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マセラティの人気SUV「グレカーレ コロラータ」は9色のイタリアンカラー選びを楽しめる売れ線プランに注目

マセラティ グレカーレ コロラータ:マセラティDNAと言えるトリプルサイドエアベントのフェンダーラインが美しいラインを描く

ボディカラーで自分らしいこだわりをアピール

マセラティは、ミドルサイズSUV「グレカーレ」に、より自由な色の選択肢を提供する新シリーズ「グレカーレ コロラータ(Grecale Colorata)」を導入し、全国の正規ディーラーで注文受付を開始しました。「コロラータ」とはイタリア語で「カラフル」を意味し、その名のとおり、色を通じて個性を表現することに焦点を当てたシリーズです。

従来のパッケージプログラムから標準ラインアップ色に変更

最大の特徴は、従来パーソナライゼーションプログラム「フォーリセリエ」でのみ選択可能だった特別色の一部を、標準ラインアップ内での選択を可能としたことだ。これによりユーザーは特別注文することなく、より多くの色を、より身近に楽しむことができるようになり、好みや価値観を反映した一台を手に入れることができるようになった。

対象となるグレードは、グレカーレの「エントリーグレード」、スタンダードモデルの「モデナ」、ハイパフォーマンスモデルである「トロフェオ」の全モデル。グレードを問わず選択できるカラーラインアップが用意されている点が特徴で、車両本体価格は1082万円からとなり、全国の正規ディーラーで注文受付を開始された。

マセラティ流の美ボディを極める深い造詣の全9色

マセラティのボディカラーは、単なる外装色ではなく「光と陰影を操るデザインの一部」と捉えている。グレカーレの流麗なサイドライン、面の繊細な造形を最大限に引き立てるため、色味、粒度、光沢のバランスを高い職人技で仕上げている点が大きな特徴だ。とくにマットペイントでは、光の角度や環境により表情が変化し、質感の高さを伝える。

選択可能なエクステリアカラーは、メタリックペイントではヴェルデ ロイヤル/ナイト インタラクション/ビアンコ アストロ/デビル オレンジ/グリージョ ラヴァ/ネロ テンペスタ/ブルー インテンソの7色に、マットペイントのグリージョ ラヴァ マットとラメ フォルゴレ マットの2色を加え、計9色のラインアップ。

いずれもドライバーの世界観を色彩で映し出すような個性を持ち、グレカーレの造形美を際立たせることを目的としている。

今回のコロラータは、イタリアンデザインの美的感覚と塗装技術が融合したカラーコレクションとして位置付けられ、ユーザーのライフスタイルや感性を映すキャンバスとして、より自由な選択肢を提供するシリーズとなる。

AMWノミカタ】

今回の「グレカーレ コロラータ」で採用されたカラーはこれまでも注文はできたが、標準化されたことで、費用的な問題より納期が短縮されることにメリットがある。

またパーソナライゼーションプログラム「フォーセリエ」の「Corse」と「Futura」というシリーズには中間層にパールや特殊顔料を含んだ層を追加することで、光の入り方・反射・拡散の角度によって見え方が変化し、独自の表情を持つ特別な3層ペイントが用意されている。オプション価格としては215万円から269万円のプラスとなるが、さらに個性的なマセラティを作り上げたいという顧客の要望を叶えることができる。

プレミアムブランドであるポルシェ・マカンは標準15色にExclusive Manufakturでさらに58色の計73色、BMW X5では標準色9色にBMW Individual50色の計59色の中から選択できる。ラグジュアリーブランドを謳うマセラティとして、28色というカラーバリエーションの数はやや物足りなさを感じないこともないが、この「グレカーレ コロラータ」の華やかなカラーが、街の風景を変えるインフルエンサーになるのは間違いない。

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