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彼女はトヨタ「86」で筑波サーキットを攻める! 子育てを終えた女性が楽しむ極上の休日

トヨタ 86: ボンネットの桜ステッカーとトムス製のエアロが印象的なフロントフェイス。イベント会場では「Keiko」の名前が入ったオリジナルのプレートを装着していた

足回りフルオーダー、エンジンはほぼノーマル。Keikoさんの86は筑波コース2000を1分9秒台で駆け抜ける

子育てひと段落後にサーキット走行を見据えてトヨタ「86」を購入したKeikoさん。足回りにとことんこだわりつつも、エンジン系はできるだけノーマルでタイムを出すというコンセプトでトヨタ 86を仕上げた結果、筑波サーキットのコース2000で1分9秒台というタイムをマークしている。

サーキット走行を見据えてトヨタ86のGTグレードを選んだ理由

かつて日産シルビアなどのスポーツモデルに乗っていた“Keiko”さんだが、子育て期間中はスポーツカーを一旦お休み。子どもが成長し自分の時間が持てるようになったタイミングで、2012年式トヨタ86を購入した。

スポーツモデルを選ぶにあたってはサーキット走行も見据え、カスタムを前提としたクルマ選びを行ったという。Keikoさんが選んだ2012年式は、スバルと共同開発したFA20型水平対向4気筒2.0Lエンジンを搭載した、トヨタとしては久々のFRスポーツモデルとなったトヨタ86の最初期モデルだ。トヨタ86はその後、マイナーチェンジなどを経て2021年まで販売され、同年にGR86へと移行することとなった。

「サーキットを走ろうと思っていたので、ショックも全部変えるつもりでGTグレードのノーマルを購入しました。家から近い筑波サーキット向けのセッティングにしたかったので、パワーはそんなにいらない感じで、足回りに一番こだわっています。足回りに関しては、ハイグリップタイヤを履くと一般に売っている車高調では物足りない感じだったので、フルオーダーで筑波用に調整してもらったものを付けています。車高は足を動かしてロールを感じたいので、あえて下げすぎないようにしているんです」

フルオーダーの車高調と純正ブレーキで攻める、Keikoさんの86のセッティング

現在、筑波サーキットのコース2000で1分9秒台、コース1000では41秒台をマークしているKeikoさんの86。前述の車高調はリアのストロークを延長するなどフルオーダーしたスプリット SPEC-Cだ。さらにフロント側にはクスコ製タワーバー、リアにはクスコ製調整式ピロスタビリンク(サスペンションのスタビライザーとアームを連結するパーツ)などをセットし、エンジンマウント類も強化されている。

一方、ブレーキ類はパッドを交換しているものの、ローターとキャリパーはノーマルのまま。マフラーもトムス製エアロに合わせてエンド部分のみの交換にとどめるなど、大きな変更は加えられていない。これは「足回り以外はできるだけ純正でタイムを出す」というKeikoさんのコンセプトによるものだ。加えて、できるだけトラブルの出る箇所を減らしたいという意図もあるという。なお、ホイールはツーリングや普段使いではアドバン・レーシング、サーキットではヨコハマA052と使い分けている。

年間3万kmを走り続け、86と共に生きるKeikoさんのカーライフ

自分のクルマで一番気に入っているのは、運転しているときに楽しく乗れるクルマとしてのバランスだという。走り以外のお気に入りポイントとして挙げるのが、ボディに貼った舞杏の桜イメージのステッカー。「皆に覚えてもらえるのが嬉しい」と語るKeikoさんにとって、このステッカーも大切なアイデンティティとなっている。

10月から3月までのシーズン中は月2回ペースでサーキットに通い、それ以外の週末はツーリングでほぼ走りっぱなし。その結果、年間走行距離は3万kmに達するというが、今後もそのペースはしばらく変わることはなさそうだ。

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