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18歳でローバー「ミニ」を購入してMk-1仕様にカスタム! 「少しずつチューニングしてラリーやレースに参戦したいです」

富士山がキレイに見える朝霧高原にあるレジャー施設がランチ会場となり、芝生広場が駐車場所となった

ルーカスのイエローフォグランプがポイント

2023年、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられ、旧車のショップ「Bless」(ブレス)のツーリングも復活しました。それに伴い、2023年11月19日(日)に4年ぶりとなる「Bless的趣味車ツーリング Vol.21」が開催しました。今回の目的地は山梨で、ランチ休憩で立ち寄った朝霧高原にあるレジャー施設の芝生広場にてブレスのスタッフを取材。そのリアルな声をお届けします。

2007年式のキャデラック「エスカレード」の2台持ち

1996年式のローバー「ミニ」で参加した加藤恵大さん(27歳)はブレスのスタッフで、山崎美優さんと一緒に全行程で先導役を務めた。

「今回のツーリングの企画を社長から任されました。僕がイチから計画するのは初めてで、ルートや時間、距離などを細かく調べ、若いメカニックと一緒に下見に行きました。しっかり準備しましたが、不安ばかりでしたね。でも、参加してくれた皆さんから信号がほぼ無く、富士山がキレイに見えて最高に楽しくいいツーリングだったという感想をいただきました。とてもうれしかったです。来年は違う場所でも楽しんでいただけるようにプランニングしたいと思っています」

ローバー ミニのオーナーになってから9年目になるとのことで、学生の頃はたまに通学やバイトの通勤に使っていたのだという。現在は、イベントやドライブに行くときに乗っているそうだ。現在の走行距離は8万km。2007年式のキャデラック「エスカレード」を2023年2月に購入し、それにも乗っているらしい。

ローバーミニをチョイスした理由を詳しく伺ってみたら、加藤さんの母親が乗ってみたいクルマだったということも関係していたそうだが、結果的にほぼ自分だけしか乗らなくなり、自分で造り上げたい仕様を調べて少しずつイジっていったそうだ。

「Mk-1仕様にしています。ルーカスのイエローフォグランプやコブラのバケットシート、センターメーターに変えているところがポイントです。バックフォグランプも装備していますね。下手くそなりにメーターの周りを自分で加工し、ウッドパネルからレザーに変更しているところもこだわっている部分です。

現在タコ足を入れいてるのですが、今後インジェクターやハイカムを入れ、少しずつエンジンのチューニングを行えればいいな、と思っています。そして、年式が新しい分類に入ってしまいますが、ラリーやレースなどに参戦できたらいいな、とも思っています。彼女といろんなイベントに出て、一緒に楽しんでもらえれば……と考えています」

いつの日にかラリーに出たい

これから愛車をイジり、さまざまなイベントにエントリーしようとしている若きオーナーに投げかける質問ではないと思ったが、今後の増車計画について伺ってみた。

「増車の計画はありますが、乗りたいクルマがいっぱいありすぎて絞れません。まだまだ先のことになりますが、いつの日にかクラシックカーのラリーに出たいと思っているので、1960年以前のクラシックオープンカーを所有できればいいな、と思っています。

クルマは僕の中で、その人の歴史であり、身体の一部、人生の一部なんだと考えています。いつも大切に乗っている愛車であっても、時おり故障などがあると思いますが、それも含めて、旧車の楽しさなんだと思います」

また来年もブレスの若いスタッフたちがツーリングを企画してくれるはずなので、注目したい。

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