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2023年王者「GRスープラ」は新コンビで参戦!「GT-R」も交えてスーパーGT「GT300」クラスの王者争いが面白い【参戦26台を一挙紹介Vol.4】

56号車 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R

2023年から体制を継続するチームも多数

2024年4月13日(土)〜14日(日)に岡山県・岡山国際サーキットにて、国内最高峰のGTカーレース「SUPER GT」の2024年シーズンが開幕します。トヨタ・ニッサン・ホンダの3メーカーが参戦するGT500クラスに対して、輸入車ブランドも入り混じった異種格闘技戦のような様相となっているのがGT300クラスです。そんなGT300クラスに参戦するマシンを紹介。第4弾は、50号車から60号車までをお届けします!

2連覇を目指す王者は新コンビで挑む

50号車「ANEST IWATA Racing RC F GT3」は、イゴール・オオムラ・フラガ選手と古谷悠河選手のタッグを継続。フラガ選手はドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」の世界王者経験者。2023年から日本にてスーパーフォーミュラ・ライツとSUPER GTに参戦している。2023年シーズンは7位が最高位。さらなる上位を目指してくることは間違いない。

ディフェンディングチャンピオンである、52号車「Green Brave GR Supra GT」は吉田広樹選手は継続、2023年シーズンの相棒だった川合孝汰選手から野中誠太選手に変更となった。野中選手はGTワールドチャレンジアジアに参戦し、ランキング2位に輝いている。吉田選手とのタッグで王者防衛に挑む。

56号車「リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R」は、名取鉄平選手がGT500クラスへステップアップ。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手の新しいパートナーには、同じKONDO RACINGでGT500クラスに参戦していた佐々木大樹選手が選ばれた。オリベイラ選手と佐々木選手は、2017年にGT500クラスでタッグを組んだことがあるだけに、コンビネーションはバッチリだろう。

60号車「Syntium LMcorsa GR Supra GT」は、吉本大樹選手、河野駿佑選手のコンビを継続。ベテランの吉本選手と経験を積んだ河野選手が、熟成進むGRスープラで年間王者を目指す。

新しいマシンやドライバーを投入するチームもあれば、昨シーズンの体制を引き継ぐチームもある。新体制を敷くチームに対してどれだけ序盤で引き離すことができるかがカギとなるだろう。開幕戦の岡山ラウンドは、見逃せない1戦だ。ぜひ、現地で日本が世界に誇るGTレースの最高峰を体感してほしい。

GT300マシンのかっこいいエンジンサウンドを動画で!

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