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イヤーカーからボディカラー選考会まで!“なんちゃってセレブ”な2025年総括

一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)主催の「オートカラー・アウォード」の取材にも伺いました

年末恒例!クルマ界の総決算ですわぁ

カーライフエッセイスト吉田由美の「なんちゃってセレブなカーライフR」。毎日の暮らしのなかでクルマとともに過ごす時間を、少しだけセレブ風に彩ってお届けいたしますわ。今回のテーマは「日本カー・オブ・ザ・イヤー2025-2026」を振り返りますわよ。気づけば12月、そして一年の締めくくりの季節となりました。さらに、ボディカラーやインテリアカラーで決める「オートカラー・アウォード」まで、2025年を彩ったクルマたちを“なんちゃってセレブ”目線でご紹介いたします。

今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーは10台すべてに配点する新方式

わ! あっという間に12月も終わってしまいますわ〜!

そして2025年も終わってしまいますわ〜〜〜〜!

というわけで、12月は何かと1年を振り返る時期ですが、2025年も「日本カー・オブ・ザ・イヤー2025-2026」が決定いたしましたわ! わたくしも今年も選考委員の大役を仰せつかり、誠心誠意、配点させていただきましたの。

2025年は採点方法が変わり、F1などと同じく、優勝から10位までにポイントが与えられる「101方式」を採用するという試みでしたわ。上位から25、18、15、12、10、8、6、4、2、1点となり、順位をつけると自動的にその点数が加えられますの。

これがもう……採点する側は本当に大変でしたわ!

とくに5位以下、なかでも8位、9位、10位あたりの点数をつけるのは、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまって……。けれど、2025年ノミネートされた35台のなかから選ばれた10台ですのよ。それだけで、すでに素晴らしいクルマであることは間違いありませんわ(キッパリ)。

各選考委員それぞれに、「いいクルマ」の基準は異なるかもしれませんが、それらを総合して選ばれるイヤーカーは、これまで以上に価値のある存在になっているように感じますわね。

とくに今回、イヤーカーに輝いたのは、

1位 スバル フォレスター
2位 ホンダ プレリュード
3位 トヨタ クラウン(エステート)
4位 日産 リーフ
5位 フォルクスワーゲン ID. Buzz
6位 ヒョンデ インスター
7位 BMW 2シリーズ グランクーペ
8位 プジョー 3008
9位 スズキ e-VITARA
10位 ダイハツ ムーヴ

という結果でしたわ。

「なぜプレリュードじゃない?」という声にお答えしますわ

一部のクルマ好きの方からは、「なぜプレリュードではないの?」とか、「プレリュードを選ばないのは民意と違う」などというご意見も見受けられますわね。

でも、もしこれが人気投票だったなら、スタイリッシュで走りもいいプレリュードが選ばれていたと思いますわ。というのも、そもそも投票される方は、すでにクルマに関心の高い“クルマ好き”の方が多いですもの。そうでなければ、わざわざ投票はなさいませんわよね。

プレリュードは間違いなく、2025年を象徴するクルマの1台ですわ。ただし、2025年販売されたクルマの販売台数ベスト10には入っていません。なぜでしょう? クルマは、クルマ好きの方だけのものではありませんのよ。

クルマ好きでなくても必要に迫られて乗る方はいらっしゃいますし、選び方もじつに多様ですわ。わたしたち選考委員は、年間を通じて数多くのクルマに試乗し、あらゆる角度から評価を行いますの。クルマ自体の存在価値、存在意義、デザイン、乗り心地、走行性能、先進装備、広さ、価格、市場での販売台数、そしてそのクルマに乗ったときの幸福度……。

だからこそ、選考はとても難しいのですわね。でも同時に、とても楽しくもありますの。

今回は選考委員全員が、10台すべてにコメントを寄せましたわ。それらは「日本カー・オブ・ザ・イヤー」公式ホームページに掲載されていますの。もちろん、わたくしのコメントもございますので、ぜひご覧になってくださいませ。さらに、開票日当日の選考委員による30秒コメントもご覧いただけますわ。イヤーカーが決定してホッとする反面、どこか少し寂しい気持ちにもなりますわね。

クルマやバイクの色で選ぶ「オートカラー・アウォード」

そしてその後、クルマやバイクのボディカラー&インテリアカラーに特化した、一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)主催の「オートカラー・アウォード」の取材にも伺いましたわ!

こちらでは選考委員ではありませんが、2日間にわたり、初日はノミネートメーカーによる公開プレゼンテーション、翌日は結果発表と表彰式が行われましたの。会場は「東京国際交流館プラザ平成」。2025年の印象は、色味が少し地味め……。よく言えば落ち着きのある、今どきの“くすみカラー”ですわね。

 

11社・14台のモビリティがノミネートされ、グランプリはヤマハ発動機株式会社の「YZF-R3/YZF-R25 マットパールホワイト」、準グランプリはレクサス ESの「SOU(蒼)」と「アオタケ」でしたわ。色好きのわたくしとしては、こちらも見逃せないアワードですの!

というわけで、2026年もクルマとクルマのボディカラーに注目してまいりますわ。2026年はどんなクルマが登場し、どんなクルマが選ばれるのか……今から楽しみですわ〜〜〜。

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