40周年の節目に放つ! 往年の名機をオマージュした最新モデル
ブランド誕生40周年を迎えたカロッツェリアが、この夏に送り出すのは、往年の「光るボックススピーカー」を現代に蘇らせたカロッツェリア「TS-X40」です。夜間にブルーに輝くロゴイルミネーションと、3ウェイ構成による本格サウンドを融合。1980年代の憧れを現代の愛車で楽しめる、レトロで新しい注目モデルの詳細と最新の製品ラインアップをご紹介します。
レトロブームに呼応する現代版の光るボックススピーカー
今年40周年という記念すべきアニバーサリーイヤーを迎えたカロッツェリアが、今夏に発売するのはノスタルジックなボックススピーカーだ。あのころの憧れが、現代の音質で蘇ることになる。
近年、ヤングタイマーと呼ばれる1980年代から90年代の往年の国産車が高く評価されるなど、自動車業界ではレトロなブームが静かに広がっている。TS-X40と呼ばれるこのアイテムは、1980年代に同社が発売した光るボックススピーカーに着想を得ながら、現代のクルマにも調和するデザインと高音質設計を両立したモデルである。
2026年の大阪オートメッセ出展時、パイオニアのブースには歴代のボックススピーカーが展示されていた。かつて憧れのアイテムとしてリアトレイを彩った名作たちを前に、思わず足を止めて見入った人も多かったのではないだろうか。懐かしさを感じたベテラン世代はもちろん、その独特の存在感に新鮮さを覚えた若い来場者も少なくなかったはずだ。
カロッツェリア TS-X40は、そういった名機たちの世界観を受け継ぎながら、現代のクルマにも自然にマッチする洗練されたデザインと、最新の音響技術による高音質を融合させたモデルである。
最大の特徴は、夜間に「カロッツェリア」のロゴがブルーに発光するイルミネーションを採用したことだ。リアトレイに設置されたその姿は、車内はもちろん車外から見ても強い存在感を放ち、往年のカスタムカー文化を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮なインパクトを与えてくれる。
また、マットシルバーの質感をベースにブラックのグロスパネルをアクセントとして配置。さらに前面6カ所にヘキサゴンビスをあえて見せる形で埋め込むことで、当時感を演出した無骨なカッコよさと、現代的な質感を融合させた絶妙のスタイリングを実現している。
3ウェイ構成による本格サウンドと実用的な取り付け構造
音質面では、リアスピーカーならではの広がり感にくわえ、3ウェイ構成と専用エンクロージャーを採用した。そこに13cmのウーファー、5.7cmのミッドレンジ、1.7cmのドーム型トゥイーターを配置することで、豊かな低域再生とクリアかつ迫力のある中音域サウンドを実現している。見た目のインパクトだけでなく、リスニング性能にも徹底的にこだわった実力派のスピーカーに仕上がっている。
取り付け面においても工夫が見られる。1980年当時はセダンやクーペが主流であったが、現代はバックドアおよびリアトレイを採用した5ドア車が多くを占める。そこで製品底面に3カ所の取り付けポイントを設けることで、片側寄せや前寄せの取り付けなど、柔軟かつ自由度高く位置調整ができるように設定され、幅広い車種で装着しやすい設計となっている。
なお希望小売価格はオープン価格だが、想定価格は3万3000円前後(消費税込)となっている。
TS-X40は、80年代のカーオーディオ文化へのオマージュでありながら、現代の音質と使い勝手をしっかり備えた最新モデルである。「昔憧れていたあのスピーカーを、今の愛車に載せたい」。そんな願いを叶えてくれる、40周年にふさわしい特別なアイテムだ。
最高音質を追求したサイバーナビなど充実の夏向け新製品
今年のカロッツェリアの新製品には、TS-X40のほかにも、サイバーナビ史上最高の音質を実現するというパイオニア「サイバーナビ LIMITED EDITION(リミテッドエディション)」が投入される。
内部に採用される電子部品を厳選し、サウンドエンジニアが高度なチューニングを施すことで、精緻かつ音のニュアンスが豊かに再現される音響空間を生み出すことに成功している。
これらにくわえて、デジタルミラー、ディスプレイオーディオ、ドライブレコーダーなどの最新アイテムも発表されており、カロッツェリアは今夏に向けて充実したカーエレクトロニクス製品群を展開する予定だ。
クルマのデジタル化が進み、オーディオシステムが車両に統合されていく現代において、あえてリアトレイに「後付けのスピーカー」を鎮座させるという行為は、最高に贅沢で趣味性の高いカスタマイズといえる。ブルーに輝くロゴをバックミラー越しに眺めながら最新のクリアなサウンドに身を委ねるドライブは、ヤングタイマーのオーナーだけでなく、すべてのクルマ好きに「カーオーディオをいじる本来の楽しさ」を再発見させてくれるはずだ。
