。BRZは参戦する台数自体が少なく、東京・千葉・栃木スバルのほか、レカロレーシングのフジスバルの4社となっています。

このレースでチームをサポートするディーラーは、社員の研修やお客様に向けた観戦ツアーなどで多くの人がサーキットを訪れていますが、さらなるファン獲得のためにいろいろなイベントを行っています。

今回のもてぎ戦ではサーキット内外でイベントが行われました。

参加プロドライバーのサインをもらうことができる

サーキット内のイベントとしては、プロフェッショナルクラス参戦ドライバーによるサイン会を決勝レース後に開催。TGR GR86/BRZ Cupのサイン会は屋内の部屋で行われ、順番に参加プロドライバーのサインをもらうことはもちろん、一緒に写真を撮ることも容易です。国内トッププロドライバーと気軽に話しができるのが、TGR GR86/BRZ Cupの魅力のひとつです。

チームタクティ(チーム代表はスーパーGTで活躍する井口卓人氏)は、今まで東京スバル、千葉スバルの2ディーラーを母体として2台のマシンで参戦していました。今シーズンからは新たに栃木スバルを母体とする栃木スバルレーシングも参加。それを記念して栃木スバルの本社である宇都宮店でレースウィークの5月22日(木)にトークショーを開催しました。

チームタクティの代表井口卓人選手、そして奥本隼士選手、篠原拓朗選手がTGR GR86/BRZ Cupレースの難しさや楽しさなどを語りました。

TGR GR86/BRZ Cupの今シーズンはすでに2戦が開催されましたが、プロドライバーサイン会は今後も行われる予定です。憧れのトップドライバーと仲良くなれるチャンスはまだ多くあります。さらに今後は土曜日にほかのレースのように予選後のインタビューも開催されるようです。

サイン会や記者会見をどのように行うのか、会場内やSNSなどの告知がまだまだ準備不足な感じがあったりします。ディーラーなどでのトークショーは、チームやディーラーごとでの開催となるため、チームのSNSなどをチェックする必要があります。サーキットで行われるサイン会は無料で毎回行う予定とのことですので、ぜひSNSなどをチェックしてみてください。

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