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BMW「マルニ」に「ブリッド」をセット! 外しの美学でカッコよく「アメリカ人が旧車を改造するイメージでカスタム」

常に旧車は手元に置いておきたい

2023年9月3日に神戸メリケンパークにて4年ぶりの開催となった「Auto Fashion import REAL」では、カスタムされた輸入車が大集合。今回は、イベントに参加していた“aki”さんの1974年式BMW「2002」を詳しく見ていこう。

BBSホイールを装着

旧車としてはバハバグから5年ほど前に乗り換えたという1974年式BMW「2002」オーナーのakiさん。他にも複数台所有する中で、1台は常に旧車を手元に置いているという。旧車選びの基準としては、メーカーや車種で選ぶのではなく、何か自分で気に入った部分のあるクルマを選んでいるそうだ。さらにカスタムに関しても自分がいいなと思うものだけを取り入れており、この2002もakiさんのこだわったカスタムが盛り込まれているようだ。

自分の気に入ったカスタムをチョイス

カスタムの内容に関しては、足まわりはエアサス、メーカー不明のフロントバンパー、リアバンパーのスムージング、BBSホイール、ブリッドのシートとなっており、これらはもちろんakiさんがチョイスしたものとなっている。

「フロントバンパーはネットで探しました。リアバンパーはちょっと飛び出してて不細工やったんで綺麗にした方がいいなと思って、ワンオフで作ってもらいました。シートに関しては、本当だったらクルマの原産国に合わせたレカロの方がいいかなとも思ったんですけど、王道よりはちょっと外した方がいいかなと思って。ドイツのカスタムというよりは、アメリカの人が旧車のBMWを改造するような感じのイメージをしているところもあるので」

カスタムを考えるのも楽しい時間

話は前後するがakiさんはなぜ、旧車を手元に置いておきたいと思っているのだろうか?

「昔からクルマはずっといじってるんですが、今のクルマはいじることができないくらいポテンシャル高くなってきてるじゃないですか。旧車はおもちゃという感じが残ってるので、クルマをいじり続けるためにも1台は持っておきたいんです」

クルマをいじる楽しみをキープするためにも旧車を所有しているakiさん、今後も2002に手を入れる予定があるという。

「まず、エアコンをつけたいですね。夏はキツイので。あとはエンジンを載せ替えるのもいいですね。見た目は旧車なんですけど、快適な感じというか。アメリカでも昔のマスタングなんかの中身を全部新しいのに入れ替えたりするじゃないですか。あんな感じで今の時代のものに入れ替えて快適にしていきたいなとは思いますね。どちらにしてもこれからゆっくり時間をかけて、考えたいと思っています。その考える時間も楽しい時間なので」

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