ハイエンド仕様に大変身! トヨタ「プロボックス」のカスタムが個性を放つ
最近では商用車としての高い実用性から、カスタムベースとしても絶大な人気を集めているトヨタ「プロボックス」。今回は、ハイエースカスタムの第一線で支持され続けるプロフェッショナル集団「ESSEX(エセックス)」ブランドが手がけた、商用車の面影を完全に消し去るハイエンドなカスタム術をピックアップした。ミリ単位のセッティングが可能なメッシュホイールや、走りを激変させるボディ系ダンパーなど、プロの知見が詰め込まれたこだわりのパーツ群の全貌について詳しく解説する。
圧倒的な密度感を生み出すネオクラシックなメッシュデザイン
エセックスが展開するホイール「ENCM」は、ハイエースカスタムで絶大な支持を得ている名作であり、そのネオクラシックなスタイルをトヨタ プロボックスにおいても実現させることができる。最大の魅力は、細密に交差するメッシュデザインが生み出す圧倒的な密度感だ。
スポークの交差部分に角度をつけることでディスクに立体感を与え、一段落とし込まれたリムとの接合部にピアスボルト(ディスクの最外側に配置されたボルト)を配した2ピース(ディスクとリムの2つのパーツから構成される)構造を採用している。これにより、既存の商用車然とした足回りを瞬時にハイエンドな装いへと変貌させる。
エッジの立ち方が非常にシャープなメッシュデザインと、リムまわりに配置されたピアスボルトが、2ピースならではの高級感とメカニカルな印象を主張する。センターへ向かって落とし込まれるコンケイブ(逆反り)形状と、リムの深さが織りなす陰影、そしてクラシカルな雰囲気を醸し出すデザインは、17インチというサイズ以上にホイールを大きく見せつける。
ミリ単位のインセットオーダーでこだわりのツライチを実現
2ピースならではの柔軟なサイズ設定も特筆すべき点である。ミリ単位のインセット(ホイールの中心線から取り付け面までの距離)オーダーにより、ノーマルフェンダーからオーバーフェンダー装着車まで、狙い通りのツライチ(フェンダーとホイールの面を揃えること)を実現できる実力派だ。
デモカーの装着サイズは17×8.0、インセットは35である。極限までスリムに仕上げたメッシュデザインは、スポーティで軽快な足回りを作り出す。フロントの足回りは純正のストラットボルト(サスペンションを固定するボルト)を使ってキャンバー(ホイールを車の正面から見たときの傾き角度)をつけてセッティングしている。
車高調(車高調整式サスペンション)を装着し、最適なバランスにセットした車高にENCM17インチホイールと、ヨコハマタイヤの「アドバン フレバ」の組み合わせは、最高にスポーティな足回りを作る。トヨタ プロボックスに17インチの組み合わせはオーバーサイズかもしれないが、2ピース構造によって完成するスタイリングはとても魅力的だ。
単なるドレスアップの枠を超え、機能美と高級感を高次元で融合させたENCM。それは、こだわり抜いた1台を完成させるための、最強のピースとなるはずだ。
走りを激変させるボディ補強と洗練されたインテリア小物
足回りだけでなく、その他のパーツも充実している。箱車(商用バン)のネックであるボディの剛性不足を補うため、ボディ系ダンパーであるモーションコントロールビームを装着している。これを装着してボディを強化することで、ステアリングまわりの操作感がリニアになり、商用車特有の乗り心地も向上するなど、走りは大きく変わる。
インテリアには、エセックスオリジナルのビレットシフトノブVer.2を装着した。カラーリングも豊富に揃っており、自分だけのインテリアスタイルを作り出すことができる。足元にはESSEXのロゴを刺繍したシンプルなデザインのフロアマットを装着する。
また、ルームランプにはヴァレンティ製のLEDルームランプを採用しており、アンバーとホワイトに切り替えが可能だ。外装のランプ系も性能アップを図るべく、ヴァレンティのLEDヘッドライトバルブ、LEDポジションバルブ、LEDテールランプバルブに変更し、夜間の視認性とドレスアップ効果を高めている。
単なる仕事の道具という商用車の枠を完全に飛び越え、機能性と高級感を併せ持つ「自分だけのハイエンドな相棒」へと進化させるESSEXのカスタムパーツ群。日々の実用性を損なうことなく、極上のスタイルを手に入れたいプロボックスオーナーにとって、間違いなく見逃せない選択肢となるだろう。
