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名匠「青山ピットイン」が手がけたSLK『カーボンメイク』

カールソンのエアロをベースに
細部にカーボンを取り入れ個性化

撮影場所に滑り込んできたファイアオパールのボディカラーが眩しいメルセデス・ベンツSLK。
実はこのSLKのオーナーは、まずカーボンパーツというこだわりを持っていた。
さらに輸入車系ドレスアップショップ「青山ピットイン」がラインアップするオリジナルカーボンが指名銘柄。名匠「青山ピットイン」との共同メイクで作りあげたボディメイクをチェックする。

スペシャリティ度の高いクーペカブリオレのSLKは、Cクラスベースの2シーターオープンモデルとして1996年に初代モデルが登場した。
日本の道路事情に適したボディサイズで、初代モデルR170型は人気を博した。今思えば初代のフロントフェイスは愛らしく、小ぶりなオープンボディでのドライブはいかにもスペシャリティカーの味わいを楽しめた。
そして2代目R171型が2004年に登場。2代目は一転、スーパーカーのSLRマクラーレンを彷彿とさせるデザインが採用され、スパルタンモードを漂わせ人気に火をつけた。
後年登場したSLK55AMGはF1のセーフティカーにも起用され、SLKのチューニング熱を煽ることにもなった。今回撮影したモデルは3代目のR172型だ。

スタイリングはカールソンのエアロを軸にしたセミコンプリートスタイル。オーナー熟慮のこの路線は決定した。
ここで名匠「青山ピットイン」からひと味追加の提案がなされた。リップの塗り分けである。
前後リップのセンター部を黒で塗り分け、オーナーこだわり満点のカーボンとのコーディネートを生かすことに成功した。

「クーペやカブリオレはコテコテにするのではなく、車高も下げすぎすに都会的なイメージを崩さないように考えるといい」とピットイン青山の本多代表のアドバイスが存分に発揮された仕上がりではないか! 赤と黒のシンプルコーディネーションは時代を超えて安定したスタイルを生みだした。カールソン・リップスポイラーのディフューザーをフロントに合わせてブラックペイント。昔ながらのAラインゾーンを強調することで、フェイス部に強い主張が加えられている。

リヤアンダー部では2枚のアクセントパネルをレッドペイントし、フロントと逆切り替えの遊びを加味している。これにより、ディフューザーのAラインシルエットが際立って見える。

ドアミラーカバーは青山ピットインオリジナル。同店の人気アイテム。赤ベースのボディにカーボン&ブラックのアレンジは、ここから始まった。

フェンダールーバー下のエンブレムはブラック加工。ルーバーのクロームと対極をなす仕立て。ホイールは10交点メッシュフェイスでコンケーブデザインのカールソン『1/10Xブラックエディション』の19インチ。

リヤトランクスポイラーはカーボンタイプ。エンブレム類はブラック加工で統一感を強調する。

ステアリングは青山ピットインオリジナル。カーボン×アルカンタラの組み合わせ。オープン時に見られることを計算に入れてのセレクトだ。

 

SPEC

エクステリア>

カールソン:フロントリップスポイラー&リヤディフューザー

カーボントランクスポイラー

青山ピットイン・オリジナルカーボンドアミラーカバー&クロームボンネットフィン

ブラックエンブレム加工

デイライト加工

ホイール:カールソン(19インチ)

タイヤ:ブリヂストン・ポテンザ001(F:225/35/R:255/30)

インテリア>

青山ピットイン・オリジナルステアリング カーボン×アルカンタラ

REVOパドルシフト

チューニング>

スプリング:H/R

マフラー:カールソン4本出し

輸入車のドレスアップは青山ピットイン TEL03-3402-7515  www.aoyama-pitin.co.jp

(レポート:オンリーメルセデス編集部)

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