デモカーだけではない自動車イベントのもうひとつの楽しみ方
2026年5月16日から17日に愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催された「オートメッセ in 愛知 2026」。会場には最新デモカーや数多くのカスタムパーツが並びましたが、少し視点を変えて歩いてみると「もうひとつの楽しみ」が見えてきます。ホイール型クロックや名車印鑑、愛車キーホルダーなど、クルマ好きの心をくすぐる注目の小物やアイテムをご紹介します。
各ブースで展開される自動車関連の小物や雑貨
2026年5月16日から17日に開催された「オートメッセ in 愛知」。会場では最新デモカーや話題のエアロ、ホイール、サスペンションなど、数多くのカスタムパーツが並び、多くの来場者で賑わった。だが、このイベントの魅力はそれだけではない。少し視点を変えて会場を歩いてみると、じつはもうひとつの楽しみが見えてくる。
各ブースをじっくり見渡していくと、ステッカーや時計、キーホルダー、Tシャツ、印鑑など、クルマ好きの心をくすぐる小物や雑貨が並んでいる。イベント価格に設定されている商品も多く、少し見るだけのつもりが思わず引き込まれてしまうような魅力的な空間となっていた。
スピードスターMK-Iを実物と同じ製法で再現した時計
まず目を引いたのは、SSRブースで展示されていたテーブルクロックだ。モチーフとなっているのは、往年の名作ホイール「スピードスターMK-I(マークワン)」。それをそのまま10インチサイズのクロックとして仕上げた本格派アイテムである。
本体は実際のMK-Iと同じ素材、同じ製法で製作されているという。さらに台座にはレーザーマーキングによるSSRロゴを刻印。もはや時計というより、インテリアとして飾りたくなるレベルの完成度であった。
価格は3万8500円。台座込みの高さは295mmと存在感も十分だ。もともとはSSRのアンテナショップで販売されていたアイテムだが、5月18日の一般発売開始後には限定100個がわずか数日でほぼ完売状態になったという。会場でも足を止める人が続出していた。
トヨタ車のイラストと名前を入れることができる印鑑
続いて編集部が目を奪われたのが、トヨタカローラ名古屋ブースの奥側に展開されていた小物コーナーだ。そこには遊び心あふれるグッズが数多く並んでいた。
そのなかでも注目を集めていたのが、小野印房の「名車印鑑」である。トヨタ車のイラスト入り印鑑で、大小サイズ(大が16.5mm、小が13.5mm)を合わせると100種類以上を展開している。もちろん印鑑には自分の名前を入れることも可能だ。
電子化やペーパーレス化が進み、脱ハンコが当たり前になりつつある時代。しかし、だからこそこうした趣味性の高い印鑑はじつに新鮮だ。実用品としてだけでなく、愛車グッズとして楽しめるのが魅力となっている。
電動ポールを用いて物理的に車両の盗難を防ぐアイテム
小物ではないが、会場で見つけたユニークなアイテムとして、英田エンジニアリングのガレージ向けセキュリティアイテム「アイシャロック」も紹介しておきたい。
英田エンジニアリングは、コインパーキングなどで使われるフラップユニットを製造しているメーカーだ。その技術力を活かして開発されたのが、この電動ポール型カーセキュリティである。
トヨタ「ランドクルーザー」やトヨタ「アルファード」など、車両盗難の被害が懸念されるなか、電子カーセキュリティだけでは不安という人も少なくない。そこで登場するのが、物理的に車両を止めるという発想だ。ポールが上がっている限り、クルマは前に出られない。シンプルかつ強固な防犯対策である。
実用性だけでは終わらないのがこのアイテムの面白さだ。メタル感のあるスタイリッシュなデザインにくわえ、LEDイルミネーションも搭載している。リモコン操作でスムースに上下可動する姿は、未来感すら漂う。防犯対策をしながらガレージの雰囲気を高めるアイテムとなっている。
愛車の写真をレザーに刻印できるオリジナルのキーホルダー
革製品ブランドである革茶屋のブースも、終始多くの来場者で賑わっていた。スマートキー用レザーカバーで有名なブランドだが、今回とくに目を引いたのがナンバープレート風レザーキーホルダーだ。
8色のレザーと14色の糸を自由に組み合わせることができ、裏面への文字入れにも対応している。自分仕様のオリジナルキーホルダーを製作可能だ。さらに、愛車そのものを刻印できるサービスもおこなっている。写真を渡せば、自分のクルマをレザーに刻んでくれるのだ。
愛車とのつながりを感じられるアイテムとして人気は高く、実際にブース前でカラーを選ぶ来場者の姿も印象的であった。
日本を象徴するモチーフとチューニングカーを融合したアパレル
最後に紹介するのは、静岡県のチューニングショップであるAQM(アキュームカンパニー)のオリジナルTシャツだ。もともとは自社工場の印刷機を活用した事業としてスタートしたそうだが、現在ではオリジナルアパレルとして人気を拡大している。
デザインの特徴は、和のテイストを強く打ち出していることだ。富士山や武士、東京タワーといった日本を象徴するモチーフと、チューニングカーのイラストを融合させた独特な世界観が魅力である。これが海外からの来場者からも高い支持を集めている。オリジナルキャラクターの展開にも力を入れており、その存在感は強烈であった。
派手なデモカーや最新エアロだけではない。こうした小物や雑貨を探しながら会場を歩くのも、オートメッセ in 愛知の大きな醍醐味である。クルマ好きの趣味性をくすぐるイベントとして、魅力的な存在となっていた。
