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常磐自動車道下り・四倉PA「海岸食堂」:人気No.1の新鮮な地魚の刺身定食は種類が変わるのでリピート必須【SPめし】

新鮮な刺身の4点盛りの刺身定食は人気No.1

水揚げされる魚が日々変わるためリピートは必至

ドライブの際に立ち寄る高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア (PA)。民営化以降サービスが向上し、その土地の名産品も食べられるようになっています。特集“SPめし(SAとPAのご飯)”では、全国の高速道路のサービスエリアやパーキングエリアをまわっておすすめのご飯を紹介します。2回目は、常磐自動車道下り線にある四倉PAの「海岸食堂」です。

一般道からも利用OKの穴場PA

高速道路のSA・PAの食事は麺類やカレーライス、そして揚げ物が中心と思っている人は多いはず。そういった人の期待をはるか上を行くのが、常磐自動車道下り線(宮城県方面)にある四倉PAだ。

東京から東北方面に行くとなると、暗黙の了解で東北道を選んでしまいがちだ。しかし、仙台以南の海側が目的地の場合、常磐道のほうが走行距離は短くなることもある。また、途中一車線の区間はあるものの、東北道に比べるとアップダウンも少なく平坦なため燃費も向上しやすい。

四倉PAは、常磐自動車道と磐越自動車道が分岐するいわきJCTを過ぎて最初の休憩地点となる。大型車20台、小型車20台というコンパクトなPAながら、急速充電器(50kW)が設置されている。さらに注目のポイントは、一般道側にも駐車場が設置されているので、高速道路を利用していない人もPAをクルマで訪れることができるようになっていること。

これは、大きなSAではよく見られるのだが、四倉のようなコンパクトなPAでは珍しい。それほど、ここの飲食店だけを利用する人が多いということを示しているのだろう。

魚、肉などの充実した定食はご飯おかわりが自由

四倉PAのフードコートは「海岸食堂」と名付けられ、6時30分〜19時30分まで営業している。唐揚げや焼肉定食と定番のメニューが並ぶなか、ひときわ目を引くのが人気No.1メニューの刺身定食1650円。

地元の漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類の刺身の4点盛りで、内容は水揚げの状況によって日々変わるというメニュー。販売時間は朝10時からとなるが、毎回食べられる刺身が違うということもあり、リピート必須のメニューだ。

この刺身定食のほかにも、焼魚定食が1390円。そして刺身と焼魚の両方を食べられる食いしん坊向けの刺身焼魚定食2070円(いずれも10時から販売)も見逃せないメニューだ。しかもこの海岸食堂は定食を注文するとご飯のおかわりが自由。米の価格が上昇している現在では本当に嬉しいサービスを続けてくれている。

また、人気メニュー第2位の炙り豚バラチャーシューメン1280円(すべて消費税込)は、そのチャーシューの大きさに加えて、山盛りの野菜は圧巻。これにライスを頼んで、チャーシューと野菜を載せれば、チャーシュー丼の完成だ。

今回は初訪問で食事に気を奪われてしまったが、福島のソウルフードと言われている酪農牛乳シリーズを飲み忘れたので、また再訪したいPAだ。尚、上り線の四倉PAでも刺身定食は食べることができる。

【海岸食堂 常磐自動車道・四倉PA・下り】

営業時間:6:30~19:30

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