2年ぶりに審査員で「軽井沢モーターギャザリング」に参加
カーライフエッセイスト吉田由美の「なんちゃってセレブなカーライフR」。毎日の暮らしのなかでクルマとともにある時間を、少しだけセレブ風に彩ってお届けいたします。今回のテーマは、2025年9月7日に開催された「軽井沢モーターキャザリング」に行ってきたお話ですのよ〜。
雨でもイベントに参加した人のゼッケンNO.は永久番号に
2022年10月に軽井沢プリンスショッピングプラザで第1回目が開催されてから、今回でなんと6回目。そしてわたくしは、2年ぶりにコンクール・オブ・エレガンスの審査員を務めさせていただきました。そういえば、2年前の第3回の時は、クラシックカーの「第1回コンクール・オブ・エレガンス」の審査員を拝命し、「吉田由美賞」をお渡ししたのよね。2024年は残念ながら先約があったから、本当に久しぶり!
じつは2年前は、あいにくの雨模様だったの。しかも2025年の開催時期より少し遅かったから、雨と軽井沢という土地柄もあって、かなり寒かったのよね。クラシックカーのオーナーさんにとっても、雨の日に大切な愛車を乗り出すのはハードルが高いでしょうし、朝の時点で雨だとキャンセルも多数出るのは致し方ありません。
でも、そんな中でも駆けつけてくださったオーナーさんには、その時のゼッケン番号が軽井沢モーターギャザリングのコンクール・オブ・エレガンスの永久番号として与えられたんですって。なんて粋な計らいなのかしら!
今回はお天気にも恵まれ、参加車両もお客様も大勢いらして、大盛況でした。
最新モデルから珠玉のヴィンテージまで
このイベントは、コンテンツも充実していて、しかもどんどん進化しているの。2日間通しての展示は、BMWやランドローバー、ヒョンデの最新モデルから、ヴィンテージ湘南やビスポーク・オートモーティブのヴィンテージカーまでずらり。さらにコーンズが運営する高級会員制サーキット「MAGARIGAWA CLUB」は、ポルシェ「911リマインドbyシンガーDLS」を展示するなど、新旧バラエティに富んでいました。
さらに華を添えていたのは、自動車愛好家の皆様の素敵な愛車たち。キッチンカーやアクセサリーのお店、自動車のエアバッグやシートベルトを素材にしたショップ、そして軽井沢らしく犬用バギーのお店まで出店していたの。ちなみに会場の電力は、電気自動車のヒョンデ「IONIQ 5」から給電されていて、とってもエコでスマートだったわ!
そしてメインは、9月6日(土)はスーパーカー、9月7日(日)はコンクール・オブ・エレガンス、そして今回初めて行われたオークション! これなら2日間来ても楽しめますよね。
オークションも面白くて、日産「R32型スカイラインGT-R」やトヨタのミニトラック「MiniAce」に混じって、トヨタ2000GTの試作車についていたヘッドカバーのレプリカや、ベントレーの重さ30kgという本など、こちらもバラエティ豊かでした。なかでも一番盛り上がったのはR32GT-R。大接戦の末、550万円で落札されたのには鳥肌がたったわ。
「2000年以前のドイツ車」がテーマのコンクール
「コンクール・オブ・エレガンス」も盛り上がりましたよ! 今回のテーマは「2000年以前に生産されたドイツ車」。これって、だいぶマニアックになりそうな予感でしょう?(笑)
コンクール参加車両は22台。ゼッケンは、2年前の永久欠番の中の方が参加されたので、「2」の次が「7」「8」「9」となっていたのよ。どのクルマもオーナーさんの愛情がたっぷり注がれているから、コンディションもいいし、本当に魅力的でした。
私たち審査員も大いに悩みました。モータージャーナリストの武田公実さん、中村孝仁さん、九島辰也さん、軽井沢プリンスショッピングプラザの清水務総支配人、軽井沢モーターギャザリングのプリンシパル星野雅弘さん、そしてわたくしの6名で各賞を決めさせていただきました。
栄えあるグランプリは、美しい内外装のBMW 3.0 CSi (1974年)でした。
ピープルズチョイス(一般投票)は、ポルシェ 964ターボ (1991年)。
KMG(軽井沢モーターキャザリング)賞は、BMW M1 (1981年)。
軽井沢PSP賞は、VW ウエストファリア。
審査員特別賞は、ポルシェ928 (1985年)とBMW ALPINA E28 B7ターボ。
本当に楽しいお時間をありがとうございました!
そしてお知らせ!
今週末は3連休ですが、最終日の9月15日(日・祝)は京都トヨタ「GR GARAGE京都伏見 秋祭り」に、私とまるも亜希子さんの交通安全応援プロジェクト「OKISHU」でお伺いします!詳しくは京都トヨタのHPをご覧くださいね。
京都の皆さま、お待ちしています♡
