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なんちゃってセレブが「大失敗だったわ…」とジャパンモビリティショー取材でまさかの告白

クーペスタイルの新型センチュリー。すごい並んで撮ったのよ〜

豊田会長の熱いプレゼンに涙…? 欲張りすぎ取材の2日間!

炎上しそうなタイトルだけど、やらかしてしまったのは、私よ! 2年に1度の祭典「ジャパンモビリティショー2025」へ意気揚々と乗り込んだ私でしたが、広大な会場を移動するうちに、いつの間にかプレゼンテーションを追いかけるだけで精一杯に。トヨタ「センチュリー」のクーペや、豊田章男会長の熱いメッセージはしっかりとキャッチしたものの、取材はまさかの「大失敗」宣言! それでも、会場には私たちの目を釘付けにする豪華な新型クルマや、マニアックで面白い最新技術があふれていたのです。私のドタバタ取材の様子と、見どころ満載のショーの様子をお届けしますわ!

大混雑の南ホール!推しは「緋色」のセンチュリークーペ

2025年のジャパンモビリティショー自体は、大成功の予感ですが、私の取材の仕方が大失敗でした(号泣)。

プレスデーは2日間。正確には1日半ですが、初日は各社のプレゼンテーションに追われるのが常です。今回も1日目、8時30分からのトヨタグループのプレゼンテーションからスタート予定でしたが、交通渋滞や駐車場渋滞、さらには会場内の移動に時間がかかりました。トヨタのプレゼンテーションは移動中にオンラインで見ながらの対応となりましたの。

駐車場は東の端で、そこからぐる〜っと東ホール、長い長い通路、会議棟、西ホールを通って、ようやく南ホールのトヨタグループのブースに到着しました。残念ながらかなり出遅れていたため、この時すでに会場内はとてつもない大混雑でした。トヨタの佐藤恒治社長の姿はもちろん肉眼では見れず、少し離れた場所から会場内に設置されたモニター画面で見るという状況でしたわ。

ブースの作りは、1番手前から左手にトヨタ、右にダイハツ、その奥にレクサス、左手の1番奥に、今回ブランドとして立ち上がったセンチュリーのブースがありました。その周辺は半透明の幕で囲われ、中はうっすら見える感じでしたわね。その奥で行われたトヨタグループ最後のプレゼンテーションで登場したのは豊田章男会長です。

お披露目されたのはクーペスタイルの新型センチュリーでした。オレンジがかった赤という「緋色」が鮮やかで、クルマも本当にスタイリッシュで素敵でしたわ。豊田会長のプレゼンテーションも力がこもったもので

「世界の平和を心から願い、日本から次の100年を作る挑戦として、日本の心『ジャパン・プライド』を世界に発信するブランドに育てたい」

という強いメッセージを発信されました。豊田会長からは強い決意と迫力が感じられ、最後は心なしかうっすら涙ぐんでいたように見えたのは私だけだったのかしら!?

トヨタグループは、「カローラコンセプト」があまりにスタイリッシュでビックリしました。レクサスは陸・海・空が揃い踏みですわ。ダイハツは「ミゼットX」や「コペン」のコンセプトなど見どころたっぷりでしたの。

そのあとは順次、西ホールのBMW/MINIに始まり、三菱、日産、東ホールのホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハ、マツダ、スバル、メルセデス・ベンツ、ヒョンデ、いすゞ/UDトラックス、日野、三菱ふそう、Kia、BYDへと順番にプレゼンテーションのバトンがつながりますわ。当然、全部には追いつかず、徐々に遅れがちになりました。

ただ、このプレゼンテーション後でないと見れないクルマもあるため、ここでプレゼンテーションを見るか、撮影&取材をとるかの選択に迫られました。私はとりあえず、プレゼンテーションを追いかけつつ、終わったブースの予約をして、その時間にその場所に行くという方法を取りましたが、どうもこれだと効率が悪く、結局どちらも中途半端な結果になってしまいましたわ。

スズキ鈴木社長プレゼン前にトヨタ佐藤社長が身に付けていたものとは

そういえばスズキの鈴木俊博社長のプレゼンテーションも面白かったですわよ。開始直前のスズキブースで、ご自身のプレゼンテーションが終わったトヨタ佐藤社長にお会いしました。佐藤社長も鈴木社長のプレゼンテーションを楽しみにしている様子で、スタッフの方にいただいた鈴木社長の似顔絵アクリルスタンドを胸に刺して嬉しそうでした。

スズキは「ビジョン eスカイ」を世界初公開しました。マツダは2台のコンセプトカー「VISION Xクーペ」と「VISION Xコンパクト」などを発表し、スバルも「パフォーマンスB STIコンセプト」と「パフォーマンスE STIコンセプト」の2台を公開しました。ホンダは「ホンダ0 α(アルファ)」と「スーパーワン プロトタイプ」を含め、陸海空、そして宇宙! って感じでしたわ(笑)。海外勢は、BYDが「ラッコ」、MINIが「ミニクーパー ポール スミスエディション」を世界初公開しましたわ!

プレスデー1日目はそんなこんなで私ったら途中強制終了でした。

私を悩ませる!優先すべきはトークショーか、それとも見逃したあのクルマか?

プレスデー2日目も朝から取材でしたわ。しかし、この日はサプライヤー中心のプレゼンテーションを追いかけることにしたのです。アイシン、曙ブレーキ、KYB、ボッシュ、住友ゴムといった企業です。じつはここも内容はマニアックだけど面白いのですわ。アイシンは、ガラスとシート以外のクルマ部品はほぼここで作られていますが、トヨタの2代目「ハイラックスサーフ」に最新技術を盛り込んでアピールしていました。

住友ゴム「ダンロップ」は、路面の状態を先読みしてタイヤのゴムの性質を変えるという「未来のタイヤ」の発表や、たんぽぽの根から作ったタイヤなどを展示していましたわ。

さらに自動車メーカー各社の社長さんたちによるトークショーまで見てしまったため、またもや「TOKYO Future Tour」も全然見れない上、見逃し多数でした。うーむ。2日目は、まずは自動車メーカー各社の見逃し取材を優先し、そのあとで「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベスト発表会を挟みランチ。その後、サプライヤーブース取材が正解だったのかしら?

というわけで、また行かなきゃ! という見どころたっぷりの「ジャパンモビビリティショー2025」ですわ。

ちなみに東7ホールの「国土交通省 道路局」のブースでは私が出演する動画が随時流れています!

そして私のモビリティショー出勤は、下記の日程ですわ。

11月2日(日)・3日(月・祝):交通安全応援活動「OKISHU」のブースを屋外のシンボルプロムナード内「はたらくクルマ大集合」にて(9時30分〜16時00分)

AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)ガイドツアー:11月5日(水)16時30分〜、11月6日(木)12時30分〜/16時30分〜の3回。(事前チケット購入が必要ですわ)

では、皆様も2年に1度のモビリティの祭典「ジャパンモビリティショー2025」を存分にお楽しみくださ〜い。

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