サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

スズキ「エブリイ」がキュートで便利なキャンパー仕様に!「カーショップアシスト」の「かゆいところに手が届く」作り込みとは

ブースには「ダムド」とのコラボレーションで誕生した、エブリイの軽キャンパーも展示中

軽キャンパーの人気まだまだ健在

2023年2月10~12日にインテックス大阪で開催中の「大阪オートメッセ2023」。ジムニーなどSUVが数多く並ぶ5号館のアクティブライフホールで、コンパクトながら使い勝手バツグンの軽キャンパーを発見した。

ハスラーの可愛らしさもプラスしてアレンジ

大阪府の「カーショップアシスト」が製作したスズキ「エブリイ」は、使い勝手だけではなく見た目のキュートさにもこだわる仕様だ。特徴的なフロントマスクはスズキ「ハスラー」がモチーフで、ボディも同車の特別仕様車「Jスタイル」純正色に全塗装。飾り気がないエブリイの外観をモノ足りなく感じる人、そして若い年齢層や女性ユーザーからの評価が高いという。

キャンパーとしての利便性とクオリティも以前から定評があり、とくにこだわっているのは快適性を大きく左右する家具とベッド。家具は安価な海外製ではなく天然木を使い職人による国内生産だ。ベッドは従来の表と裏で硬度が異なり、短時間で格納できるタイプに加え、水洗いでき臭いも残らない「ブレスエア」も選べるようになった。

また、以前は横方向の3分割タイプだったが、新たに縦方向の2分割もラインアップ。それぞれ硬度を変えることで片側は就寝スペース、もう片側には自転車を搭載して固定するなど、使い道のバリエーションが飛躍的に増えたそうだ。

新たな試みはルーフに装着した大型のキャリア。カーショップアシストが特約店でもある「ハードカーゴ」の製品だ。強度に優れるスチールパイプでワークライトをはじめとするオプションも豊富に揃っており、さらに足まわりやタイヤがノーマルであれば全高が2.1m以下に収まるローマウント設計も魅力である。

こうした「かゆいところに手が届く」というべき各部の作り込みは、代表の藤原さん自身が軽キャンパーによる旅を楽しんでいるからこそだろう。家具などの取り付けは純正のサービスホールを利用しており、脱着がカンタンで普段はバンとしての積載量をフル活用できる。

ぷちキャンはバリエーション追加でますます魅力的に

もうひとつの大きなトピックはエブリイのみだったぷちキャンに、ダイハツ「アトレー」と「ハイゼットカーゴ」が追加されたことだ。エブリイはVILLA/VILLA II/TRY IIの3タイプ、ダイハツはchalet LUNEとchalet SOLEILの2タイプ。いずれも家具のみで価格を抑えたベースプランを含め、合計5種類のパッケージ(ダイハツは2種類)を設定しており、ユーザーの予算や用途に応じてセレクトできる点も嬉しい。

自分が使ってみたい軽キャンパーを妥協せずに作り、使い込むことで進化を続ける「ぷちキャン」シリーズ。興味がある人はインテックス大阪5号館に足を運び、自分の目でクオリティの高さを確認してほしい。

モバイルバージョンを終了