1970年代名車が手軽なプラモデルになって蘇る
静岡県の老舗模型メーカーである青島文化教材社(アオシマ)から、クルマ好きの心をくすぐる魅力的な新製品が発表された。初心者でも手軽に組み立てられる「楽プラ スナップキット」シリーズのラインアップに、1970年代のスーパーカーブームを牽引した名車、フェラーリ「512BB」の新たなボディカラーが追加される。伝説の12気筒エンジン搭載車を手のひらサイズで再現した、こだわりのディテールと手軽な魅力の全貌をお伝えする。
180度のバンク角を持つV型12気筒エンジンを搭載する
フェラーリ 512BBと聞いて、胸が熱くなる自動車ファンは少なくないはずだ。1970年代のフラッグシップモデルとして君臨したこのクルマは、当時のスーパーカーブームの主役とも言える圧倒的な存在感を放っていた。車名の「BB」が「ベルリネッタ・ボクサー」を意味するように、キャビンの背後には180度のバンク角を持つV型12気筒エンジンが搭載されている。この特徴的なフラット12エンジンが奏でる官能的なエキゾーストノートと、地を這うような低いスタイリングは、世界中の自動車ファンを虜にした。
実車の3Dスキャンにより精密なディテールを再現する
今回のモデル化にあたり、アオシマは実車を3Dスキャンすることで、その流麗なプロポーションを忠実に立体化している。細部のこだわりもマニアを唸らせる仕上がりだ。足元を引き締めるのは、メーカー純正のセンターロックナット方式を採用した15インチの5スポークホイールで、特徴的なスピンナーまでしっかりと再現されている。
さらに、スーパーカーの代名詞とも言えるリトラクタブルヘッドライトは、組み立て時に開閉状態を選択できるという嬉しいギミックも搭載している。512BBの象徴でもあるボディ下部が黒く塗り分けられた2トーンカラーも、巧みで緻密なパーツ分割によって見事に表現されている。今回追加されるボディカラーは、美しい造形を際立たせるシルバーとホワイトの2色展開となっている。これで全5色(レッド、イエロー、ブラックに加え今回のシルバーとホワイト)でのラインアップとなった。全色コレクションするのよし、好きなカラーだけ集めるのもありだろう。
接着剤も塗装も不要なシステムが組み立てを身近にする
これほど精密なディテールを持ちながら、組み立てのハードルが極めて低いのが「楽プラ」シリーズの最大の魅力だ。ボディカラーはあらかじめ着色されたプラスチック材料で成形されており、面倒な塗装作業は必要ない。プラスチック特有のツヤツヤとした美しいボディが最初から用意されているのである。
さらに、パーツ同士をはめ込むスナップフィット方式を採用しているため、接着剤も一切不要となる。細かな塗り分けが必要な部分は付属のシールを貼るだけで完了し、わずか47点という少ないパーツ数で実車さながらの完成度を誇る。「楽プラ スナップキット」シリーズには、ほかにも数多くのスーパーカーがラインアップされており、完成したモデルを並べて当時の熱狂を自室で再現する楽しみも味わえる。
価格は2860円とお手頃で、2026年11月の発売に向けて、すでに7月15日から受注予約が開始されている。ポスターのなかで輝いていた手の届かない存在が、手軽なプラモデルとして机の上に蘇る。休日の夜、あの頃の憧れを自らの手でじっくりと組み上げていく時間は、大人にとってかけがえのない充実したひとときとなるはずだ。
※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります。
※この商品はプラモデルキットです。組み立てには別途、工具等が必要です。
Produced under license of Ferrari S.p.A. The name FERRARI, the PRANCING HORSE device, all associated logos and distinctive designs, including the design of Ferrari cars, are property of Ferrari S.p.A.
Produced under license of M.C.G.: Maisto and Bburago.
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