最新LEDがズラリ!VALENTIとREIZのブースをのぞいてみた
オートメッセin愛知に自動車用LEDパーツのトップブランドとして知られるVALENTI(ヴァレンティ)がAlphaRex(アルファレックス)とコラボしてブースを展開。軽バン&軽トラカスタムを得意とするREIZ(ライツ)とともに、個性が際立つ最新ライティングパーツや新シリーズのデモカーが来場者を魅了しました。この2ブースの注目のトピックをまとめて振り返ります。
自動車LEDパーツのパイオニアは常に最先端を走り続ける
近年、タイヤ&ホイールやエアインテークシステム、さらにはケミカル用品までラインアップを拡充している「VALENTI」だが、ブランドの主力は2007年の立ち上げから変わることなく、自動車用LEDライティングパーツだ。アフターマーケットにおいてはその分野のパイオニア的存在で、「リアフォグ搭載テールランプ」や「シーケンシャルウインカーバルブ」といった、今やスタンダードとなったアイテムをいち早く開発・販売してきた。常にトレンドの最先端を走り続ける存在なのである。
そんな自動車用LED製品のトップブランドであるVALENTIはAlphaRexとともに「オートメッセin愛知2025」にブースを展開。AlphaRexは2024年から日本正規代理店が設立されたアメリカのLEDパーツメーカー。マルチタイプのプロジェクターランプが特徴の同ブランドのライトシステムは、以前からUSDMやスタンス系カスタムを好むユーザーから注目されていた。これまでは日本国内に正規代理店がなく、法規対応の面で不安が残っていたが、今回正式に日本代理店が設立され、国内仕様向けに改良を施すことで保安基準に適合。安心して購入できるようになったのが大きなトピックだ。
アメリカのライティングパーツブランド「AlphaRex」が仲間入り!
ラグジュアリーな印象のVALENTIに対し、AlphaRexはスポーティなテイストだ。マーケットではライバル関係となるふたつのブランドだが、カスタムユーザーは明確に棲み分けている。このように両ブランドの相乗効果で、LED市場のさらなる活性化につながることを期待しているようだ。
それぞれのブース前には、VALENTIがトヨタ「ハイエース」、AlphaRexは日産R35型「GT-R」をベースとしたデモカーを展示。最新のライティングパーツをインストールし、ブランドの個性を打ち出した幅広い商品群をディスプレイした。個性際立つスタイリッシュなデザインと、HIDにはないキレのあるLEDの閃光が、来場者の視線を釘付けにしていた。
さらに、オートメッセin愛知に足を運べなかったユーザーに朗報だ。2025年9月27日、28日にはVALENTI本社(岐阜県)で「VALENTI感謝祭」が開催される。AlphaRexの製品も展示されるのはもちろん、最大80%OFFのアウトレット品が用意されるなど、掘り出し物を手に入れるチャンス。ぜひVALENTIとAlphaRexの魅力を体感してほしい。
アウトドア志向のオーナーに向けた、新たなアゲ系シリーズがスタート
REIZは、軽バン、軽トラックのライティングパーツを軸に展開する京都のカスタムパーツブランドだ。小さなヘッドライトやテールランプの中にデザイン性と視認性を凝縮しており、今や主流となったシーケンシャルウインカー内蔵のスタイルはその集大成といえる。
ライティングパーツだけにとどまらず、ステンレス製のアウターカバーも豊富に用意。フルに装着すればデコトラのような派手なスタイルに、部分的にアレンジすればエクステリアのアクセントとしても映える。いずれのパーツも貼り付けるだけで簡単に施工できるので、DIYでのカスタマイズを楽しめるのも嬉しいポイントだ。
そのほかにシートカバーやインテリアパネルは、エクステリア同様に高級感を高めるアイテムがずらりと並ぶ。収納系や保護パーツなども幅広くラインアップしているので、トータルカスタマイズを気軽に楽しめるのがREIZの強みである。
オートメッセin愛知に持ち込まれたのは、シリーズ初となるアゲトラ、アゲバンスタイルだった。これまでのシャコタン系から一変、アウトドア志向のオーナーに向けた新たな挑戦であり、今回のイベントがお披露目となった。
ダイハツ「ハイゼット」はレクサス「GX」をオマージュした迫力のスタイル
従来のライティングパーツを多用した派手さ全開のシリーズに対し、アゲ系はクラシックなイメージで構築されている。シートカバーやインテリアパーツも、ブラックを基調としたゴージャスな仕立てから、ナチュラル路線の素材やカラーをメインに据えている。
スズキ「エブリイ」用のエアロパーツは、ラプターライナー塗装による表面のザラつきがオフ感を演出しつつ、凹凸をやや抑えたシンプルなデザインだ。一方、ハイゼットはレクサスGXを意識したスピンドルグリルを採用。力強さを強調したスタイルと、まったく異なるテイストでまとめられている。オーバーフェンダーは従来品を流用しているが、全体の雰囲気をガラリと変えることに成功している。
さらにヘッドライトには、オープニングとエンディングアクションを加えた試作品を装着。ドアミラーとも連動しており、キースイッチを押すたびに所有する喜びを感じられること間違いなしだ。また、バルブも純正のHID/ハロゲンから、HI/LO切り替えのLEDタイプとなり、明るさも段違い。ビジュアルだけでなく、安心・安全な運転にも貢献する。
もちろん、従来アイテムとの組み合わせも可能で、アレンジの幅がさらに広がったREIZブランド。自分だけの1台を作りたいユーザーにとって、悩む時間すら楽しみに変えてくれる存在である。
