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マツダ「サバンナRX-3」のワゴンがドリフトマシンになった! 500馬力のD1GP参戦車両の「サバゴン」とは

ベース車は1974年式のマツダ サバンナ RX-3 スポーツワゴン

マツダ サバンナRX-3スポーツワゴンをリメイク

大手タイヤメーカーのひとつであるTOYO TIRES(トーヨータイヤ)。2024年1月12日~14日に開催された東京オートサロン2024では、マツダファン垂涎の1台を展示し、圧倒的なカッコよさで見る者を魅了しました。その詳細をお伝えします。

最高出力は500psを誇る

そのクルマの名は「FURSTY(ファースティ)」で、世界的に有名なレーシングドライバーであり、TOYO TIRESのブランドアンバサダーを務めているマッド・マイク選手(本名:マイケル・ウィデット)がD1GPに参戦するために製作したドリフトマシンである。2023年シーズンはフォーミュラドリフトジャパンに参戦していたが、今季はD1GPにチャレンジすることになったのだ。

FURSTYが飾られた台座にマツダ「サバンナRX-3 Mad Mike D1GP参戦車両」と記されていたが、ベースとなったのはマイク選手が若い頃にニュージーランドで実際に乗っていた1974年式のマツダ「サバンナRX-3スポーツワゴン」で、これをリメイク。同選手とTCPマジックが共同製作した4ローターのローターリーエンジンをフロントに搭載している。排気量は650cc×4で、最高出力は500psを誇っているそうだ。

D1GPは2024年5月に開幕

サバンナロータリーワゴンは、カーマニアの間で親しみを込めて「サバゴン」とも呼ばれ、オートサロンでエアロパーツ満載状態の展示車を時おり見かけるが、FURSTYもフロントにリップスポイラー、リアに板状のウイングを装備。パンデムエアロをまとい、ド迫力のオーバーフェンダーも付いているため、見事にワイド&シャコタン仕様となっていた。

大手タイヤメーカーのブースに展示されていたということで、Rotiformのホイール(フロント:7.5J-15/リア:8.5J-15)に組み合わされたタイヤにも注目してみたが、走りを追求したモータースポーツ用タイヤのTOYO TIRES PROXES R888Rをセット。2024年シーズンのD1GPは来たる2024年5月に奥伊吹モーターパークで開幕するので、FURSTYとマッド・マイク選手の活躍ぶりを現地で堪能してみてはいかがだろうか。

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