ハイセンスなデザインのシートが続々登場
モータースポーツで培った経験をもとに高性能・高品質なシートを開発製造し、どんなシーンであってもドライバーを安全に守るスポーツシートメーカーのBRIDEからうれしい知らせが届いた。人気のフルバケットモデルを高級スウェード調生地でフルカバーしたシートやカモフラージュ柄のシート、さらには土屋圭市氏が監修したKINGシリーズにコンフォートリクライニングモデルが登場したのである。あわせてシートガードエプロンなど、あると便利なアイテムも紹介しよう。
流麗なデザインを採用
ショルダーから背面、太腿部外側にかけて流れるような流麗なデザインを採用した「ZETAIV REIMS（ジータ IV レイムス）」。REIMSとは、フランス北部の地名からとられた名前だ。
フルバケットシートでありながら、シートの背面まで覆われたタイプになる。もちろん保安基準適合品だ。これまでに「VIOSII REIMS」や「STRADIA REIMS」などが発売されており、今回発売されたモデルと共通しているのはショルダー部と、背面外側の左右に川が流れるようにアクセントがデザインされていることである。販売価格は14万3000円（消費税込）。カラーは3色展開で、ブラック＆レッドとブラック＆ブルー、ブラック＆ブラックからセレクトできる。
モータースポーツというよりは、もっとカジュアルに乗りたい。でも、フルバケットシートがいい、そんなユーザーにレイムスはピッタリだ。標準モデルの「ZETAIV」と比べて、背面まで表皮で覆っているほか、高級スウェード調生地の採用、FIA認証ラベルなしなどの違いはあるが、ホールド感や剛性感は同じものなので、少しお洒落なフルバケを導入したいという人にレイムスはオススメだ。
走りの機能性とファッション性を両立
同じく、お洒落なフルバケットシートということで「ZETAGHOST」も発売になった。こちらは先述のレイムスと同様、背面まで表皮で覆っているほか、FIA認証ラベルなしといった点は共通であるが、シックな色調のカモフラージュ柄PVCレザー生地を採用したモデルとなる。シート背面までカバーしたデザインにより、後付けのシートバックプロテクターが不要というのは嬉しい点だ。表皮カバーのサイド部分はシートレールの金属ステーを覆って、スッキリ見せるデザインになっている。カラーはブルー・カモフラージュとグリーン・カモフラージュの2色を用意する。販売価格は15万4000円（消費税込）。
待望のコンフォートリクライニングモデルが登場
コンフォートリクライニングモデルとしてブリッド×土屋圭市氏のコラボモデルである「土屋圭市スペシャルエディション」に、「EUROSTERII」ベースとした「BRIDE × KING EUROSTERII」が発売になった。販売価格は16万5000円（消費税込）、シートヒーター搭載だと18万1500円（消費税込）。すでに発売されているKINGシリーズと同様の刺繍やカラーリングなので、運転席側は「ZETAIV」や「STRADIAIII」のKINGモデルにして、助手席は「EUROSTERII」ベースにするのがオススメ。こちらもあわせてチェックしてほしい。
あると便利な優秀アイテムも要チェック
実用性も備えたカモフラージュ柄のシートガードエプロンは近日発売を予定している。水や汚れ、傷からシートを守る製品として好評のシートガードエプロンに、ZETAGHOSTやEUROGHOSTなどでお馴染みのカモフラージュ柄の生地を採用したモデルを追加設定。既存モデルと同様、収納袋を付属しているので、車内に常備しておけば“濡れたまま”や“汚れたまま”シートに座る必要があるときに役立つこと間違いなしだ。販売価格は収納袋付きで3850円（消費税込）。
さらに、お洒落なBRIDEドアハンドルプロテクターが誕生した。ドアの開閉時にボディへのひっかき傷を防止するBRIDEオリジナルデザインだ。特殊な素材と加工により、ドアハンドル内側のボディ凹部分にフィットするため、シワにならず貼りやすくなっている。BRIDEのバケットシートをモチーフにしたオリジナルキャラクター『ホールディングモンスター』を配したデザインで、ドレスアップ的にも効果大だ。モンスター部2枚、BRIDEロゴ部2枚の2セット入りで販売価格は3300円（消費税込）となる。
最後に、セミバケットシートのGIASIIIやSTRADIAIIIを装着中で、後席の乗降に悩んでいる人に耳寄りな情報をお届けしたい。ブリッドではこれらのモデル向けに、5cm前方へオフセットさせるためのステーをオプションとして近日発売を予定している。気になる方は要チェックだ。