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「サイバーナビ」が大刷新!車種別対応10インチモニターを設定

カロッツェリア「サイバーナビ」史上初となる
10インチモニター専用車種別取り付けキット

パイオニア・カロッツェリアの上級AV(オーディオビジュアル)ナビゲーション「サーバーナビ」がフルモデルチェンジ。従来のハードディスクタイプからSDメモリータイプに変更するなど、プラットフォームから刷新してきた。
待望の10インチモニターがラインアップされ、サイバーナビ史上初となる車種別取り付けパネルを設定する。

優れたオーディオビジュアル(AV)機能と最先端技術を投入したナビゲーションシステムを搭載するパイオニア・カロッツェリア「サイバーナビ」。1999年の登場以来、常に時代をリードしてきたAVナビゲーションシステムだ。

今回発表された2016年モデルは、プラットフォームを刷新してハードディスクタイプからSDメモリーへと変更。起動からナビの動作まですべてが早くなっている。
さらに自車位置精度専用システム「レグルス」と「6軸3Dハイブリッドセンサー」の採用、3種類の衛生の同時受信などによって自車位置の精度を大幅に向上させている。


プラットフォームの変更によって、ナビゲーションのみならずAV機能も大幅に進化。パイオニアの最上位カーオーディオシステム「カロッツェリアX」の技術と音響系パーツを採用。車種別サウンド調整に運転席または全席それぞれの音場調整もワンタッチで可能としている。


10インチモニター「AVIC-CE900」は車種別パネルとセット販売

最新型「サイバーナビ」最大のトピックは10インチモニターを採用する「AVIC-CE900」シリーズが登場したことだ。
さらにサイバーナビ史上初となる車種別取り付けパネルを設定。
現段階では、トヨタ・アルファード/ヴェルファイア、ノア/ヴォクシー/エスクァイア、ホンダ・ステップワゴンの3車種のみの設定だが、今後拡大されることを期待したい。
なお、AVIC-CE900シリーズの発売は9月からで、取り付けパネルとのセット販売となる。
価格はオープンだが、実勢価格は30万円超あたりだ。


もちろん、標準仕様となる8インチ、7インチ(標準とワイド)も設定。現シリーズより2DINユニットのみとなっている。価格はオープンだが、実勢価格は7インチタイプが15万円、8インチが17万円。標準モデルは6月より発売される。

全モデル、手元でナビやAV機能の操作を可能とするスマートコマンダーを同梱している。Bluetooth接続となり、従来のコマンダーより操作性と反応が向上した。

 

運転支援と盗難防止までを実現する
「マルチドライブアシストユニット」は9月発売

「サイバーナビ」と連携し、高度な画像認識技術を用いて先進運転支援を実現するのが「マルチドライブアシストユニット(以下MAユニット)」だ。
サイバーナビにMAユニットをセットすることで、フロントカメラによって前方の車両までの到達時間を推定し、車間距離が十分でないときなどに画面表示と警告で衝突注意喚起をするといった運転支援機能が実現する。


そもそも、同梱されているカメラを使用することでドライブレコーダー機能もあり、これを利用して駐車中のクルマの異常を検知したとき自動的に動画と静止画で撮影する。もちろん、ドアを開けたときの衝撃や音にも感知する。
スマートフォンに専用アプリをインストールすれば、クルマの異常をメールで知らせてくれるという優れた機能も持っているのだ。

MAユニットは9月よりの発売で、サイバーナビ各モデルとセットになったキットも追加設定される。
価格はオープンだが、実勢価格は6万円。MAユニットをセットしたサイバーナビも、ほぼ6万円プラスといった価格になるだろう。

パイオニア・カロッツェリア http://pioneer.jp/carrozzeria/

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