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部品取り車だった「ハコスカ」を1年かけて仕上げた苦心作!「長谷見昌弘仕様」カラーリングで仕上げて全国のサーキットを走ってます

日産スカイライン2000GT:ドア、ボンネット、フロントフェンダーはファイバー製

オークションでパーツを集めて完成させた

ホワイト×グリーンのカラーリングをまとった日産「スカイライン 2000GT」は、元レーシングドライバーの長谷見昌弘選手がステアリングを握ったマシンを再現した1台です。過去には故・高橋国光氏もドライブした同車を紹介します。

1年がかりで完成させた長谷見仕様

「20年ぐらい前に先輩のところからハコスカを1台買ってきたんですよ。部品取り車としてパーツが全部なくなってしまったドンガラで、かわいそうだな……と思って購入してしまいました」

ドンガラになっていたハコスカは1971年式スカイライン2000GTで、そのボディにはリアの足まわりだけ残っていたのだという。ドンガラを入手した当初から大手インターネット・オークションなどを有意義に活用し、パーツ集めを開始したオーナーの徳永潤治さんは、このように話してくれた。

「ヤフオクで、ひたすらポチポチしました。さまざまなパーツを集め、メーターはDIYで製作。中華ウェーバーと呼んでいる中国製のキャブレターをセットしているエンジンはL28改の3.1リッター仕様で、サスペンションは純正改造の車高調です。フロントのブレーキはR32型スカイライン・タイプM用を使っています。ドア、ボンネット、フロントフェンダーはファイバー製。いろいろやりましたが、丸1年で完成しました」

晴れて完成したハコスカは、1971年5月に富士スピードウェイで開催された日本グランプリ ツーリングカーレースで高橋国光選手がドライブするゼッケン6番と熾烈なトップ争いを繰り広げ、そのまま並ぶようにフィニッシュして2位でゴールした長谷見昌弘選手のゼッケン8番を再現している。

サーキット専用車として各地を走行

その見た目からも分かるようにサーキット専用車として各地で走っており、2024年3月に筑波サーキットを走り、箱車の祭典2024が開催される2週間前にも大分県にあるオートポリス・インターナショナルレーシングコースを走行してきたそうだ。

「今回も参加しているハコスカ専門店VICTORY50代表、内田幸輝さんが製作したスカイラインGT-Rの50勝記念車レプリカと被るので長谷見昌弘さん仕様にしましたが、2009年に高橋国光さんにサインを書いてもらいました。その翌年には国さんに乗ってもらったこともあります」

徳永さんによると、高橋国光さんの生年月日が1940年1月29日で血液型がB型、土屋圭市さんの生年月日が1956年1月30日で血液型がB型、徳永潤治さんの生年月日が1972年1月31日で血液型がB型なので、生年月日がそれぞれ1日違いで血液型が同じ3人(自分を含む)は“ただならぬ関係”なのだという。

「以前、国さんにはサインを書いてもらったので、きょう、土屋さんにサインしてもらおうと思っています」

ハコスカのレプリカモデルといえば内田モーターワークスが製作した50勝記念車が圧倒的に有名だが、徳永さんがドンガラ状態からコツコツ仕上げていった愛車も箱車の祭典2024を通じて全国区になったと思うので、今後、土屋さんが往年のハコスカ同門対決を再現する日が来るのかもしれない。

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