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米軍ハウスに住んでたオーナーがDIYで仕上げたVW「タイプII」が素敵すぎ! 訳あって愛猫と一緒にキャンプする「ネコバス」は第2のわが家

タイプIIを選んだのは使い勝手とサイズ感だという

カーショーとオートキャンプが融合したイベント

アウトドア&カスタムカーを軸に、カーショーとオートキャンプが融合した新しいスタイルのイベントが「Let’s Chill Out!(レッツチルアウト)」です。2023年は10月7日~8日に埼玉県の国営武蔵丘陵森林公園で開催され、クラシックカーやアメ車、キャンピングカーなど多彩なクルマが集まってキャンプを楽しみました。会場から、気になったクルマとオーナーを紹介します。

車中泊ができるので気軽に出かけられる

奥様からの誕生日プレゼントとして購入したという1968年式フォルクスワーゲン「タイプII」(通称ワーゲンバス)に張ったノルディスクのタープ内に、テーブルやソファ、レコードプレーヤーなどを置きまるでリビングのように演出していた“camping-neko”さん。タイプIIをセレクトした理由は、普段使い&キャンプの使い勝手とサイズ感だったそうだ。

「他のクルマの時はテントを出すんですけど、車中泊ができるので装備を出さなくても気軽に出かけられて、仕事で疲れていても夜中に出てそこら辺で寝て朝から遊んで帰ってくるみたいな感じで、キャンプ行こうっていう気合いを入れずに出かけられるようになりましたね」

DIYで過ごしやすい室内にすると共に小物で演出

VWタイプIIの場合、車中泊ということで冒頭のようなスタイルでキャンプを楽しんでいるというcamping-nekoさん。カスタムに関してもクルマの機能的なものではなく、いかに室内を快適にするかという方向性で行われている。例えばフロアにウッドの床材を貼りボディパネルには断熱材を入れ、カーテンをセット。ショップにやってもらったというベッド以外は、ほとんどの作業をDIYで行っているそうだ。さらには、トースターなどをディスプレイし部屋感も演出されている。

「クルマのカスタムに関しては、もう純正のままでいこうと思っています。カーテンがなかったのでユーズドカーテンをミシンで縫ったり、テーブルも家でも使っていなかったものを置いてみたら、ちょうどよくて。ここでご飯を食べたり、第2の家みたいな感じです。寝るときはシートをベッドにしています。タイプIIを買ってからキャンプのスタイルも変わりました。車中泊が多くなって、その分荷物も減りましたね」

好きなものとキャンプで過ごしたい

今回のイベントにはキャンプ場で出会ったというネコちゃんも一緒に参加していたが、キャンプを積極的に始めるきっかけになったのも、家で飼っているワンちゃん・ネコちゃんのことを考えてとのこと。その理由はペットを飼っている人なら、一度は考えたことのあるものだった。

「多頭飼いなんで震災の時に避難所とかに入れないじゃないですか。なので何かあった時に、自力で猫たちを守れるようにキャンプを始めたんです。だから猫たちも外に馴れさせるために順番に連れてきたりとか、避難の練習でやってるっていう感じもあるんです」

もちろん、ペットのためだけでなく自分たちもキャンプを楽しんでいるcamping-nekoさん。では、そのキャンプのこだわりとは何なのだろうか。

「好きなノルディスクだったり、自分たちの好きなものを集めてという感じですね。もともと旧いものが好きで前は築65年の米軍ハウスに住んでたんで、その家に合うものを揃えながらキャンプでも使えるものっていう感じでモノが増えていって。家で使ってるものを、外にも持ち出すみたいな感じですね。でも今日は、テーブルとか棚とか忘れ物が多いんですよ(笑)」

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