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初心者でも富士スピードウェイを走れる!? NAPAC走行会は「走って学べる」サポート充実のサーキットイベントだった!

多彩な参加車両が混走するコースでも、滞りのない走行が続いていた

プロのサポートで安全にサーキットを満喫! 最新カスタムパーツにも触れられるクルマ好き必見のイベント

2026年4月15日、静岡県の富士スピードウェイで「第42回NAPAC走行会 in 富士」が開催されました。初心者からベテランまで安心して走れる充実のサポート体制が魅力です。今回はイベントの様子だけでなく、パドックに出展した加盟企業から「オートメッセ in 愛知2026」の最新情報もお届けします。

NAPACとは? 品質基準などを独自で策定したカスタムパーツ業界が走行会を主催する理由とは!?

じつに42回という回数を重ねてきたNAPAC走行会。そもそも主催者のNAPACとはどのような団体なのか。まずは押さえておきたい。

NAPACとは「一般社団法人 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会」の略称だ。スポーツパーツの品質基準を管理するASEA(アセア)、アルミホイールの品質基準を管理するJAWA(ジャワ)、スポーツマフラーの普及推進を担うJASMA(ジャスマ)の3つの事業部で構成されている。160社以上の加盟企業が参画する業界団体だ。消費者が安心してカスタムパーツを選べるように、品質基準の策定や認定活動を行っている。その一方で、クルマをもっと楽しんでもらうためのイベント運営にも積極的だ。

NAPACが走行会を主催する理由には「カスタムパーツを実際に装着して走れる場所を提供したい」という想いがある。NAPAC事務局長の長妻氏は「昔は販売店を経由してチラシを配っていたが、今はSNSやウェブで情報を得て初参加する方が増えてきた。認知度の高まりを実感している」と話す。地道に走りの場を提供し続けてきた積み重ねが、今日の定番イベントを作り上げた。

サーキット初心者も安心! 富士スピードウェイを楽しむための工夫と豪華プレゼント商品も見逃すな!!

今回の走行会は13時から15時の2時間枠で、30分×4本の走行が実施された。参加定員は100台だ。参加費は1時間2万6000円(早割2万4000円)、2時間4万6000円(早割4万1000円)で、これには保険代が含まれている。

NAPAC走行会の最大の特徴は、初心者にやさしい走行体制だ。走行は「ビギナー枠」と「エキスパート枠」に分かれている。そのため、サーキット初参加のドライバーでも安心して富士スピードウェイのレーシングコースに挑むことができる。

プロドライバーが先導する慣熟走行(コース下見)からスタートし、ライン取りやコースの特性をつかんでから本走行に臨める点が心強い。有名レーシングドライバーによる初心者向け講習も設けられている。サーキット走行の基本的なルールやマナーから、実践的な運転技術までを学べる貴重な機会だ。

さらに、ビギナーの参加車両はリアのナンバープレートに赤いテープを貼る。これにより、走行中も周囲のドライバーに初心者であることが一目で伝わる仕組みだ。後続車は余裕をもって対応でき、ビギナーは自分のペースで走ることができる。初心者と上級者の双方にとってうれしい配慮だ。タイム計測サービス(別途3,000円)の利用も可能である。

走行後のミーティングでは、NAPAC加盟社から提供される豪華景品が当たる抽選会も開催された。タイヤやホイール、スポーツシート、ブレーキパッドといった、クルマ好きが憧れる品々が並んだ。さらに加盟企業が協賛した製品やグッズが参加者全員にプレゼントされるため、抽選に外れても手ぶらで帰ることはない。

パドックでは信頼性と性能に裏打ちされた新製品を先取り! オートメッセ in 愛知2026の出展情報

富士スピードウェイのAパドックでは、NAPAC会員メーカーによるテントブース出展が同時開催された。今回は、5月16日と17日に愛知県常滑市のAICHI SKY EXPO(愛知県国際展示場)で開催される「第2回 オートメッセ in 愛知2026」に出展予定の3社を取材した。

ホイールブランドAME(エーエムイー)がオートメッセ in 愛知2026で初公開するのが、2009年から続くロングセラーモデル「TRACER TM02」初の鍛造バリエーション「TM02 AWAKE」だ。鍛造化により、さらなる軽量化と高剛性を実現している。このモデルは完全受注生産で、会場での注文が可能だ。その他のホイールもイベント特別価格で購入できる。また、AMEのホイールを装着したユーザー車両8台の展示に加え、公式キャラクター「如月亜衣栞(きさらぎ あいか)」のグッズも販売する予定となっている。

スポーツシートメーカーのBRIDE(ブリッド)は、新素材「NUGRAIN(ヌグレ)」を採用したシートのラインナップ拡充を発表する。現行のERGOSTAR(エルゴスター)とSTRADIA(ストラディア)に加え、新たにGIAS Ⅲ(ガイアス・スリー)、STREAMS(ストリームス)、ZETA Ⅳ(ジータ・フォー)の3脚が追加され、最大5脚のラインナップ体制となる。会場では実際に座って確かめてから購入可能だ。さらに会場には、GTレースで活躍するアンバサダーの篠田奏美と遠宮さおりが、マスコットキャラクター「アカザミーネ」の衣装で登場する予定だ。

クラッチメーカーの小倉クラッチは、2026年6月発売予定の新製品「ライトツインクラッチ」を先行展示する。ライトクラッチとして初のツインディスク仕様だ。約500馬力まで対応しながら、半クラッチの領域が広く、一般道でも扱いやすいのが特長である。第一弾の対応車種は、スバル インプレッサ(GDB系〜DB系)、トヨタ 86(現行)、日産 GT-R(RB26搭載車)、日産 シルビア(S15)、日産 フェアレディZ(Z33・RZ34)を予定している。オートメッセ in 愛知2026の会場では参考価格の提示も目指しているとのことだ。

「オートメッセ in 愛知2026」では未来の走行会参加者を育てる「こども免許証」「塗り絵」企画を実施!

走行会を主催するNAPAC自身も、オートメッセ in 愛知2026に出展する。今年の目玉コンテンツは、恒例の「こども免許証」の発行だ。子どもたちがライセンスを取得できるこの企画は、将来のカーライフを楽しむ人を増やしたいというNAPACの思いを体現している。隣接ブースでは昨年から実施している塗り絵コーナーも展開し、子連れのファミリー層が気軽に楽しめる場づくりを推し進めている。

「お子さんには必ず親御さんがいる。そのファミリー層に、ホイールやパーツの正しい選び方を案内したい」とNAPAC事務長の長妻氏は語る。走行会もオートメッセも、カスタムパーツ文化の裾野を広げ続けるNAPACらしい活動である。

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