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RZ34でリターン・フェアレディZ!足もとチラリズムにこだわったカスタマイズ

ゴトウさんと日産 フェアレディZ

Z乗りとしてカムバックして出会いが増えた

2025年5月5日に富士スピードウェイで開催された「DUNLOPオールフェアレディZミーティング2025」。過去最多となる1700台を超える日産「フェアレディZ」が集結し、会場には個性豊かなフェアレディZたちが並びました。数多くの参加者から今回はRZ34に乗るゴトウさんにお話を伺いました。

カスタマイズ前提で購入したRZ34

2006年初開催となるこのイベントで、2025年は大きな変化が感じられた。それは現行モデルであるRZ34が増えていることだ。その数は全参加車両の約4割ということで、RZ34のデリバリーが進んでいることがわかる。

しかし、参加しているRZ34の多くはノーマル状態。そんななかでゴトウさんのRZ34は程よく車高が落とされ、ブレーキ系やシートも変更されていて、いかにも走っていそうと感じるツボを押さえたカスタマイズがされていた。

そこで筆者がいくつか質問をしてみた。

―サーキットなど走られているんですか?

「そう思うでしょ? でもまだ走ってないんです。令和5年式で走行距離は1万3000kmくらいですが、今後走れたらいいなぁと思ってます」

RZ34のメインの使い方は、ツーリングや今回のようなミーティングが多いそうだ。

じつは以前もZ34を所有していたというゴトウさん。昔からフェアレディZは好きなクルマだったそうだ。
「SUPER GTにZ33のマシンが参戦したときに『カッコイイ!』と思ってそこから憧れでしたね。それがZを所有するキッカケになって、以前もZ34を所有していましたが手放してしまいました。ところが新型のRZ34が登場すると聞いて『またZに乗りたい!』と思ってオーダーしました」

ゴトウさんがオーダーしたRZ34はベースグレード。その理由を聞いてみると……。

「カスタムを前提で購入したので」

購入して約2カ月でおおよそ現在の仕様になっていたそうだ。カスタムは三重県のGarage力にお願いしているそうで、オススメプランで進化させているとのこと。サスペンションはテインのモノレーシングに変更し、LSDはニスモのGT LSDを装着するなど走りの面も充実。

ホイールとチラリと見えるブレーキキャリパーへのこだわり

ゴトウさんのこだわりがもっとも現れているのは足もとだ。元々RAYSフリークということで、RZ34でも迷わずRAYSのホイールをチョイス。最初は以前所有していたZ34にも装着していた、大好きなボルクレーシングTE37を選ぼうかと思っていたそうだ。

「定番だったので、たまには違う選択もしてみたい」

とのことで、デザイン的に気に入った同じボルクレーシングのNE24をチョイスした。そして、ホイールから覗くブレーキキャリパーは、憧れであったENDLESS製へと変更。フロントにMONO6TA、リアにMONO4TAを装着している。

「ホイールから覗くENDLESSロゴがカッコイイんです!これが見たかったんです!」

キャリパーのロゴを見せる……そのような観点で言えば、細身のスポークデザインのNE24はナイスなチョイスと言えるだろう。

またエキゾーストサウンドにもこだわっているそうで、装着しているGarage力オリジナルマフラーは現在で2セット目のマフラーだと言う。より迫力のあるサウンドを求めてのマフラーチェンジとのことで、今後はスポーツキャタライザーの導入を検討しているとのことだ。

再びZ乗りとしてカムバックしたゴトウさんの楽しみは、RZ34のオーナー同士での交流が深まったことだそうで、この日もさまざまなZオーナーと出会い、輪を広げることができたそうだ。サーキットデビューにも注目したい1台だ。

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