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【速報】レアなクルマのカスタムカーが並ぶバンコク国際モーターショー

ピックアップトラックのワンメイクレース用マシンはいすゞ製

急激な経済成長をするタイの首都バンコクで「バンコク国際モーターショー」が3月22日より4月3日までの12日間で開催された。
お金持ちが多い国ということもありスーパーカーの展示もあったが、カスタム系を中心に「これって?」というクルマをピックアップ。そのトップとなるのがいすゞのピックアップトラック「D-MAX」だ!

コンケーブしたTAM製のホイールには、トーヨーの海外向けブランド「ニットー」のセミスリックタイヤを装着。フロントサスキャンバーが付けられ、ど派手なカラーリングを採用。エンジンはディーゼルターボでマニュアルトランスミッションを搭載する。じつは、タイではピックアップトラックのレースがあるのだ。その動画を見ると、レース時はリヤウイングを装着しているマシンもある。

2012年のレース風景。「D-MAX」からの車載カメラをお届けしよう。

オヤジセダンのラティオがスポーティに

日本の日産ラティオの輸出仕様が「ALMERA」(アルメーラ)だ。赤いストライプが入ったフロントリップ、サイドステップとリヤウイングを装着し、ピアノブラック調のドアミラー。ホイールもスポーティなデザインだ。
このような組み合わせといえば、そう「NISMO」パッケージだ。日本では5ドアハッチの「ノート」NISMOパッケージは、タイではセダンで登場。タイのセダン需要の高さが伺える一台。

フェミリ-セダンもやればここまでデキる

イギリスの名車「MG」は、現在SAIC Motoという中国の会社のを傘下にある。このクルマは、その中でもホットモデルの「MG5 ターボ 1.5LX」。標準仕様は普通のファミリーセダンだが、メーカー自らが1.5リットルターボモデルをスポーティな仕様に仕立てている。エンジンのパワーは129ps、最大トルクが21.4kgfと普通だが、ボンネットのバルジや大型インテークのフロントバンパー、リヤスポイラー、リヤディフューザーを装着し、車高も下げられスポーティなフォルムに。標準タイヤは205/55R16だが、ショーモデルは19インチにサイズアップされていた。

深リムホイールとオーバーフェンダーでキメたトヨタ86

TMAエンジニアリングに展示されていたトヨタ86。ロケットバーニーのオーバーフェンダーで広げられたボディにギリギリまで攻めた同社のホイールを装着。ディーブなコンケイブのホイール、レーシーなドアミラーやフェンダーフィン、フルバンパースポイラーなど、86のイメージを一新。個性的なフォルムに仕上げている。

もう一台のトヨタ車はカローラアルティスのレース仕様。2014年ニュルブルクリンク24時間レースに参戦したマシンをイメージしたクルマだ。とはいえ、このクルマはアジア向けのセダン。タイという国は、日本とは異なり本当にセダンの人気が高い。

国産高級カーオーディオメーカーがタイに進出

日本の高級カーオーディオメーカー「ソニックデザイン」のシステムを搭載したメルセデス・ベンツを、このショーで初披露したのはカーフィルム販売会社。日本同様、メルセデス・ベンツ以外に、トヨタ、スバルのトレードインスピーカーも扱うそうだ。写真右のモニターでは、ソニックデザインのスピーカーの構造を紹介している。

ということで唯一のお約束写真

クルマのショーなのになぜかヘアジェルのメーカーブース。自動車関連以外の小さなブースは、芳香剤、洗車道具、コピーパーツなどが所狭しと置かれていた。プレスデーの最後には、全ブースのキャンギャルが集合。その数、300人超。これは圧巻としかいえない光景だった。

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