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なぜアルファ ロメオからアバルトに? 85台限定の「695リヴァーレ」は「小さな高級車」でした

2018年式アバルト695リヴァーレ

A PIT オートバックス東雲の「アバルトナイトミーティング」に参加のアバルト乗りを紹介

 オートバックスのフラッグシップ店舗「A PIT オートバックス東雲」では、店舗内に「アバルト595」用のカスタムパーツを揃えたコーナーを用意し、デモカーも製作するなどアバルトに力を入れている。そのA PIT オートバックス東雲の立体駐車場2Fで、月1回のペースで開催されているのが「アバルトナイトミーティング」だ。参加は自由で、ラボーノ、ASSOなどのデモカーも展示。2022年12月のミーティングでアバルトを愛するオーナーたちを直撃してきた。

伊ラグジュアリーボートブランドとのコラボモデル

「145」、「147」、「ジュリエッタ」など、おもにアルファ ロメオのコンパクト・ハッチバックモデルを乗り継いできた杉山考徳さん。アバルトに乗り換えたキッカケは、ディーラーに展示されていた日本国内限定85台のモデルだった。

 そのモデルの名称は、「アバルト695リヴァーレ」。イタリアのラグジュアリーボートブランドであるリーヴァ社とのコラボにより、アバルト695にラグジュアリーボートのテイストを付加したモデルだ。専用装備としては、インパネなどにセットされたマホガニーのパネル、ブルーレザーのシートなどがセットされるインテリアに加え、専用の2トーンボディカラーや17インチホイール、アクラポヴィッチ社製のカーボン仕上げハイパフォーマンスエキゾーストシステムなどが与えられている。

キャンセルのおかげで手に入れられた1台

「ジュリエッタに3年くらい乗った頃にこれを見かけて、少し高級っぽくてお洒落でラグジュアリーに乗れそうかなと思ったのですが、限定なのでもう残りがないと言われてしまって。でも、1台キャンセルが出て、手に入れられました」

 というわけで2019年にアバルト695リヴァーレを新車で手に入れた杉山さん。購入後にラボーノのオーバーフェンダー、OZウルトラレッジェーラホイール、ASSOのキャンバーシム、低ダストブレーキパッド、トップマウントブッシュなどをセットしている。

体感するパワーはアルファ以上

 都市部に居住している杉山さんにとって、狭い道や駐車場などでも使い勝手のいい5ナンバーサイズのボディはストレスを感じることも少ないそうだ。そんなコンパクトサイズのクルマながら、

「本革やマホガニーのパネルなど、小さいクルマにお金がかかっているというか、プチ贅沢じゃないですけれども、自分の中では満足しています」

 とのこと。また、走りに関しても聞いてみた。

「ドライブにいく回数が増えましたね。ドライブフィールがいいというか、エンジン音もそうだし、キビキビとした走りもそうだし、オープンなのでストレスの発散にもなってます。パワーはジュリエッタと変わらないのですが、体感するパワーはこちらのほうがある気がします」

アバルトのおかげで仲間が増えた

 ところで、アルファ ロメオからアバルトに乗り換えて、カーライフに変化はあったのだろうか?

「イベントなども多くて、オールドミニに乗っていた20代の頃を思い出しましたね。転勤族ですが、どこのエリアに行ってもイベントでいろんな仲間ができます。そういう部分では、このクルマがあるおかげで、楽しみもできました。乗り換えて4年目ですが、これほど長く乗り続けたことはありません。このクルマは長く乗っていきたいなと思っています」

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