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価格は2240万円! 「911GT3」のエンジンを積んだ「718スパイダーRS」はもはやプアマンズ・ポルシェではありません!

4リッター水平対向6気筒エンジンを搭載する718スパイダーのスパルタンなハイパフォーマンスバージョン

500psの4リッター6気筒ボクサーエンジンを搭載

ポルシェは2023年5月、「718スパイダー」のさらなるハイパフォーマンスバージョン「718スパイダーRS」を発表した。2021年11月に登場したクーペの「718ケイマンGT4 RS」と対をなすミッドシップ2シーターオープンスポーツのトップモデルとして、「911 GT3」にも積まれる高回転型の4L自然吸気エンジンを搭載する。価格は2024万円(消費税込)、左右ハンドルがセレクトできる。

718ケイマンGT4 RSより5kg軽く仕立てられている

ポルシェのミッドシップオープンで初めての搭載となるこの4L 6気筒ボクサーエンジンは最高出力500ps/最大トルク450Nmを発生、最高回転数9000rpmを誇る。クロスレシオの7速PDKを組み合わせ、0−100km/h加速3.4秒、200km/hまでは10.9秒を叩き出す。

これは718スパイダー(こちらの4L自然吸気エンジンは911カレラなどに積まれるターボエンジンを改良したもの)比で、最高出力は+80ps、0−100km/h加速は0.5秒速くなり、最高速度は8km/h(300km/hから308km/h)の向上を遂げている。これには軽量化も貢献しており、車両重量は718スパイダー(PDK搭載モデル)より40kg軽い1410kgを実現し、クーペの718ケイマンGT4 RSより5kg軽く仕立てられている。

軽量化されたボディは高い空力性能も併せ持つ。718ケイマンGT4 RSとほぼ同様のフロントエンドは、エアアウトレットを備えたCFRP製ボンネットやダウンフォースを増大させるサイドブレードを装備。718ケイマンGT4 RSに備わる大型リアウイングに代わり、ダックテールのような形状のティアオフエッジを備えた。足もとには20インチ鍛造アルミホイールを装着している。

また、ソフトトップは軽量化のため、手動式のシングルレイヤー軽量ソフトトップを採用した。これは側面と背後が開いた状態で日除け(ビキニトップ)として使用可能なサンセイルと、それに組み合わせて雨を防ぐウェザーディフレクターで構成されており、完全取り外し可能。ベーシックな718ボクスターのルーフ全体より16.5kgも軽く、完全に取り外せばさらに8kgの軽量化を実現する。

インテリアも必要不可欠なものだけをセレクトしたスポーティな仕立てとされている。12時の位置にイエローでマークしたRSスポーツステアリングや、サイドサポートに優れた軽量なCFRP製のフルバケットシートを装備。シートはブラックレザーに加え、グレーとレッドがセレクトできるパーフォレーション加工を施したRece-Texをセンターに用いたコントラスト仕様。ダッシュボードとトリムにはレザーが用いられている。

コンバーチブル向けのセットアップも採用

そして、シャシーは718スパイダーや718ケイマンGT4 RSと同じコンポーネントを採用。スポーツチューニングを施したPASM(ポルシェ アクティブサスペンション マネージメントシステム)やLSD(機械式リミテッド スリップ ディファレンシャル)を備えたPTV(ポルシェ トルク ベクトリング)などを標準化し、車高を30mm下げている。

これらにより、高いステアリング精度と俊敏かつニュートラルなハンドリングによる、鋭いシャシー挙動を実現するという。また、718ケイマンGT4 RSよりスプリングレートとダンパーレートを低くすることで、リラックスして運転できるコンバーチブル向けのセットアップが取り入れられていることも、「オープントップでのドライビングプレジャーを新たな次元に引き上げる」とうたうモデルにふさわしい。車高、キャンバー、トレッド、スタビライザーはすべて個別調整が可能だ。

また、さらにパフォーマンスを重視し装備を充実させた、ヴァイザッハパッケージをオプションで用意した。さらに軽量な鍛造マグネシウムホイールやチタン製スポーツエキゾーストシステムなどを装備。ダッシュボードは防眩仕様のRace-Texで仕立てられる。併せて、オーナーのみが購入可能なポルシェデザイン製クロノグラフも販売される。

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