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ヨーロッパで人気の「キャラバン」とは? HOBBY製大型キャンピングトレーラーはもはや「日常生活を移動する」空間だった

495UL エクセレント エディション:車体右側面の後方に設置されたドアから車内に入ってみると、コの字型に配されたソファと木製テーブルが目に飛び込んでくる

余裕ある居住空間を活かした豪華絢爛なキャンピングトレーラー!

日本ではキャンピングカーが主流のため見かける機会は少ないですが、ヨーロッパでキャラバンと呼ばれ、長期バケーションの相棒として人気なのが大型キャンピングトレーラーです。豪華な内装を持つドイツ製大型キャンピングトレーラーを紹介します。

車重1.3t/全長7m超ゆえ牽引車両にも性能が求められる

東京キャンピングカーショーの会場に出展されていたドイツHOBBY(ホビー)社製の豪華絢爛なキャンピングトレーラーは、ヨーロッパの長期バケーションで使用する本格的な装備を持ち、快適に長期滞在ができる空間となっている。キャンプを楽しむためのトレーラーというより普段の生活と一緒に移動するための空間というわけだ。そのため、ヨーロッパではキャンピングトレーラーではなく“キャラバン”と呼ばれるのが一般的である。

展示されていた「495UL Excellent Edition(エクセレント・エディション)」の車両サイズは、全長7130mm×全幅2300mm×全高2630mmとかなり巨大だ。牽引する車両を含めると、全長は10mを軽くオーバーしてしまう。当然、運転には牽引免許が必要となる。また車両重量が約1.3tもあるため、牽引する側にもある程度のパワーが求められるはずだ。決して誰もが簡単に導入できる車両ではない。とはいえ、そんなハードルを考慮しても、このトレーラーには魅力が詰まっている。

天然素材をふんだんに使った豪華な内装

前述のとおり全長7m強、キャビン部分だけで6mに達する。これは全長7m級のフィアット・デュカトをベースにした(キャンピングカー)キャブコンモデルよりも、室内が広いということになる。車体右側面の後方に設置されたドアから車内に入ってみると、コの字型に配されたソファと木製テーブルが目に飛び込んでくる。その内部はキャンピングカーというより、まるでリビングのようだ。軽量化のためにプラスチックや軽量素材を多用した内装とは異なり、天然素材を使ったこのクルマの内装は、見た目もゴージャスである。

ドアを入って正面には、上着などを収納するワードローブスペース。その右隣がトイレや洗面スペースとなっている。右手前側はキッチンだが、シンクも大きく、ガスコンロも3口ある本格的なものだ。その脇の冷蔵庫も縦型で、133Lもの容量を誇る。独り暮らしのアパートよりもよっぽど豪華な内容といえるだろう。

大人4人が快適に過ごせるベッドスペース

車体後部は常設のベッドスペースとなっていて、家庭用の本格的なベッドマットが2セット設置されている。中央の通路にオプションのベッドエクステンションを設置すれば、家族みんなで寝ることができる巨大なベッドスペースにすることも可能だ。さらにフロントのダイネット(食事スペース)も大人ふたり分のベッドにアレンジできる。これほどの広さを持ちながら、就寝定員を4名に絞っているのも贅沢なレイアウトだ。

とにかく豪華絢爛な内容のHOBBYのキャンピングトレーラー。ラインナップを見ると、この495UL Excellent Editionでもミドルクラスに位置するという。本国にはさらに大きなモデルも存在するそうだ。ちなみに気になる車両価格は598万4000円。さまざまなオプションを装着した展示車両で664万6200円とのことだ。巨大なキャブコンモデルが2000万近いプライスであることを考慮すれば、トレーラーはかなりリーズナブルであることがわかるだろう。

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