OAMでアルツモトーレンバウが4台の最新BMWカスタムを一挙展示
2025年2月7日~9日までの3日間、西日本最大級のカスタムカーイベント「大阪オートメッセ2025(OAM)」が開催されました。会場には630台を数えるカスタム車両が集結し、3日間で19万5730人が来場しました。そんな会場から、今回はBMWを専門にカスタムするアルツモトーレンバウのブースから最新のカスタムBMWを紹介します。
4台4様の最新Mが異なるカスタムスタイルを提案
大阪オートメッセ2025の会場内でアルツモトーレンバウ(ALLZU Motorenbau)のブースを訪れてみた。2023年は初代「M3」やE36 M3などクラシックなMモデルを展示していたのが記憶に新しいが、2025年は一転して最新のカスタムMモデルを4台展示している。さっそく、数多くのカスタムカーのプロデュースを手がけているセールスマネージャーの宮本さんにお話を伺ってみた。
「今年のアルツモトーレンバウのブースでは、現行のMモデルを4台4様にカスタムした車両を展示しています。当社は自社ブランドとして“end.cc”というエアロをラインナップしていますが、だからと言って他のエアロを使わないということはありません。当社は一般的にライバルと思われているブランドのパーツもそのクルマにマッチしていれば積極的に使いますし、異なるブランドのエアロを組み合わせて使うこともあります。幅広いブランドのパーツに精通している当社だからこその4台のカスタム車両となっています」
ゴールドの差し色が印象的なM2クーぺ
まずはブースの左端から見ていこう。最初に紹介するのは同社のデモカーであるG87型の「M2クーぺ」だ。end.ccのエアロにNext Innovationのアンダーリップを追加。グリルまわりはAUTO TECKNICのカーボン製をチョイスしている。
ボディはフルラッピングで純正色にありそうな落ち着いたブルーグレーのマットカラーとし、ホイール近似色のゴールドでボディにアクセントラインを追加。さらにフロントのBMWエンブレムやグリル内のM2ロゴもボディカラーとゴールドでコーディネートされている。
足まわりはKWのV3に、ホイールはBBS FI-R EVO シトリンゴールドで、フロント19×9.5J+15、リア20×10.5J+15という純正と同じ前後異径のセットアップで、それぞれ275/35R19、285/30R20サイズのTOYO PROXES Sport2タイヤを組み合わせている。
異なるエアロをミックスしてM3セダンをオリジナルのスタイルに
続けてその隣のG80型「M3セダン ファイナルエディション」。こちらは韓国のadro(エイドロ)というエアロと、ALPHA-Nのフロントフェンダーやエアロボンネットなどをミックスしたオリジナルスタイル。ボディは純正ブラックをプロテクションフィルムでフローズン化(マットカラー化)している。この車両もゴールドのアクセントラインを各所に入れつつ、エンブレムなどもカラーコーディネートしている。
足まわりはアラゴスタをチョイスし、M2と同じシトリンゴールドのBBS FI-R EVOをチョイス。こちらはエンジンもCSFインタークーラー&ヒートエクスチェンジャーやFTP MOTORSPORTのチャージパイプなどでカスタムされており、マフラーもアクラポビッチをチョイスしている。
既成概念にとらわれない魅力的なスタイルを創り出す
その右隣にあるのは、G81型「M3ツーリング」のLCIモデルだ。end.ccのフルエアロをまとったボディは、プロテクションフィルムでフローズン化。さらにルーフにはカーボン調のプロテクションフィルムを施工している。足まわりはHKSTUDIEのサスペンションやAS FORGEDホイールなどを装着。end.ccブランドのデモカーとして活躍している。
そして最後は4台中唯一マットカラー化していないG82型「M4クーペ」。全身にend.ccのエアロをまとったボディは、MSSのサスペンションでロワード。ホイールはBBS UNLIMITED CI-Rをチョイスしている。
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アルツモトーレンバウのブースに展示されている4台を見比べてみると、4台4様のカスタムを施し、それぞれの個性的なカスタムになっていることがよく分かる。気になるスタイルを見つけたならば、アルツモトーレンバウの門を叩いて見てはいかがだろうか。
