謎フェイスのホンダ車を発見
2025年3月23日に茨城県の稲フォルニアで開催された、WORKホイールを装着したクルマが集合するイベント「Hotsprings(ホットスプリングス)」には、自慢ホイールを履いたあらゆるジャンルのカスタムカーが集結しました。なかでも気になったのが正体不明のフロントフェイスが特徴的な1台。ホンダ「オデッセイ」でした。オーナーに根掘り葉掘り聞いてみました。
キャンバー角を大きくつけた足まわりが目を惹く
さまざまなジャンルのカスタムが集まるHotspringsの会場内で圧倒的に多いのがやはりスラムド、つまり車高を下げる系のカスタム。そんなスラムドカスタムのなかで目に留まったのが、カッパーメタリックのホンダ「オデッセイ」だ。大きくキャンバー角が付けられた足まわりも目立つが、じつはフロントまわりのボディワークがかなり凝っている。そしてスモークフィルムの貼られた窓から車中を覗くと、何やら内装もかなり手が入っていそうな雰囲気だ。オーナーの飯村さんに話を伺ってみた。
「このクルマは2011年式のオデッセイで、かれこれ10年くらい所有してます。この前にはトヨタ エスティマに乗っていたんですが事故で廃車になってしまい、このクルマに乗り換えました。当初からカスタムのベース車として入手しました」
ヘッドライトにはレクサス「LS」用ヘッドライトをインストール
前後のバンパーはノブレッセ製をチョイスし、フロントはリップスポイラーを追加した。レクサス「LS」用のヘッドライトをドッキングして、社外品のグリルをさらに加工して装着するなど大幅なカスタムが施されている。リアもリップスポイラーを追加した上で、サイドスカート部分を延長している。
サイドは純正にリップを追加している。ルーフにはV-VISIONのウイングを装着。全体的にあまり派手ではないが、統一感のあるスタイルとなっている。ちなみにフェンダーは純正のアーチ形状を大幅に変更して大きくフレアしているが、これは最終的にホイール&タイヤに合わせて形状を決定している。リアドアの後端も含めてかなり大幅な形状変更をしているにもかかわらず、給油口の処理も含めて完成度の高い仕上がりだ。
インテリアはリニューアルを敢行中
足まわりはロードストーム製のシリンダータイプのエアサスを使っている。これに調整式の各アームを駆使して、このスタンスを実現。ちなみに前後のキャンバー角はきっちりと揃っているが、これはボディのピラーの角度に合わせているそうだ。T-DEMANDのブレーキキットを装着。ホイールはWORK EMOTION CR3P(F:19×10.5J-30/R:19×12.5J-30)をチョイス。これに255/35R19サイズのタイヤを組み合わせている。
「リアにはオーディオを組んでいます。じつは最近カスタム内装を譲ってもらったので、これをベースに自分流にカスタムを進行中です。センターコンソールを自作中で、近々完成予定です。
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