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ドイツで日本製ママチャリと奇跡的な出会い! 新しい相棒との生活がスタートしました【みどり独乙通信】

FCバイエルン・ミュンヘンのマスコット、バーニーの前でママチャリと

日本製ママチャリと運命的な出会いを果たす

3カ月の間で4度の自転車のパンクに悩まされていたドイツ在住の池ノ内みどりさん。掲示板に困っていることを書き込むと、日本製のママチャリを駐在員の方から購入できることに。温かいサポートを受け、新しい相棒であるママチャリとの生活がはじまります。

またもや繰り返されるパンクの謎

お天気の良かった2025年2月のある日、いつものようにママチャリで出掛けようと自宅を出て漕ぎだしたところ、何となく調子が悪いではありませんか。降りてみてみると前輪の空気がほとんど抜けていたので、一旦押して空気を入れようと自宅に戻りました。

空気をいくら入れてもぺしゃんこのままのタイヤはなんともならず、ガ~ンと絶望しました。前回は2024年の年の瀬に出先でパンクをして、会員のADAC(ドイツ自動車連盟)のロードサービスに電話し、サービスカーで極寒の中にもかかわらずパンク修理にお越しいただいて大変助かりました。あくまで緊急用のサポートなだけに今回もADACに電話をするのが良いのか悩みました。

日頃はガラスや障害物をなるべく踏まないように気をつけて走っているのに、さすがにわずか3カ月の間に4回目のパンクはおかしいなと考えてしまいます。友人らも同意見で、誰かにいたずらをされているのではないか……という気がします。ましてやタイヤもチューブも何度か新品に交換しています。

ミュンヘンで見つけた夢の日本製ママチャリ

私の毎日のアシとなっている大事なママチャリは、なくてはいけない相棒。試しに地元の掲示板と現地日本人コミュティの掲示板に、「どなたかご不要の自転車をお譲りいただけませんか?」と書いてみました。するとその日の夜にとある日本人Aさんから、「使用していない自転車がありますが、いかがですか?」とご連絡をいただきました。しかもそれが日本から引越しする際の荷物に入れて持って来られたママチャリだと伺い、即答で購入させていただくことを決めました。

ドイツの自転車は高級で重くて非常に乗りにくいので、日本のママチャリを久々に所有して乗れるなんて夢のようです! 待ち合わせ場所やお値段のやりとりをして、いざ待ち合わせ場所へ。そこは在来線と地下鉄の両方の駅が隣接していて、事前に注意をいただいていたにもかかわらず間違った場所へ伺ってしまい恐縮でした。

Aさんと少しお話をすると、半年前からご家族でミュンヘンへご赴任されたばかりの駐在員の方でした。しかも、ママチャリの引き取りの件をメールでやりとりをしている際に、もしや「AMWのコラムの執筆をなさっていますか?」と。まさかこんなところで、私のコラムをご覧になってくださっている方と遭遇するなんて思ってもおらず大変驚き、光栄でした。

Aさんの心温まるサポートに感謝の気持ちでいっぱい

楽しく少し立ち話をして、購入したママチャリに乗って帰ろうとすると「えっ、まさか乗って帰られるのですか?」と大変驚かれました。別料金にはなりますが、電車にも自転車を載せて帰ることができるのですが、私は元から乗って帰るつもりでした。

Google Mapによると10kmほど。日頃からアリアンツ・アレーナにFCバイエルン・ミュンヘンの試合のために、カメラセットやピッチ横で座る折り畳み椅子を背負って多いときには週2回、往復20kmを走っていますのでなんのその。方向音痴のため、グーグルマップを見ながらも道を間違えながら日頃通らない道を楽しくのんびりサイクリングして帰宅しました。

お譲りいただいたママチャリは少しライトが暗かったこともあり、Aさんがお手持ちのめちゃくちゃ明るいLEDの懐中電灯をお貸しくださってとても助かりました。おまけに日本からお持ちになったパンク修理セットまでお付けくださり、なんともご親切なお心遣いをいただいて感激しました。

これまで乗っていたドイツのママチャリが嘘のように快適な、私の新相棒の日本のママチャリ。せっかくお譲りいただいたAさんご家族に感謝し、毎日乗りたいと思います。とにかく自転車の盗難やいたずらが多く、とくにサドルは真っ先に盗まれる可能性があるので、自宅アパートの駐輪場にはサドルを抜き取った状態で停めています。日本のママチャリは本当に乗りやすくて嬉しいです。

>>>ドイツ在住池ノ内みどりさんのクルマにまつわるコラムはこちら

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