サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

伝説のマクラーレン「F1 LM」がレゴになった! 創立60周年記念セットは「グランツーリスモ SPORT」の「ソーラスGT」とのダブルパックです

ハイダウンフォースリアウイングが特徴的なF1 LM

60周年を記念した初のダブルパック

マクラーレンの設立60周年を記念したレゴ「マクラーレン スピードチャンピオンズ」が登場しました。今回は伝説のスーパーカー「F1 LM」と最新ハイパーカー「ソーラスGT」のダブルパック。ファンならずとも見逃せないグッズです。

伝説のスーパーカーでお祝いムードを盛り上げる

ニュージーランド生まれのレーサー、エンジニアであるブルース・マクラーレンが、英国にレーシングチームを設立してから、今年で60年。マクラーレンはレゴグループと共同で、1990年代の伝説のスーパーカー「マクラーレン F1 LM」と最新ハイパーカー「マクラーレン ソーラスGT」をセットにした、マクラーレン創業60周年記念のレゴセット「マクラーレン スピードチャンピオンズ」をリリースすることを発表した。

マクラーレンとレゴグループは2015年にパートナーシップを結んで以来、6台のレゴスピードチャンピオンズ マクラーレンカーと2台のレゴテクニック マクラーレンモデルを送り出してきた。今回、マクラーレンの60周年を記念して、初のダブルパックをリリースしている。

リリースを記念してデンマークのレゴ本社に集った両社のデザイナー。マクラーレンのチーフデザイナーデあるゴラン・オズボルト氏は次のようにコメント。

「何歳であろうと、クルマを作り、探求する楽しみを味わうことはできるものです。次の60年も、そして、その先を見据える未来のデザイナーやエンジニアにインスピレーションを与えられればと思っています」

また、レゴグループ デザイン・マネージャーのクリストファー・レスリー・スタンプ氏も次のようにコメントしている。

「私たちは、スピードチャンピオンズ・コレクションを広めるたび、あらゆる世代のレゴファンに新しくユニークな組み立て体験の提供を目指しています。今回の発売もこの長年のパートナーシップを讃える、素晴らしい機会となりました」

伝説のスーパーカーと最新ハイパーカーを“忠実”に再現

2台のレゴは実車を“忠実”に再現。F1 LMのパパイヤオレンジカラーやセンターポジションのコクピット、ハイダウンフォースリアウイング、両サイドの冷却ダクトなどの特徴が再現されているという。ソーラスGTは特徴的なデザインのアルミホイールとリアウイングを装備する。セットは581ピースで構成され、マクラーレンのレーシングスーツを着た2人のドライバー(レゴ・ミニフィギュア)も付属。ちなみにレゴの組み立て後ボディサイズはF1 LMが長さ15cm、幅7cm、高さ4cm。ソーラスGTが長さ16cm、幅8cm、高さ4cmとなる。

モデルとなったマクラーレン F1 LMは、ゴードン・マレーがデザインしたF1をベースに、1995年のル・マン24時間レース優勝(F1 GTR)を記念した特別仕様。優勝モデルのF1 GTRと同様のエアロパーツを装着、軽量化も図られた。エンジンもチューニングが施されている。なお、F1はセンターに運転席を配置しその両脇に助手席を配した3人乗りミドシップモデル。カーボンモノコックシャシーに、最高出力627psを発生するBMW製6L V12エンジンを搭載していた。

一方のソーラスGTはゲームソフト「グランツーリスモ SPORT」に登場するマクラーレンのバーチャルコンセプトカーを実車化した25台のサーキット専用マシン。サーキット以外には不向きな各気筒独立のバレル式スロットを採用する5.2L V10エンジンを搭載した、シングルシートのミッドシップハイパーカーだ。ちなみに、ソーラスGTのデリバリーは今年(2023年)から始まることになっている。

この「マクラーレン スピードチャンピオンズ」はオープン価格となり、全世界で発売予定。日本でもすでに発売されている。

「今年はマクラーレンの60周年であるとともに、究極のスーパーカーの創造を目指す創業者の情熱を記念する年でもあります。そのビジョンから生まれた、アイコニックなマクラーレンのロードカーをレゴと一緒に祝福する、絶好の機会なのです」 とマクラーレンがコメントするレゴセット。マクラーレンのファンはもちろん、スーパーカー好きならぜひおさえておきたいグッズではないだろうか。

モバイルバージョンを終了