ブラックカスタマイズで提示する究極のラグジュアリースポーツの姿
ランドローバーがラグジュアリーパフォーマンスSUVのレンジローバー・スポーツSVをベースに、精緻なモノクローム仕上げを施した新モデル「レンジローバー・スポーツSVブラック」を発表しました。内外装に至るまでナービックブラックで統一された佇まいに魅了されます。4.4L V8ツインターボMHEVエンジンを搭載し、新開発の「6Dダイナミクスサスペンション」や、音と振動で癒しを提供する「ボディ・アンド・ソウル・シート」など、先進装備も多数採用した1台です。
新たな進化形は中外をシックな漆黒の佇まいで圧倒する
最大の特徴はボディから細部に至るまでナービックブラックを採用していることだ。外装にはグロスブラック仕上げの23インチ鍛造アロイホイール、グロスブラックのブレーキキャリパー、カーボンファイバーボンネット、そしてクワッドエキゾーストが装備され、力強く洗練された印象を与えている。さらには、ブランド初採用となるブラックセラミック製「SVラウンデル」バッジをリアゲートに装着。フロントグリルのロゴやブランドバッジもすべて黒で統一されており、まさに「漆黒の芸術品」と呼ぶにふさわしい仕様となる。
インテリアはエボニー・ウィンザーレザーで仕立てられたパフォーマンスシート、グロスグランドブラックの加飾、さらに新開発のSVブラック・イルミネーテッドトレッドプレートなどが装備され、外観と調和したダークで高級感溢れる空間を演出している。
走行性能面では、専用開発された4.4LのV8ツインターボMHEVガソリンエンジンを搭載。最高出力は635ps、最大トルクは750Nmと圧巻の数値を誇り、約96km/h加速は3.6秒、最高速度は約290km/hに達する。また、SUVとしては画期的なサスペンションシステムの6Dダイナミクスサスペンションを採用し、卓越したコーナリング性能と快適性を両立。
さらに、ボディ・アンド・ソウル・シートでは音と振動によって乗員の心身をリラックスさせるウェルネス機能も搭載されている。なお、このモデルの日本への導入は現段階では発表されていない。
【AMWノミカタ】
ここ数年、富裕層の特徴的な購買行動を表した「クワイエット・ラグジュアリー」や「ステルスウェルス」という言葉をよく耳にすることがあるが、これは派手さや過度なブランド主張を避けながらも、本物の高級感や価値を秘めたライフスタイルや製品を求める姿のことを指す。
ブランドロゴを大きく掲げた「ラグジュアリー」は、かつては富の象徴であったが、近年では自己顕示と見なされることもあり、控えめで洗練されたスタイルが「本物の富裕層」の間で好まれるようになってきているという。また、顧客はミニマルな見た目でも高機能な製品を求め、「機能美」に価値を置くようになった。
今回発表された「レンジローバー・スポーツSVブラック」はまさにそのような顧客の「審美眼」に訴えるモデルであり、イギリス流のさりげなさを感じさせながらも存在感のあるデザインと、徹底的に「黒」にこだわったステルス性、そして内に秘めたSUVモデルらしからぬパフォーマンスが現代的な「本物の贅沢」を求める顧客の心に刺さるのではないだろうか。
