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若者も熱狂するネオクラシックの世界! 埼玉で開催された1990年代車ミーティングに潜入

ホンダ ビートとマツダ RX-7が並ぶ姿。軽自動車からピュアスポーツまでが集まる

1990年代のクルマが集結する「東京キューマルミーティング」に潜入

2026年5月23日、埼玉県内の某所にて1990年代に生産されたクルマにスポットを当てたイベント「東京キューマルミーティング」が開催されました。昨今「ネオクラシック」と呼ばれ、世代を超えて人気を集める1990年代の名車たち。厳格なルールの下で秩序を守りながら、純粋にクルマ好き同士が交流を楽しむ熱気あふれるミーティングの模様をお届けします。

福岡での熱気を関東へ! 回を重ねるごとに規模を拡大する注目イベント

その名称の通り、1990年代のクルマにスポットを当てた「東京キューマルミーティング」。このミーティングは2022年にスタートした。主催者のじゅんやさんが、九州で行われている「福岡キューマルミーティング」へ見学にいった際、「こんなイベントを関東でもやりたい」と思い立ったのが開催のきっかけだという。

福岡の主催者にも話を通したうえで開催した第1回目の参加台数は約50台だった。しかし、回を追うごとに口コミなどで人気が広がり、今回はじつに141台もの車両が参加する規模へと成長している。

東京キューマルミーティングの参加条件は、1990年代に生産が開始されたクルマであることだ。2000年代まで継続生産された同一モデルも参加可能となっている。条件を満たしていれば、車種やカスタムの方向性などを問わないオールジャンルな集まりとなっているのが大きな特徴だ。

違法改造や荒らしを徹底排除! 審査制とシークレット開催で秩序を保つ

参加にあたっては、Web上の専用フォームでエントリーを行う事前申請のみを受け付けており、写真を用いた事前審査も実施されている。この審査はカスタムの完成度を競うためのものではない。基本的に違法改造の有無などを確認し、ミーティング会場として借りている施設に迷惑をかけないための処置である。

また、開催場所は参加者のみに通知するシークレット開催となっている。これは、部外者が参加車両に勝手に触ったり盗難に結びついたりするトラブルを防ぐための対策だ。さらに、近年各地のイベントで問題になっている、参加者以外のいわゆる「荒らし」行為を未然に防ぐという意味合いも込められている。

ミーティング当日、埼玉県の会場に集合した141台の顔ぶれは実に多彩だった。日産「スカイライン」や日産「シルビア」、マツダ「RX-7」などのスポーツモデルをはじめ、当時一世を風靡したハイソカーやセダン、軽自動車、コンパクトハッチなどバラエティに富んでいる。趣旨を知らない人が見たら、何のクルマのミーティングか分からないほどだ。

世代を超えて愛される「ネオクラシック」! 秋の次回開催にも期待大

参加者の年齢層が幅広いのも、昨今のネオクラシック人気の高さを実感させるポイントだった。現在のクルマにはないリトラクタブルヘッドライトや、電子制御が入りすぎないダイレクトな操作感など、1990年代のクルマには独特の魅力が詰まっている。

参加者にお話を伺ってみると、上の世代は「懐かしさ」や「当時は高くて買えなかった憧れ」を理由に挙げる。いっぽうで若い世代は、「子どもの頃からの憧れ」や「今のクルマにないカタチ」に惹かれて所有に至ったケースが多いようだ。旧車につきものの部品供給の苦労なども、世代を超えたオーナー同士の情報交換で乗り越えているという。

車種やメーカー、カスタムの方向性が決まっている単一車種のミーティングでは出会うことのないクルマとオーナーに出会えるのも、東京キューマルミーティングの魅力のひとつである。1990年代車オーナーの交流が最大の目的なので、目立ったコンテンツなどはとくに用意されていない。それでも参加者は珍しいクルマのもとへ行って質問をしたり、仲間同士でくつろいだりと、それぞれの過ごし方でミーティングを満喫していたようだ。

単なる懐古主義にとどまらず、世代を超えてクルマの魅力を共有し合う場として、このミーティングが果たす役割は大きい。次回の開催は秋ごろを予定しているそうなので、興味のある方は公式X(@TOKYO_90MT)などで情報をチェックしてみてはいかがだろうか。なお、参加は事前申請の審査制となっているので、くれぐれもお忘れなく。

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