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ランボルギーニは世界中で賞を総ナメ! ローンチ前の「テメラリオ」も「もっとも乗ってみたいクルマ」賞を…もはやハイブリッドであることが認知済!

2023年3月以降に発売された新型ハイブリッドモデルであるレヴエルト(左)、テメラリオ(中央)、ウルスSE(右)が数々の権威ある国際的な賞を受賞

ランボルギーニ=ハイブリッドという認識がすでに広く知れ渡っている

ランボルギーニにとって、2024年は1万687台の車両をデリバリーするという前例のない成功を収めただけでなく、2023年3月以降に発売された新型ハイブリッドモデルである「レヴエルト」「ウルスSE」「テメラリオ」が数々の権威ある国際的な賞を受賞したという点でも、特別な年となりました。アメリカ、ヨーロッパ、アジアの3つのグローバル市場において、ランボルギーニのすべてのクルマが、その性能、デザイン、ドライビング体験で賞を獲得し、最も影響力のある国際的なメディアや組織が発表したランキングで栄誉ある地位を獲得。2024年にこれらのハイブリッドモデルが獲得した数々の賞を紹介します。

レヴエルトは6つの「カー オブ ザ イヤー」を獲得

ランボルギーニ「レヴエルト」は、ブランド初のハイパフォーマンス電動車両シリーズで、V12エンジンを搭載したモデルである。このモデルは、6つのメディアや国際機関から「カー オブ ザ イヤー」に選ばれ、技術面とデザイン面で2つの賞を受賞した。

米国では、『ロード&トラック』誌が、その技術的特徴、卓越した性能、比類のないドライビング体験を評価し、レヴエルトを「2025年パフォーマンスカー オブ ザ イヤー」に選出した。さらに、『ロブ レポート』誌では「ベスト スーパーカー」、『エスクァイア』誌では「スポーツカー オブ ザ イヤー」、『Motor1.com』では「クール カー カップ」に選ばれた。象徴的なデザインで際立つレヴエルトは、シカゴ建築デザイン美術館が授与する「2024年グッドデザイン賞」の輸送部門でも受賞した。

アジアでは、レヴエルトは3つの重要な賞を受賞した。インドでは、『モータリング ワールド アワード2025』で「スーパーカー オブ ザ イヤー」に選出された。シンガポールでは、『OneShift.com』により「スーパーラグジュアリー ハイブリッド カー 2024」に選出された。また、『ザ エッジ』が発表した権威あるリスト「ザ イヤー イン カー 2024」にも登場した。

ウルスも数多くの賞を受賞

ランボルギーニ「ウルス」は、スーパーSUVカテゴリーの試金石であり続けている。2024年、ハイブリッドバージョンである「ウルスSE」がダイナミックに発表され、ドイツの『アウト モトール ウント シュポルト』誌から高級SUVカテゴリーにおける「ベストカー2024」の称号を獲得した。

また、ドイツの『スポーツ オート』誌が主催するスポーツ オート アワード2024イベントでは、優れたクルマに贈られるカテゴリーで1位を獲得した。スイスの『オート イラストリアルテ』誌からは、「2024年の最も人気の高い自動車ブランドとモデル」部門の受賞車に選ばれた。

そして、ウルスSEの全面的に新しくなったインテリアと計器盤は、パリで開催された『オートモービル アワード 2024』で「ダッシュボード オブ ザ イヤー」を受賞した。

テメラリオに各メディアからの期待が集まる

2024年にペブルビーチのザ・クエイル モータースポーツ ギャザリングでワールドプレミアとして発表されたランボルギーニ「テメラリオ」は、ブランドの予測通りに期待の高さをうかがわせた。まだ正式に市場に投入されていないにもかかわらず、『トップギア アワード』では「2025年に乗ってみたいクルマ」賞を、またアメリカの『カーバズ』誌では「2025年に最も乗ってみたいクルマ」リストに選ばれた。さらに、『マキーナ マガジン』が主催するアラブ カー オブ ザ イヤー2024アワードでは、テメラリオがカタールで「ベスト・ハイブリッド・スポーツカー」に選ばれた。

これらの成功により、ランボルギーニの新しいラインアップは、妥協のない卓越性、革新性、パフォーマンスの代名詞であり、非常に魅力的であることが改めて証明された。

AMWノミカタ

これだけ多くの賞を2024年ハイブリッド車が受賞したということは、ランボルギーニ=ハイブリッドという認識がすでに広く知れ渡り、自然なものとして受け入れられている証拠なのではないだろうか。またはパワートレインの如何を問わず受け継がれ進化してきたランボルギーニらしいデザインやパフォーマンスが認められたと言えるだろう。

テメラリオの例を見て分かるとおり、正式な導入前に賞を受賞するということは、市場のこのモデルに対する関心がいかに高いかを示している。15年前のランボルギーニの全世界の販売台数は1300台程度であった。

もちろんラインアップの少なさも起因するが、2024年は1万687台と8倍以上の成長を遂げている。先の発表でウルスは2025年末、レヴエルトは2026年末までの受注残を保有し、セールス状況は申し分なく順調で、この勢いは止まる様子を見せない。

HPEV(High Performance Electrified Vehicle)モデルであるテメラリオは2026年からデリバリーが開始されるが、実車が出ればさらに多くの賞を獲得することは必至だろう。ランボルギーニの電動化戦略である「コル・タウリ」が確実に前進している。

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