40代女性が教習所以来のMT車を運転できた理由はホンダ「シビック タイプR」の「2つの機能」!?
40代でホンダ「シビック タイプR」を購入し、教習所以来のmアニュアル車オーナーになったのが「@40代からMT女子」さんです。ブレーキホールドとレブマッチという2つの機能が久々のマニュアル車への不安を解消し、復帰を後押ししました。購入後はYouTubeチャンネルも開設し、オトナ路線のカスタムにも積極的に取り組んでいます。40代から新しいことを始める「背中を押す存在」を目指す彼女の、等身大のカーライフをお届けします。
ブレーキホールドとレブマッチが「久々MT」の不安を解消した
2025年式ホンダ「シビック タイプR」を購入し、教習所以来となるマニュアル車(以下、MT車)オーナーになったのが「@40代からMT女子」さんだ。タイプR購入後は同名でYouTubeチャンネルも開設し、タイプRのある生活を積極的に発信している。
購入を決める前には、86やロードスターをはじめとする複数のMT車を試乗して回ったという。スポーツカー好きとして選択肢を幅広く検討した結果、最終的にタイプRへ絞り込んだ決め手は「ブレーキホールド」と「レブマッチ」という2つの機能だった。
「免許を取って以来の、久々のMTですね。86に乗ったりロードスターに乗ったり、いろいろ試乗しに行ったんですよ。その中で、ブレーキホールドとレブマッチがついていたタイプRにしたんです。実際、それが付いていなかったら、MTは断念していたかもしれないですね。やっぱり久しぶりだからエンストが怖くて、やたらクラッチを踏んじゃったりもあったんですけど、だいぶ慣れたかなとは思います」
ブレーキホールド機能とは、停車時にブレーキペダルから足を離しても制動力を保持してくれる機能だ。MT車で坂道発進などを行う際の「後退してしまうかもしれない」という不安を大きく軽減してくれる。一方のレブマッチ機能は、シフトダウン時にエンジンの回転数を自動的に合わせてくれる機能だ。ギクシャクしやすいシフト操作をスムーズにしてくれる。久々のMT車に再挑戦するうえで、このふたつは心強い運転の「お守り」になったはずだ。
MTへの再挑戦と並行して、YouTubeチャンネルの開設にも踏み切った。以前から「何かやりたい」という気持ちはあったものの、テーマが見つからずにいたという。そこにタイプR購入というリアルな体験が重なり、発信を始める後押しになった。
「YouTubeは、前々から何かやろうかなと思っていたけど、何をしたらいいか分からなくて。でも今回久々のMT車ということで、クルマも結構人気あるし、やってみようかなっていう。女の人でMT車はまだレアな方じゃないですか。若い子の方がいいんだろうなと思いながら、40代から新しいことを始めるっていう他の女性の元気付けになれば、みたいな感じで始めました」
重めのステアリングが生み出す「しっかり感」がクセになる
シビック タイプR特有のサポート機能を活かしながら、久々のMTドライビングを満喫している「@40代からMT女子」さん。MT車操作以外でのタイプRの印象も語ってくれた。
「私はハンドルがしっかりしているのが好きなんですけど、重さがあって結構しっかりしているのでいい感じですね。あとは、意外とワイドだけど、運転していてそれを感じさせない感じがありますね」
タイプRのステアリングはスポーツカーらしく、路面の情報をしっかりドライバーに伝えるチューニングが施されている。日常的に乗るクルマとしては「重い」と感じるドライバーもいるが、彼女にとってはそのフィール自体が魅力に映っているようだ。また、タイプRは全幅が1890mmと比較的ワイドなボディを持つ。しかし実際に運転すると車幅を意識させない、操縦性の高さも評価のポイントになっている。
シビック タイプRの純正形状を崩さないオトナ路線のカスタムが完成
タイプRを手に入れたことで、以前からやりたかったカスタムにも本格的に取り組み始めた「@40代からMT女子」さん。前オーナー車だったBMW M4ではカスタムすることへのコスト面がネックとなり踏み出せなかったが、タイプRへの乗り換えがその背中を押した。
カスタムの方向性として選んだのは「オトナ」路線だ。タイプRのデザインは歴代モデルに比べると落ち着いたまとまりがある。過度にスポーティーな演出よりも、上質な雰囲気をまとわせる方がクルマの個性に合っていると判断したのだろう。赤いボディにブロンズのホイールという組み合わせは、スポーツとエレガンスを両立させる定番の配色でもある。
「このクルマの前はBMWのM4だったんですけど、いじろうとすると結構高いというのもあって躊躇していたんですが、いじり始めました。タイプRは結構大人っぽいデザインなんで、あんまりスポーティーにはしないで、ラグジュアリー感を保ちつつって感じでやっています。スプーンさんのダウンサスを入れて、ホイールはTE37です。赤のボディにブロンズの組み合わせというのをやりたかったんですよ。エアロはノブレッセのリップと、フェンダーガーニッシュは先日、織戸さんのところ(レーシングドライバーの織戸学氏が運営するショップ「130R」)で付けてきました。6か月間無駄に寝かせていたホンダアクセス製のカーボンウィングにも換えました。これで、カスタムはひと通りいいかなとは思っていますね」
MT車復帰、YouTubeチャンネルの開設、そしてカスタム。40代から始めたさまざまな挑戦の原動力となるシビック タイプRを手に入れた彼女の人生は、まるでVTECに入ったかのように、一段と加速していきそうだ。
