ワンオフパーツで装甲車ルックに仕上げられたこだわりの営業車
ただならぬ気配をまとい、見る者の記憶に深く刻まれる1台のトヨタ「ハイエース」。ワンオフパーツと緻密なディテールで装甲車のような重厚感を演出しながら、じつは営業車として全国を駆けるリアルワークマシンです。その完成度と実用性の両立が新たなカスタムの価値を示している、こだわりのデモカーの詳細をお届けします。
巧みなペイントとワンオフパーツが放つ無骨な装甲車テイスト
ただ目に入るだけではない。空気ごと震わせるような気配まで放っているかのようなこのトヨタ ハイエースは、一度見たら脳裏に焼き付くレベルの存在感を誇る。バンパーガードやヘッドライトガード、ダミーの収納ボックスなど、細部にまで徹底した作り込みが施され、ボディを彩るパーツの大半はワンオフで製作されている。
各所に打ち込まれたダミースポット風のディテールに加え、ペイントとフィルムを巧みに使い分けている。マットグレーに染められたそのフォルムはただならぬ緊張感を漂わせ、無骨で重厚な「装甲車テイスト」をリアルに表現している。
職人の腰道具メーカーが手掛けた世界観あふれるラゲッジ空間
なかでもひときわ目を引くのは、ボディサイドに大胆に描かれた「KNICKS」のロゴだ。職人御用達の腰道具メーカーの名を掲げるこの1台は、車内にもその世界観を徹底している。
リアラゲッジには腰袋を、運転席側のスライドドア部分にはアルミ製金具をディスプレイとして見せる、まさに道具とクルマの融合空間を構築した。ラゲッジスペースにはダークトーンのウッドをあしらい、落ち着きと温もりを兼ね備えた上質な空間へと仕立てている。
そして驚くべきは、その正体である。KNICKSのデモカーとして全国を駆け巡るだけでなく、実際に営業車としても稼働するリアルワークマシンなのだ。見せるためだけではなく、使いながら魅せる。それがこのKNICKS号の真骨頂である。
