サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

「デルタ・プレミアムセレクト」での空旅はおいしくて快適! アメリカの旅はアメリカの航空会社が超便利で時間を有効活用できます【ミシシッピ川ブルース旅_02】

デルタ・プレミアムセレクト。なんといってもシートの広さが違う。長時間のフライトも快適だ

アメリカを股にかける40日間の旅へ向け、羽田を出発

2024年の8月末から、アメリカをミシシッピ川沿いに南北縦断して音楽の歴史をたどる旅に出ることにした筆者。最初にカリフォルニア州のシエラネバダ山脈で仲間と10日間のハイキングをし、その後、ミシシッピ川を30日かけて北上する、計40日のプランです。旅の始まりは日本からLAへのフライト。今回は、デルタ航空の「デルタ・プレミアムセレクト」という、ビジネスとエコノミーの中間的なシートで行くことになりました。

1日4000便も運航しているデルタ航空で最先端の海外旅行

シエラネバダのハイキングとミシシッピ川北上という旅のアウトラインが決まったところで、タイアップのお願いをすることになった。

ぼくは2019年にカリフォルニア州観光局が主催しているメディア・アンバサダー大賞をいただいたが、そのときに受賞した媒体がデルタ航空の機内誌『sky』だった。そんなご縁もあり、まとまった企画のときはいつも相談させていただいている。今回はミシシッピ川という渋いテーマにも関わらず、デルタ航空の充実した国内線ネットワークを使って効率よく取材することができた。

打ち合わせの席で感心したのは、世界最大級のキャリアとして環境問題に取り組む姿勢だ。ぼくも勉強不足だったが、なんと1日に4000便も運航しているという。日本の航空会社とは規模がまるで違うのだ。したがって、使用する燃料も格段に多くなる。将来の地球の環境に関する責任は重い。

「サステイナビリティは大きなテーマです。持続可能燃料(SAF)の開発はもちろん、燃料効率のいい機材を導入し二酸化炭素排出量を削減することをつねに考えています」

と、広報部長の岡田さん。そのほか、使い捨てプラスチックの廃止、フードロス削減、リサイクル素材や天然素材の採用、空港作業車両の電動化など、機内外でさまざまな企業努力をしている。

また、電子化による利便性も急速に進化している。「Fly Delta」というアプリを使えば、座席指定、24時間前の事前チェックイン、荷物のトラッキング、機内食の予約が可能。スマホの画面を用意しておけば、スイスイと搭乗手続きができるようになっている。まさに最先端の海外旅行を体感できるのだ。

大人の旅行にふさわしい「デルタ・プレミアムセレクト」

今回、用意していただいたのは、「デルタ・プレミアムセレクト」というシート。エコノミーよりも座席が広く、サービスも充実している。それでいてビジネスよりもリーズナブルという、“おいしい”セレクトだ。アメリカへのフライトは10時間以上かかる。シートが広いだけで、快適さがまったく違う。

食事はテーブルクロスが引かれ、ワンランク上の満足感だ。星を獲得したシェフが監修する和食は、高級料亭級のおいしさ。デザートも本格的なガトーショコラだった。飲み物のサービスもよく、まさに大人の旅行にふさわしいと感じた。すすめられるままにワインを3杯もいただいてしまいました。

しかも、今回は一緒に行く原田さんがデルタ航空のゴールド会員だったため、同行者として羽田空港にある広々としたラウンジ、「デルタ スカイクラブ」も利用できた。ここの料理がまた、おいしい! みなさんのおかげで完璧な旅のスタートとなりました!

アメリカの旅はアメリカの航空会社が便利

いつも実感することだが、アメリカの旅はアメリカの航空会社が便利だ。発着ターミナル、発着時間、搭乗口など明らかに乗り継ぎが便利な設定になっている。賢く航空会社を選ぶことで時間を有効に使うことができる。

また、デルタ航空はロサンゼルスのほか、ミネアポリス、アトランタ、デトロイト、シアトル、ホノルルに羽田からの直行便がある。これらのハブ空港を起点に米国内線で複数都市を旅行すれば楽しみが広がる。

ヨーロッパ観光では、パリ、ローマ、バルセロナのような周遊ルートが定番だが、それと同様にロサンゼルス、ニューオリンズ、ミネアポリスの周遊が可能だ。LAでドジャースの試合を見て、ニューオリンズでケイジャン料理を食べ、ミネアポリスのモールで買い物をする。かなりスペシャルな旅行といえるのではないだろうか。

今回のぼくの旅はLAでハイキングを楽しんだあとニューオリンズに飛んで、ミネソタまで陸路。帰りはミネアポリスからの直行便で羽田に帰る、というプランになった。我ながらワクワクする豪華な40日間だ。

■「ミシシッピ川ブルース旅」連載記事一覧はこちら

モバイルバージョンを終了