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軽トラが美しいクーペスタイルに!? キャノピー搭載で仕事もアウトドアも楽しめる二刀流登場! 車中泊もできます

植木、電気、エアコン、水道などの職人が日常で便利に使える K-04

アクティブな遊び心を持つグラスホッパー

カスタムカーの祭典「大阪オートメッセ2024(以下OAM)」には、今年も注目すべきマシンが勢揃いしました。その中でも、軽トラックは相変わらずの人気ぶり。数多くのカスタム軽トラが並ぶなか、AMWが注目したのは荷台に跳ね上げ式のキャノピーを搭載し、アクティブな遊び心を持つ「グラスホッパー」シリーズでした。

テーマは遊びも仕事もカッコよく乗る

便利に活躍する軽トラックをベースに機能性とカッコよさをプラスしたスタイルが流行中だ。これまでの主流は、荷台にロールケージ構造を持つキャリアを装着させ、仕事やアウトドアをはじめ、多様なライフシーンで活用できるよう、オリジナル性に富んだ自分好みのカスタマイズを楽しむスタイルだった。だが、今回紹介するグラスホッパーシリーズは荷台をフル架装することで、より楽しみの幅を広げる1台として提案された。

製作したのは広島県廿日市市に本社を構える共立工業だ。「遊びも仕事もカッコよく乗る」をコンセプトに、今回はダイハツ「ハイゼットトラック」をベースに製作。このグラスホッパーシリーズについて、共立工業の常務取締役である椿谷 聡さんはこんな説明をしてくれた。

「弊社はトラックの架装を生業としている会社です。中型・大型トラックをメインにしていますが、軽トラックをベースに何かできないかを考えた時に“究極の職人向け軽トラック”というアイデアが思い付きました。そして、どうせ作るなら、遊びでも使える1台にした方が面白いと考えました。

ご存じの通り、軽トラックは働くクルマというだけでなく、近年はカスタムベースの遊びクルマとしての需要が高まっています。このことを受け、弊社が得意とする架装技術を使って仕事も遊びもマルチに活躍できるシステムアップスタイルを提案。専用キャノピーを製作し、便利に使えるだけでなくスタイリッシュなデザインを意識し、カッコよさも追求した軽トラックを完成させました」

計4モデルのグラスホッパーを用意

グラスホッパーシリーズは荷台がすべて一体式のように見えるが、じつは荷台部のアオリを境に2分割式になっている。横アオリを開くと左右にそれぞれ収納に便利なキャビネットが格納されており、さまざまな道具を入れることができる。また、最後部のアオリを開けるとスライド式の収納ケースがあり、ここには長物も収めることが可能。ちなみに長さ1920mm×幅500mm×高さ230mmまでの物が入るから便利だ。

荷台を載せるキャノピーは、キャビネットをベースにして固定する仕組みになっている。キャノピーの形状は、空気抵抗を意識したスラントバックを採用。まるでハッチバッククーペのようなボディシェルは、横風の影響も受けにくく、走行安定性を高めながら抜群のプロポーションで軽トラックをカッコよく架装する。

流線型でスタイリッシュなキャノピーはポップアップルーフ機構が備わっているため、仕事中は休憩所として使用でき、アウトドア時は寝床として車中泊も楽しめる。多彩な専用キャビネットもあるため、収納に困ることはない。このクルマは、あらゆる仕事や趣味を楽しむサポートカーとして活用できるのだ。

共立工業では、さまざまなライフスタイルに合わせて現在計4モデルのグラスホッパーを用意している。OAMの会場には、その内の2台を展示。オールブラックの「メカニック K-03」は自動車の整備に関わるメカニックサービスカーとして提案するモデル。ブルーの「クラフトマン K-04」はルーフラックとハッチバックラックを追加し、植木、電気、エアコン、水道などの職人が日常で便利に使える1台を想定して提案する。他にも、武骨で頑強なサバイバル装備に特化させたモデルも用意している。

ベース車両持ち込みで約130万円

気になる費用については、アオリ部分に設置する専用キャビネットが約30万円で、その上に載せる専用キャノピーが約100万円。つまり、ベース車両を持ち込めば約130万円の費用で架装が完了する。

展示車は他にもアルミ縞鋼板リアオーバーフェンダー、フロントフェンダーガード、バンパーガード、サイドステップ、リアステップを装備しているが、これらはすべてオプション設定となる予定だ。

キャビン上部をカスタマイズできる便利なキャリアやフォグランプなども用意し、ワイルドな軽キャンとしてのアピール力を強められる共立工業のグラスホッパーシリーズは、その自由な活用法とカスタムプランの発展性から、今後の軽トラック業界に旋風を巻き起こす1台になることだろう。

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