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7インチ上げて最低地上高は約40cm! トヨタ「ランクル250」に22インチを履く本気仕様

トヨタ ランドクルーザー250:ルーフエンドウイングとローマウントのルーフラックがリアビューを引き締める

スチール製ガードと強化FRPバンパーを使い分け、37インチタイヤを無理なく履きこなすクールの新境地

スクエアで、無骨。だが、それだけでは終わらない。カスタムブランドのクール(KUHL)が仕掛ける新機軸「ブロッカー」は、直線基調のフォルムに立体感とスポーティさを混ぜ込み、独自の世界観をつくり上げた。その最新作、トヨタ「ランドクルーザー250」のデモカーには、無骨さと遊び心が同居している。

クールの新ブランド「ブロッカー」シリーズにトヨタ「ランドクルーザー250」が登場! 

ブロッカーは、2024年にジムニーで産声を上げたクールの新機軸だ。ブランド名が示すとおり、直線基調のスクエアフォルムを核としたデザインが特徴になる。

その最新作として投入されたのが、トヨタ「ランドクルーザー250」用モデルである。ランクル250はもともとタフなキャラクターをもつ。その持ち味をさらに引き立てるべく、徹底的に“角”にこだわった造形は相性抜群だ。違和感なく、しかし確実に存在感を引き上げてくる。

フロントバンパーはあえて強化FRP製、軽量化とコスト抑制を両立

注目すべきはフロントまわりだ。バンパーをショート化することでアプローチアングルを確保しつつ、視覚的にもマッシブさを強調している。ヨンクカスタムでは見慣れた手法とも言える。ブロッカーはその一歩先をいく。

この手のバンパーに多いスチール製ではなく、あえて強化FRPを採用しているのだ。これにより軽量化とコスト抑制を両立させた。それでいて、37インチタイヤを無理なく飲み込む懐の深さも備えている。実用性とデザイン性、そのどちらも高い次元で成立させている点こそ、ブロッカーの真骨頂と言える。

ちなみに、クールはスチール製のバンパーガードやサイドステップも別途ラインアップしている。素材の強度を生かしたい人はスチール、造形の自由度や軽さを求める人はFRPと、狙いに応じて選べるのが強みだ。

7インチのリフトアップで最低地上高は約40cmに到達

足まわりも見どころが多い。車高調整式サスペンションとジャオス(JAOS)製スペーサーの組み合わせで、ノーマルから約7インチ(約18cm)もリフトアップした。最低地上高は8.3インチ(約21cm)から15.7インチ(約40cm)まで引き上げられている。

ホイールはヴェルズ「DDR03」で、サイズは22インチ。コンケーブが強調されたディッシュタイプは、ヨンク系では珍しい迫力あるデザインだ。タイヤはヨコハマ「ジオランダー M/T G003」の37×13.5R22を組み合わせている。

ちなみに、22インチという大径ホイールの選択は、オフロード志向のカスタムでは異色と言える。走破性だけでなく、見た目のインパクトを重視するクールらしい判断だ。

スチールのアイアンビルドも登場、東京オートサロン2026で初公開

ブロッカーには、スチール製ガードで固めた「アイアンビルド」というスタイルも用意される。前後のバンパープロテクターやパイプフェンダー、サイドステップ、ルーフラックなどを組み合わせ、一見すると定番のクロカン4WDに見える。そこへクール独自の立体感とスポーティさを重ねているのが特徴だ。

このアイアンビルド仕様は、2026年1月開催の東京オートサロンで初公開された。ルーフには40インチのLEDライトバーを備えたラックを載せ、ウイングを2種類装着するなど、見せ場を随所に盛り込んでいる。

コンプリートカーは、新車・中古車をベースに679万円(税込)から用意される。オフロード仕様に振りたい人にとって、選択肢の幅が一気に広がったと言える。ブロッカーという新たな武器を手にしたクールの挑戦は、まだ始まったばかりだ。

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