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ベントレーが13年連続の栄誉に輝いた!「選ばれる雇用主」を目指してトップエンプロイヤー(最優良雇用主)に認定されました

13年連続でトップエンプロイヤー(最優良雇用主)の認定を受けた

ベントレーモーターズが英国でトップエンプロイヤー認定を獲得

ベントレーモーターズが13年連続でトップエンプロイヤー(最優良雇用主)という栄誉ある認定を受けました。これがどのような認定でベントレーの何が評価されたのか探ってみます。

トップエンプロイヤーとは

ベントレーがトップエンプロイヤー(最優良雇用主)の認定を13年連続で受賞した。この認定は、国際的に高く評価されているトップ・エンプロイヤーズ・インスティテュート(Top Employers Institute)が毎年行っているグローバルな調査をもとに、優れた労働条件を提供し、採用プロセスを継続的に強化し、ビジネスのあらゆるレベルを通じて従業員の才能を育成し、開発するためにあらゆる努力を払っている世界中の主要な雇用主を表彰するものだという。

全世界で約2300の企業がトップエンプロイヤーとしての認定を受けているが、例えば自動車ブランドで言えば、イタリアのフェラーリやランボルギーニ、ドイツのフォルクスワーゲン、スペインのセアトなども認定されている。現地インポーターとしてはその他多くの自動車ブランドが受賞しているが、製造社としての自動車メーカーの受賞はまだ少ない。

「選ばれる雇用主になる」

今回の認定は、ベントレーの持続可能性、デジタル化、ダイバーシティ&インクルージョンに重点を置いた取り組みとともに、従業員の福利厚生、価値観、倫理観、誠実さに対する高級ブランドとしての取り組みが高く評価されたという。

人事担当の取締役であるカレン・ランゲ博士は次のようにコメントしている。

「私達のビジネスの真の中心は従業員であり、当社の成功は、彼らの揺るぎない献身、決意、そして多様性によるものだ。トップエンプロイヤーに選ばれたことを誇りに思うとともに、それぞれの視点や貢献を尊重し、ダイナミックで包括的なチームとして前進できるよう、常に努力してゆく」

従業員ひとりひとりが掲げる「特別な人生」を送るためのキャリアパスをきちんと後押しし、それをベントレーの会社として将来の進歩的で戦略的な目標達成に組み入れてゆくという試みも評価されているという。

次の100年に向けた会社の指針である「ビヨンド100戦略」の中でも従業員から「選ばれる雇用主」になることを重視している。この認定は既存の従業員の労働環境の向上が図られ、外部から良いスタッフを採用でき、最終的には良いプロダクトが生み出される可能性を秘めた重要な指針になるのかもしれない。

AMWノミカタ
人事担当のカレン・ランゲ博士は「ビジネスの中心は人である。」と語っている。どの企業も同じようなことを言うが、とりわけ職人たちの高い技術に支えられ、手作りで自動車を製造するベントレーではこの「人」が企業の大きな価値となるのであろう。研修生の受け入れや、セクシャルマイノリティー問題、地域社会での貧困対策や最近では退役軍人のセカンドキャリアの提供など、ベントレーは人に関する積極的なアプローチをしている企業に映る。

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